DIYで折りたたみ式スツールを作る! 【niko and ... Lab vol.4】

「niko and ... TOKYO」のバックヤードスペースにあるスタッフ専用のワークスペース「niko and ... Lab(ニコアンドラボ)」からお届けする、DIY連載。4回目となる今回は、折りたたみスツールをDIY!

DIYで折りたたみ式スツールを作る! 【niko and ... Lab vol.4】

niko and ... TOKYOでは10,000通り以上のランプとシェード、ケーブルの組み合わせが楽しめる「GENERAL DIY LIGHTING TOOLS」を展開中。こちらの売り場は、有孔ボードや塗装を加えた単菅パイプなどを組み合わせてスタッフがDIYしているんです。

4回目を迎えた「niko and ... TOKYO」との連載企画。今年niko and ...はブランド10周年を迎え、「であうにあう」をテーマに豊富なラインナップが店内を彩ります。そんなワクワクする売り場作りを支えるのが、niko and ... TOKYOのスタッフたち。そう、素敵な内装レイアウトは彼らのDIYによるものなのです。
今回の連載はniko and ... TOKYOの内装レイアウトを任されるVMD(ヴィジュアルマーチャンダイザー)の魚住さんがプロダクト製作を行います。プロダクトのテーマは、“マルチユース&コンビニエント”。インテリアの雰囲気に関わらず、様々な用途で活躍する利便性の高い折りたたみスツールをDIYします。春真っ盛りのこの季節、ゴールデンウィークや週末はDIYにトライしてみてはいかがでしょうか?
それでは製作に取り掛かりましょう!

VMDを務める魚住さん。約45日ごとに変わる特集に合わせて大きく変化するniko and ... TOKYOの内装をスタッフたちと作り上げています。また、この春大きなリニューアルを迎えたららぽーとTOKYO-BAY店や横浜ベイクォーター店でも、niko and ... TOKYOのような店舗レイアウトを提案しています。

材料と道具

①さしがね
②ドライバーヘッド:ドリルドライバー
③BLACK+DECKER マルチツールプラス
④ハンマー
⑤ドライバーヘッド:ボアビット
⑥ノミ
⑦BOSCH サンダー
⑧ドライバーヘッド:丸ノコ
⑨ボンド
⑩クランプ

材料右から順に。

■脚用板材
■座面用板材
■蝶番
■長蝶番
■受け板&マグネット

作り方

STEP.01【アウトラインを引く】

脚用板材、座面用板材それぞれにカット用のアウトラインを引いていきます。脚は上部から底部に向かって幅が出るようにカットしていきます。座面は八角形のデザインに。丸い座面も素敵ですが、八角形なら直線的なカットだけで作れるため、作業時間もグッと短縮可能です。

脚は底部の幅が広い方が地面との接地面が広くなるため座った時に安定します。また、上部の幅も広く設計すると、座面と脚がしっかりと固定されます。ただ、幅が広くなりすぎると野暮ったい印象になるのでバランスが重要です。

さしがねを使って、まっすぐなラインを引きましょう。

続いて八角形の座面を製作します。板材の辺ごとに印をつけていきます。

それぞれの印を結ぶようにアウトラインを引けば、座面も完了です。

STEP.02【板材をカットする】

先ほど作成したアウトラインに沿って、板材をカットしてきます。材料の少ないシンプルな設計だけに、パーツごとの完成度で最後の仕上がりが左右されるので、まっすぐカットするのを心がけたいところ。

BLACK+DECKER マルチツールプラスの丸ノコを使ってカットしていきます。丸ノコにはカット用のガイドが付いているため、それを目安にまっすぐカットします。

カットし終わった木材がこちら。脚用の板材を重ねてみて、幅などに差が出ている場合はサンダーを使用してサンディングしてサイズ・形状をぴったりに統一しましょう。また、断面はささくれやバリといった出っ張りが出ているため、こちらもサンディングを行います。

右が脚用板材、左が座面用板材です。

前回の連載でも活躍したBOSCHのサンダー。パワーがあるため軽く表面をなでるようにするだけで、ツルツルとした感触に。

STEP.03【脚用板材へマグネットを取り付ける】

3つの脚用板材のうち2つの板材上部へ、座面を固定するために使うマグネットを取り付けます。取り付け方はとっても簡単。ドリルで穴を開けた部分にボンドを塗ったら、マグネットをはめ込むだけです。

座面に取り付ける受板とマグネットを使用して、取り付け場所を決めます。

マグネットの位置がずれてしまうと、受板との接着が弱くなり座面が安定しないため、ずれないように取り付けたいところです。

ドリルで穴を開けますが、ここで一工夫。マスキングテープを使って、必要以上に深く穴を開けないようにドリルに目印を作ります。

マスキングテープがあることで、深く掘りすぎる心配がありません。穴が深くなってしまうと、マグネットが沈んでしまい、受板と接着しないため注意が必要です。また、極力垂直に掘るようにしましょう。斜めにドリルが入ると、板材に穴が空いてしまいます。

穴が空いた様子がこちら。この穴にボンドを塗ってマグネットをはめ込んでいきます。

ドリルとマグネットは同じ直径のものを使用しているため、ぴったりとマグネットがはまります。

マグネットをはめ込んだ様子がこちら。

STEP.04【脚用木材を長蝶番で固定する】

マグネットをはめ込んだ2つの脚用板材と、マグネットなしの脚用板材をそれぞれ長蝶番で固定します。ここで注意したいのが、板材を取り付ける順番。マグネットあり、あり、なしの順番で取り付けるようにしましょう。

ぴったりと綺麗に固定できるように、ネジ穴の位置を板材へ印をつけていきます。

続けて先ほどつけたネジ穴の印に、ドリルでネジ用のガイドを開けていきます。これを作ることで、ネジ打ちがしやすくなり、板材がずれて固定されることを防ぎます。

ネジ穴を作ったことにより、スムーズにまっすぐネジ打ちが可能です。木材自体はそこまで硬くないのでそのままネジ打ちもできますが、割れにくくなるので、完成度が高まります。

3枚目の脚用板材を取り付けている様子です。先述のように、マグネットあり、あり、なしの順番で取り付けます。3枚目の板材を取り付ける際は段差ができてしまうので、材料を切り出した際の端材などを下に敷きましょう。

これで、スツールの脚が完成です。長蝶番で取り付けられた板材がパタパタと開いたり閉じたりする様子に、ちょっとした感動を覚えます。続いて、脚を取り付ける座面の下準備を行います。

隙間なく板材を取り付けることで、3枚の板材の中心に綺麗な三角形が作られます。

STEP.05【座面用木材へ蝶番と受板を取り付ける】

先ほど作成した脚と座面を設置ために必要な蝶番と受板を座面へ取り付けます。座面の裏側へノミを使って、受板をはめ込むためのスペースを作成します。見た目には難しそうですが、道具さえあれば意外と簡単にできますよ。

座面裏側に脚上部のアウトラインを作成します。

脚にはめ込んだマグネットの位置を確認しながら、受板を取り付ける部分に印をつけます。

受板用に作成したアウトラインに沿って、まずはノミを打っていきます。この時板材がずれないように、クランプで固定しましょう。

アウトラインにノミを打った後は、板材の表面を削っていきます。こちらもマグネット同様深く掘りすぎてしまうと、マグネットとの接着が弱くなったり、ネジ止めの際に表面へネジ先が出てしまうので気をつけましょう。

受板用のスペースが完成しました。今回は受板と合板の表面の厚みが同じだったため、表面部分を削り出すことでぴったりとはまりました。

受板用のスペースを2つ開けたら、ネジ止めを行います。

同じように蝶番も取り付けます。この時座面に取り付けるのは片側のみ、もう片方は脚へ取り付けます。

すべてのパーツを取り付け終わりました。

STEP.06【座面と脚を取り付ける】

座面と脚、それぞれを取り付けます。蝶番へネジ止めすることで2つのパーツを固定します。

こちらも同じようにネジ止めを行います。

ネジ止めをして、パーツの固定が完了です。

STEP.07【座面に穴を開ける】

ボアビットを使用して、座面に穴を開けます。これは折りたたんで持ち運ぶ際に指を引っかけたり、どこかに引っ掛けて収納したりするためのもの。使い勝手が向上する最終ステップです。

こちらも開けた穴周辺へサンディングを行い、滑らかにしていきます。

以上で、折りたたみスツールは完成です!いかがでしょうか?ノミなど普段はなかなか使用する機会のない道具が登場しましたが、作業自体はとても簡単。シンプルな見た目なのでインテリアのテイストを問わずに取り入れることが可能です。もちろんサンディング後、蝶番などを取り付ける前に塗装を行ってもOKです。自分好みに仕上げてください。

座面に開けた穴が機能面だけではなく、デザインのアクセントとしても活躍。無垢でナチュラルな雰囲気が素敵です。

また、もともと座るという行為が主目的のスツールではありますが、“マルチユース&コンビニエント”というテーマの通り、座る以外にも様々な用途があるんですよ。続いて、様々な使用例をご提案。

まずはオーソドックスにテーブルとのスタイリング。無塗装かつミニマムデザインなので、取り入れやすい設計に。スツール下にラグマットを敷けば、華やかなリビングに。 テーブル¥55,000+TAX、マグカップ¥1,000+TAX、植物¥900+TAX、マット¥3,200+TAX<すべてniko and ...>

次に折りたたんだ様子がこちら。コンパクトかつ軽量なので、持ち運びや収納しやすい設計となっています。普段はしまっておき、急な来客の際にサッと取り出せるのが魅力の一つです。

晴れた日にはバルコニーへ持ち出して、読書タイムなんていうのも素敵ですね。

サイドテーブル代わりにソファ脇やベッドサイドに取り入れても、収まりのいいシンプルな佇まい。観葉植物を置いて、部屋に華やかさを見せたいですね。 マグカップ(左)¥1,000+TAX、植物¥900+TAX、マグカップ(右)¥1,800+TAX、コースター¥250+TAX<すべてniko and ...>

洋服の収納棚代わりに使用するのもオススメです。キャップをそのままポンと置いても、Tシャツなどをたたんで置いても、アパレルショップのディスプレイ風にまとまります。キャップ¥3,800+TAX<niko and ...>

ご覧いただいたようにスツール、サイドテーブル、収納棚と、一台三役とマルチに使える便利なプロダクトとなりました。気温もぐんぐん上がり、まさにDIY日和な日が続きます。大型連休中のホームパーティーやひとり時間の充実に向けて、作ってみてはいかがでしょうか?

現在、niko and ...の全店舗で「niko and ... FURNITURE & SUPPLY」をフィーチャーしたタブロイド特別号が配布中!この春、取り入れたくなる家具がズラリと並んでいます。インテリアスタイリングの好サンプルとして、全国のniko and ...でぜひ手に入れてくださいね。

最後に、全国のコッペパン好きの方へ朗報です!前回もご紹介した「niko and ... TOKYO」の2Fで期間限定で販売中の「ニコパン」が、大好評につき販売期間延長とのこと!スタッフが様々なパンを食べ比べ、フワフワとした食感と無添加ながら優しい甘みが特徴の静岡県浜松市の「相馬パン」を採用しています。価格帯も¥250〜¥300+TAXなので、複数の味を楽しみたいところ。

スタッフが様々なパンを食べ比べ、フワフワとした食感と無添加ながら優しい甘みが特徴の静岡県浜松市の「相馬パン」を採用しています。

サンドする中身には、チョコレートやジャムマーガリンといった甘味系とタマゴサラダや焼きそばといった惣菜系の全12種類を用意。

INFORMATION

niko and ... TOKYO

住所:東京都渋谷区神宮前6-12-20
営業時間:11:00〜22:00(ニコパンの販売のみ20:00まで)
電話:03-5778-3304
77 アイテム

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