DIYer(s)×haconiwa共同制作でブリキフォトフレームをDIY!
早いもので女子クリエイター集団によるWEBマガジン“haconiwa”とのコラボ企画が第4弾を迎えました。 今回は共同制作でブリキクラフトをDIYしていきます。 このコラボではDIYer(s)とhaconiwaが同じテーマのもと、違ったものを作っていきます。 今回はバリ島のお土産としても認知度の高いアルミ雑貨をインスパイアさせる、ブリキのフォトフレームをDIYしてみました。缶ビールなどに使用されるアルミ缶を使うので、空き缶のリサイクルにもなります。
公開日 2016.03.30
更新日 2022.01.07
今回も作業場になったのはこちら。
“http://箱庭の住めるアトリエ”というhaconiwaが運営するアトリエシェアハウス。箱庭の世界観をグッと凝縮したこちらのシェアハウスにはDIY Roomなるものもあり、DIYするのに最適な工具やスペースも確保されているのです。 まさにDIYには最適な場所なのです!
今回のフォトフレームはアルミ缶のシルバーの部分を表側にしたタイプと、アルミ缶のデザインを活かしたタイプの2種類をDIYしていきます。
材料と道具
・アルミ缶8つ(1つのフォトフレームで4つ使います)
・鉄製の定規
・カッティングマット
・ハサミ
・ドライバーセット
・缶切りばさみ
・ペン(缶に印を付けるため)
・フレームハンガー
・薄手の透明アクリル板(10cm四方)
・フレームの中に入れるデザインポスター
・両面テープ
・型紙(やや厚手の中性紙)
・マスキングテープ
・多用途強力接着剤
・軍手
・紙やすり
今回の製作も本サイトの料理のコーナーでもお馴染みのks kitchen/ 中竹 京子さんにフォトフレームの作成をお願いしました。
作り方
STEP1
まずはベースになるフレームの大きさの型紙と各パーツの大きさの型紙を作っていきます。
今回は12cm四方の大きさを作っていきます。
窓の大きさは6cmの正方形。一辺から窓までの長さは3cm。
また一辺を作るパーツ(×4)は7cm×12cm、そして折しろを0.5cmとりつつ、左に1cm、中央の模様を作る所を3cm、右に2cmのスペースをとっていきます。
STEP2
次にアルミ缶を切っていきます
※アルミ缶を切るときは手を切りやすいので、必ず軍手などを着用しましょう。
ニッパーで側面に穴を開けます。缶の中央部分は材料として使うので、端に穴を開けるようにしましょう。
穴が空いたら上部と、底部を切り取っていきます。
上部と底部を切り取ると丸まっていますが、長方形のアルミプレートになります。
今回はこれがベースになります。
STEP3
次に切り取った長方形のアルミプレートに型紙を張りつけて、パーツの大きさに切っていきます。
端の部分はカッターでも切るとキレイに揃います。
STEP4
最初に作った型紙の折しろ部分をアルミプレートに書いていきます。
ここでもカッティングマットにマスキングテープを貼りつけてしまうと、楽に作業が出来ます。
STEP5
アルミプレートにプラスドライバーなどで模様をつけていきます。
まずはプレートに模様の下書きをしつつ、あとはひたすらドライバーで跡をつけていきます。
アルミプレートは薄いので、力強く押し付ける必要はありません。
裏側から見て、模様が出ていればOKです。
STEP6
模様が際立つようにパーツの表面にかるく紙やすりをかけていきます。
擦りすぎないのがコツ。あくまで使い込んだような“アジ”を創り出すように。
STEP7
フレームの表面になるアクリル板を12cm四方に切っていきます。
まずはペンで切り取る大きさに印をつけます。
そこからカッターで切り込みを入れていきます。
STEP8
模様をつけたアルミプレートを折り曲げていきます。
折り曲げたら、アクリル板に当ててみます。完成をイメージしつつ、レイアウトしましょう。
STEP9
各アルミパーツを両面テープや接着剤で、アクリル板に貼り付けていきます。
貼り付ける前に、アクリル板の四辺にヤスリをかけておきます。
しっかりと固定したら、アルミプレートの余分な部分を切り取っていきます。
STEP10
写真などの台座となる型紙を作ります。その型紙をフレームの裏側に貼り付けていきます。
中央の小窓を切り取るときは、型紙をカッティングマットに貼り付けると楽です。
フレームハンガーが付く部分だけ切り取るのを忘れずに。
両面テープで型紙を貼り付けたら、写真の四辺を引っかけるポケットを四隅に貼っていきます。
中に入れたい写真やポスターなどをフレームの大きさに切り取れば完成です。
これで完成です!
右側の銀面を活かしたタイプは模様が際立ちますが、左側の缶のデザインを活かしたものはポップな雰囲気に仕上がりました。
haconiwaチームの作品と並べてみました。
今回haconiwaチームはブリキのウォールクロックとキャンドル、そしてキャンドルを使うランタンを作製しています。やはり完成度が高いですね。
DIYer(s)が作成したブリキフォトフレーム、いかがでしたか?
今回の製作時間は3~4時間ほど。サイズ感が重要ですが、最初の型紙さえ作ってしまえば、あとは切って、模様をつけて、折って、貼るという簡単な作業になります。
模様をアレンジしたり、缶のデザインでかなり個性的な作品になります。
是非挑戦してみて下さい。
WRITTEN BY
Japan
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