セルフリノベーションからキャンプギア作りまで行う本格派DIYer!!
セルフリノベーションをしてみたい!という思いから本格的にDIYがスタート。その試みは趣味だったキャンプにまで派生したDIYerにフィーチャーします。
公開日 2019.03.20
更新日 2022.01.07
ヴィンテージ感や古材使いにこだわったアレンジ術
今やSNSが発達したことで、各々がアカウントを持ち情報を発信できる世の中となりました。我らが
DIYer(s)もインスタグラムの公式アカウント@diyersjapanにて常日頃、DIYに関する情報を発信しています。そして、このみなさんの“リアルな暮らし”を見て終わるには勿体無い。「DIYerの数だけDIYのヒントがある」だけに、ハッシュタグ『#diyersjapan』を付けてもらった投稿の中から、気になるDIYerにフォーカスし、DIYのこだわりや作り方などを教えてもらう本企画。
今回、お話を伺ったのがitofam.chiiiさん。中古住宅を購入したことをきっかけに、「セルフリノベーションをしてみたい!」と本格的にDIYをするようになり、またキャンプでも自分が好むようなギアが売られていないことから、「だったら作ってしまえ!」と本格的にキャンプDIYも行うようになったんだそう。
DIYer(s)もインスタグラムの公式アカウント@diyersjapanにて常日頃、DIYに関する情報を発信しています。そして、このみなさんの“リアルな暮らし”を見て終わるには勿体無い。「DIYerの数だけDIYのヒントがある」だけに、ハッシュタグ『#diyersjapan』を付けてもらった投稿の中から、気になるDIYerにフォーカスし、DIYのこだわりや作り方などを教えてもらう本企画。
今回、お話を伺ったのがitofam.chiiiさん。中古住宅を購入したことをきっかけに、「セルフリノベーションをしてみたい!」と本格的にDIYをするようになり、またキャンプでも自分が好むようなギアが売られていないことから、「だったら作ってしまえ!」と本格的にキャンプDIYも行うようになったんだそう。
まずはキャンプにハマったきっかけを伺いました。
「当時、子供2人を抱える母子家庭で、毎日仕事に追われる毎日を送っていたんです。その分、休日は子供達と自然の中に遊びに行く事が多くなり、キャンプもしてみたいと思うようになりました。ただ、母子だけでキャンプをしたいけど不安だった...ところノウハウを教えてくれたのが今の主人なんです!出会いとともに、キャンプが共通の趣味になり、今では再婚し家族でキャンプを楽しんでいます」
旦那さんとの出会いでキャンプライフもスタート。
「“大自然の中に、毎回違う自分の家を建てることが出来る!”ことを楽しんでいます。普段暮らせない非日常的な場所で日々と同じ衣食住を楽しむという体験と、家を建てる(設営をする)過程が大変魅力的で楽しいと感じています」
しっかりとキャンプの魅力に浸かってしまったitofam.chiiiさん。それではここから、そんなitofam.chiiiさんのこだわりが詰まったキャンプギアDIYをご紹介していきます。
「当時、子供2人を抱える母子家庭で、毎日仕事に追われる毎日を送っていたんです。その分、休日は子供達と自然の中に遊びに行く事が多くなり、キャンプもしてみたいと思うようになりました。ただ、母子だけでキャンプをしたいけど不安だった...ところノウハウを教えてくれたのが今の主人なんです!出会いとともに、キャンプが共通の趣味になり、今では再婚し家族でキャンプを楽しんでいます」
旦那さんとの出会いでキャンプライフもスタート。
「“大自然の中に、毎回違う自分の家を建てることが出来る!”ことを楽しんでいます。普段暮らせない非日常的な場所で日々と同じ衣食住を楽しむという体験と、家を建てる(設営をする)過程が大変魅力的で楽しいと感じています」
しっかりとキャンプの魅力に浸かってしまったitofam.chiiiさん。それではここから、そんなitofam.chiiiさんのこだわりが詰まったキャンプギアDIYをご紹介していきます。
ウッドラック
キャンプサイトのイメージを統一するために、すべて木製で揃えようと作製したウッドラック。「木製キッチンはほかの方も多く作られていますが、私のものは天板にサワラのフローリング材を使用しています。一枚の板ではなく複数枚をはめて作ることで反りを出ないようにし、また天板の表情も味を出すため、ワイヤーブラシで脚、天板にヴィンテージ加工を施しました。積載量は全く考えず安定感と存在感のあるものをつくりました(笑)。ガスバーナー部分はCB缶がバーナー下部についてもよい様に穴をあける工夫をしています。また真鍮くぎを使うなど女性らしさを意識しました」。編集部でもラックは何個か作ってきましたが、このクオリティに脱帽です。
ガス管カバー
「ガス缶カバーは革製のものが多く、とても素敵なのですが、我が家のサイトは木と真鍮色でいこう!と決めていたので、サイトの統一感を出したくガス缶に直接ペイントをしてしまいました(笑)」というアイデアDIY。itofam.chiiiさんの“女性らしいガス缶が作りたい!アンティークっぽい缶が欲しい!”という思いが見事に形になっています。「ターナーのアイアンペイント(ゴールド色)で真鍮カラーを表現しましたが何だか寂しかったんです。そこで、ワインラベルを貼りアンティークさを出すために全体にワイヤーブラシを掛けてからワックス(ジャコビーン)を塗り、アンティーク風の汚れを表現しました」と色付けの方法まで詳しく教えてくれました。
調味料ボックス
今まで使っていた藤のかごが豪雨キャンプや湿気から壊れてしまい、新しいものを買うなら古材で統一感を出そうと作製した調味料ボックス。「これはフランスの郵便ボックスを参考に作製しました。大雑把なつくりですが古材を使用することによりとても味わいのあるいい調味料ボックスになりました。ちなみに主人がボックスをカット、組み立てをし、ペイント以降は私が担当した夫婦コラボ作品です(笑)。全体的に味を出すために古材にワトコオイル(ナチュラル)を塗り、ワインラベルを貼りました。ワインラベルはワイヤーブラシでこすり汚く仕上げてあります。真鍮の金具で統一してありますが、蝶番は使わず、今回はカスガイで固定しました。あと中は見えないんですが、実は庫内電灯がついているんです!見た目とは違いなかなかハイテクな調味料ボックスなんですよ」という夫婦の仲のよさが伺えるDIY作品。エピソードまで伺うとほっこりしてしまいますね。
車輪止め
写真だけを見るとこれは何だと思う人がいるんじゃないでしょうか。実はコチラ、車輪止めなんです。itofam.chiiiさんのキャンプギアの積載問題解決のために、カーゴトレーラーデビューすることになり、そのために作ったんだそう。そしてこのアイデアの源となったのがヤマト運輸。itofam.chiiiさんが荷物を出しに行った際にトラックにあった車輪止めをみて思いついたんだそうです。材料は雨ざらしの垂木をカットしたもので、ステンシルを施し、ワトコオイル(ナチュラル)を塗り、10円で購入したアンティークの取手をつけて完成。キャンプに行かないときは、自宅のドアストッパーにも有効活用しているんだそうです。
テーブルコーデ
itofam.chiiiさんのインスタグラムをディグってみたところ、キャンプサイトのテーブルコーディネートも素敵だったので、コチラもこだわりを伺ってみました。「サイト全体で言うと、住宅と同じで統一感を出す事を意識しています。それぞれの幕、場所でテーマを決めて、雑貨などを持ち込み、私たちの世界観を作り上げていますね。細かい分類で言うと木と真鍮が中心ですが、ほかにガラスとキャンドルを取り入れています。あとはなるべく色は抑え、ほのかな灯りガラスのキラキラを楽しむようにしたり、また花を飾ったりと女性らしい空間を作ろうと心がけています」。今後キャンプに行く際の参考にしたいお言葉が頂けました。
ここで今後、DIYしたいものも伺ってみました。「キャンプギアのDIYも楽しんでいますが、一通り作ってしまったので、今は自宅のセルフリノベーションに戻っています(笑)。庭が手つかずのままなので、庭の塀などを作製し、庭も映えるようにガーデンDIYをしたいですね」と言うitofam.chiiiさん。せっかくなので、ご自宅のDIYで気になったものもピックアップさせてもらいました。
古材で目隠し
「ここには壁がなく、実は裏に冷蔵庫があるんです。我が家は築41年の中古住宅で、リビングからキッチンが丸見えでした。特に冷蔵庫は生活感があふれてしまうので気になっていたんですが、ある日突然思い立ち、家中にある古材を集めて即席で冷蔵庫の側面に壁を作って隠してしまうことにしたんです。なので、冷蔵庫側面と壁に基礎となる桟を作り古材を貼り付けてあるだけの簡単DIYなんですよ」。写真のクオリティとは裏腹に思い立ったが吉日なDIY。その行動力は見習わないといけないですね。そして、itofam.chiiiさんのアイデアはこれだけで終わりません。「壁が出来たので机を置き、電気もなかったため、コンセント式のレールを天井に配置し、ペンダントライトを付け、ちょっといい雰囲気の作業場スペースになりました。古材を使っているので雑でもそれなりに見えてしまうので、私のお気に入りの素材です(笑)」としっかりとDIYを楽しまれていました。
足場板棚
コチラも古材好きのitofam.chiiiさんらしい足場板を使ったお手製の棚。アンティーク調の棚受けや鏡とも相まって大人っぽい雰囲気に仕上がっています。また壁にかけらているのは明治ランプというアンティーク品。購入時、芯やリフレクターがほこりまみれなど、使えない状況だったようですが、旦那さんが手入れを行い無事に使えるようになったんだとか。
最後にDIYの魅力について伺ったところ、「自分で作ったという満足感と愛着があるところ。どんなに下手でも、自分で作ったものは特別ですね。それと自分の作品は世界に1つしかないという、既製品にはない特別感を感じるので大切に使っていこうという気持ちになります」というコメントが。
ぜひ皆さんもitofam.chiiiさんのようにDIYのある暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと今よりグッと楽しくなるはずです。そして、そんな写真をインスタグラムにアップする際はハッシュタグ『#diyersjapan』をお忘れなく!
ぜひ皆さんもitofam.chiiiさんのようにDIYのある暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと今よりグッと楽しくなるはずです。そして、そんな写真をインスタグラムにアップする際はハッシュタグ『#diyersjapan』をお忘れなく!
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Japan
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