50年前の鏡が生まれ変わる!アップサイクルでモダンなミラーにDIY!

身だしなみを整えるのに不可欠な鏡は、どんなものを使っていますか?きっと、こだわらずに何気なく使っている人も多いはず。使っているものに少し手を加えるだけで、古い鏡もオシャレな見た目に生まれ変わりますよ!

公開日 2020.03.30

更新日 2022.01.07

50年前の鏡が生まれ変わる!アップサイクルでモダンなミラーにDIY!

フレームを付けるだけ!古い鏡をオシャレにアップサイクル!

毎日使う鏡。見ない日はないほど日常に欠かせないものですが、正直顔や姿を見られればいいので、デザインにこだわっている人は少ないかもしれません。
昔から使っているから、なんとなく買い替えようと思っている鏡はありませんか?いやいや、捨ててしまうなんてもったいない!簡単なDIYを施すだけでガラッと雰囲気が一変して、素敵なインテリアアイテムに様変わりします。もう一度言いますが、簡単なDIYですので、片手間で挑戦してみてください!

作るもの

50年前の鏡をアップサイクル!モダンなミラーにアップデート
今回DIYに使うのは譲ってもらった銭湯の鏡。50年ほど前から使われていたそうで、いい塩梅の経年を感じる表情が堪りません!このまま設置して使うのもいいですが、木材のフレームを取り付けてオシャレにアップサイクルしてみようと思います!
使っていくと徐々に木材の風合いが変わっていき、経年変化している鏡と相まって抜群の雰囲気を醸し出してくれることでしょう。

材料

50年前の鏡をアップサイクル!モダンなミラーにアップデート
鏡 305×305mm 1枚
木材(ランバーコア合板) 307×307×24mm 1枚
木材(南洋材) 600×30×3mm 4枚
タイル用ボンド
ハンガープレート
強力両面テープ

STEP.01 合板と鏡を接着

50年前の鏡をアップサイクル!モダンなミラーにアップデート
ランバーコア合板が鏡の土台になるので、まずは合板の四隅に両面テープを貼り、鏡を仮止めする準備からスタート。ここではランバーコア合板を使っていますが、端材コーナーで売っている合板で問題ありません。使用する両面テープは、屋外でも使えるような強力なものを選びましょう。
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四隅を貼り終わったら、もう一度重ねて両面テープを貼り付けます。仮止めの強度を高める意味もありますが、この後ボンドで完全に固定するので、厚くボンドを塗れるようにするためです。
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両面テープを重ねて貼ったことで、このくらいの厚さになりました。厚手の両面テープを使用している場合は二重に貼らなくても大丈夫です。
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ここでボンドの出番。タイルやレンガを接着できる強力なボンドを使っています。テープの厚みを意識した量を塗ってください。
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鏡を置き、押して圧着。ボンドがはみ出てしまったら拭き取っておきましょう。

STEP.02 壁掛け用のプレートを装着

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壁に掛けられるようにプレートを装着します。ラーチ合板の中央値を出しマーキング。端から約154mmの位置に目印を付けました。高さは50mmに設定しています。
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ドリルで穴を開けます。ハンガープレートの穴よりも大きいサイズで開けるので、ドリルビットはM9を使っています。
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15mmほどの深さで開けておけば、だいたいのフックに対応できるはずです。
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付属のネジを使って、プレートを取り付けました。

STEP.03 フレームの切り出し

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フレームとして南洋材を四辺に取り付けます。写真のように取り付けるので、縦2枚と横2枚で長さが微妙に異なります。カットする際はご注意を。
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先に横のフレーム(短)から切り出します。長さを測ってもいいですが、ラーチ合板の辺と同じ長さ(307mm)なので、直接当ててマーキングしました。
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一辺の長さに、フレーム2枚分の厚さを足した長さが、縦のフレーム(長)。こちらも長さを測らず、実際に当ててマーキングしています。
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縦と横のフレームの長さを出したら切り出します。薄いので手ノコでサクッと切り落としてしまいましょう。

STEP.04 フレームの取り付け

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最後に切り出したフレームを付ければ完成です!
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横のフレームから木工ボンドで接着します。

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ボンドだけでも貼り付けることができますが、念のために釘を打って固定しようと思います。しかし、普通の釘では頭が見えてしまいデザイン性が損なわれてしまいます。そこで使うのは、隠し釘。ピンクのシリコンまで打ち込み、ボンドが乾いたら……
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横からシリコンを打つと、頭を払うことができます!
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残りの縦のフレームも、同じようにボンドで固定してから、隠し釘を打ち込んで完成です!釘が目立つことなく、フレームを取り付けることができました。

STEP.05 設置

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玄関やリビングなど、鏡がなかった場所に設置してみると、身だしなみに気を遣うようになります。

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小さい鏡でもインテリアのアクセントとして活躍。写真やアートを飾るより、実用性があるのでおすすめです!
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フレームの木材がナチュラルな雰囲気。釘が露出していないので、ミニマルな印象を受けます。
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壁に穴を開けて設置できない場合は、置いてみるのもいいですね。
今回は使っていない鏡をアップサイクルするDIYをご紹介しました。土台となる木材は、厚めのものを選ぶとボリュームが出て、見栄えが良くなるのがポイントです。化粧鏡や全身鏡などの雰囲気を変えてみるのはいかがでしょうか。重厚感が出るので、100均の鏡を買ってきてDIYしてみるのもおすすめ。しつこいようですが、とても簡単なDIYです!ビギナーの方でも手軽に完成するので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
監修:岩西剛

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