ランプシェードをDIY!
女優でモデルの国本綾さんが、本格的なDIY!インダストリアルな表情がクールなランプシェードの製作過程を追いました。
公開日 2015.10.15
更新日 2022.01.07
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材料と道具
・A型ホッパーとL字金具
・ペイントスプレー
・電動ドリル
・電動サンダー
(A型ホッパーは金属製漏斗で代用してもOK。)
A型ホッパー
出典元:http://www.akagi-nt.co.jp/seihin_guide/seihin_htm/A10679_A10684.htm
国本さん:「A型ホッパーは建築資材の配管(ダクト)部分で使用されるアイテムです。本当なら使用後の廃材を使いたいところですが、なかなか入手できないので……」
作り方
STEP 1.
必要な材料とツールを用意。
STEP 2.
ディスクタイプなら様々な素材に対応。
電動サンダーは素材に応じて砥石を変更できる、ディスクグラインダーがおすすめ。プロ仕様ではなく、3000円前後のクラスで十分イケます。
国本さん:「女性の方でも怖がらずに触ってみてください。 意外と扱いやすいですし、ストレス解消法になりますよ」
STEP 3.
サンダーで表面の艶を削り取る。
アンティークかつインダストリアルな雰囲気に仕上げるため、表面の塗膜をサンダーで削り出し。細かい凹凸が生まれ、ペンキやサビがノリやすくなるのです。
国本さん:「火花に怖がらないで挑戦してみてください。粉塵が出るのでマスクも着用してください」
STEP 4.
L字金具設置ポイントをマーク。
電球用プラグに引っかかるよう、L字金具を十字型に配します。あらかじめ設置ポイントを油性ペンでマークしておくと、ズレが少なくなり安定感アップ。
国本さん:「マーキングもしっかり付けましょう」
STEP 5.
マーク部分に電動ドリルで穴を。
L字金具をビス留めする穴は電動ドリルで。歪みが出ないよう、しっかり押さえて作業するのがコツ。特に最初は滑りやすいから、十分にご注意を。
国本さん:「丸い面に穴を開けるのは少し難しいですが、慎重に力まずに」
STEP 6.
しばらく雨ざらしで天日干し。
数日間屋外で放置して、リアルなサビをメイク。シチュエーションにもよるけど、そんなに時間はかからないかも。
国本さん:「今回は廃材が使用出来なかったので、あえて使用したかのような雰囲気でDIYで表現していきます」
STEP 7.
風合い出しのため塗料を重ねづけ。
経年変化による黒ずんだ色みを狙い、ペイントは乾かして塗りの繰り返し。具合を見ながら、欲しい風合いに調整ましょう。
STEP 8.
ケーブルの長さを調節。
「L字金具を付けてプラグと連結」
A型ホッパーに電球用プラグを通し、L字金具でしっかり固定。ビスをキツく締め、グラグラさせないように。
STEP 9.
電球を装着して出来上がり!
ソケット部分を握って電球オン! 熱がでるため、あらかじめ電気のスイッチを切っておいてくださいね。
使い込んだような風合いが魅力。
塗料のムラ感、サビによる凹凸など、まるで長年使われていたかのよう。スタジオの無機質なムードとマッチしています。もちろん普通のお宅にもグッド!
国本さん:「ソリッドな素材感は、多種多様なテイストに合うので、空間に重厚さも演出してくれます」
国本さんがDIYしたオリジナル照明。いかがでしたか? こんなにアジのあるランプ、有名インテリアショップでも買えませんよね。電動サンダーさえ使えれば、ヴィンテージ感あるセンス満点のアイテムが作れるとはビックリです。
国本さん:「男性はもちろん、女性だって無理なくできる作業ばかり。とっても楽しいDIYですから、初めから無理だと決めつけず、積極的にチャレンジしてもらいたいです」
◼︎PROFILE
Tsumiki design 代表 国本綾
Goofactory勤務後、塚田修大建築設計事務所勤務。
モデルの副業をしながら、家業が建設業という事もあり、2013年に独立。住宅設計、店舗設計、ディスプレイ、什器制作等のデザインから施工まで自ら現場に出向き、物作りをしております。
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!