トイレの床をリフォーム!張り替え費用の相場や床材選びのコツなどを紹介

トイレの中でも、床は水や尿の跳ね返りで汚れやすく、腐食や劣化しやすい場所です。床材をリフォームするとトイレ全体の印象も変わります。今回はトイレ床のリフォームについて、費用の大まかな相場、床材の種類や素材選び、お掃除のコツ、デザイン性にすぐれた施工事例などを詳しくご紹介します。

公開日 2020.09.08

更新日 2020.09.08

トイレの床をリフォーム!張り替え費用の相場や床材選びのコツなどを紹介

トイレのリフォームの際は、便座を変えるか床や壁紙を張り替えるかなど、工事の規模によって価格は大きく異なります。なるべくコストを抑えるなら、部分的なリフォームを検討するとよいでしょう。
トイレは、床をリフォームするだけでも、全体の印象がかなり変わります。そこで今回はトイレ床のリフォームについて、張り替え費用や施工費用の大まかな相場、床材の種類や素材選びのコツ、デザイン性にすぐれた施工事例などを詳しくご紹介しましょう。

トイレ床の張り替えやリフォームにかかる費用の目安は?

トイレの床をリフォーム!張り替え費用の相場や床材選びのコツなどを紹介
トイレ床の張り替えは、床の材質によって価格が異なります。もちろん施工を依頼する会社によっても変わりますが、平均的なトイレの広さ0.5坪(約1.65平米)あたりの単価を比べてみました。

・タイル 4~12万円前後
・フローリング 2~6万円前後
・クッションフロア 1~4万円前後

1番コストがかかりやすい素材はタイル、ついでフローリングが高価で、クッションフロアは比較的安価な材質です。材質自体の価格差と施工のしやすさが重要なポイントとなり、リフォーム価格に大きく差が出ます。
タイルは製品自体の価格が高額になりやすいことと、タイル下地を作ってからタイルを貼るという張り替えに手間がかかるので、高額になりがちです。フローリングやクッションフロアは、タイルに比べて価格が低い傾向にあるので、比較的気軽にリフォームを行える部類といえるかもしれません。それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介するので、それらを考慮して選びましょう。

トイレのリフォーム時に検討したい床材の種類

床材は材質によってメリット・デメリットがあり、何を選ぶかによって価格やメンテナンス性はもちろん、トイレ全体の雰囲気も変わります。トイレの床材として検討したいオススメの材質について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

タイル

タイルは比較的コストがかかる傾向にあるのが難点ですが、耐水性や防汚性に優れ、メンテナンス性が高い点が魅力です。ほかにも臭いが付きにくく、耐久性があるなどメリットが多いので、長い目で見ればコストパフォーマンスが良いとも言えます。こうしたコストとの兼ね合いを考えて検討しましょう。材質の種類や特徴を整理したので参考にしてください。
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・陶器
吸水性が高く、においも付きやすいので、表面に釉薬(ゆうやく)と呼ばれるガラス質が加工された陶器のタイルを使うことが多いようです。釉薬で加工をすると表面がツルツルして掃除がしやすくなる反面、滑りやすくなるという欠点もあります。ご高齢の方や車椅子でトイレに行く方は、注意が必要です。

・磁器
吸水性が低く(吸水率1%以下)、非常に硬くて耐久性の高い素材です。汚れに強く、変色や劣化が起こりにくいので耐候性も高いのが特徴で、軽く叩くと金属音のような澄んだ音がします。

・せっ器
磁器ほどではないものの、せっ器も吸水性が低く(吸水率5%以下)、耐候性の高い素材です。釉薬で加工しない、自然な風合いで素地の良さを生かしたタイプが多く見られます。

・セラミック
セラミックは高級感のある質感と、吸水性が低く汚れやにおいが付きにくい特徴があります。掃除もしやすく、雑菌の繁殖を抑える加工がされたセラミックもありますが、コストがかかるのが難点です。
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・フロアタイル
フロアタイルは塩化ビニル(塩ビ)素材を使って加工した床材で、本物の木材や石材のようなリアルな質感と感触が特徴です。フローリングと比較するとフロアタイルはコストが低くメンテナンス性もよいので、本物の木材にこだわらないなら検討してはいかがでしょう。

また、タイル床について詳細にまとめた記事もあります。より詳しく知りたい人はぜひこちらを参考にしてください。

フローリング

フローリングは木目のあたたかみが、トイレに続く廊下との一体感やナチュラルな印象を与えてくれます。ただし木材は本来水に弱く、汚れやにおいが付きやすい材質です。アンモニアや洗剤にも弱いので、トイレ用として表面に防水加工や耐アンモニア加工してある床材を選ぶことをオススメします。
継ぎ目が多いデザインは汚れやホコリがたまりやすく、掃除がしにくいのがデメリットです。床材に加工がしてあっても継ぎ目から汚れや水が入り込んでしまい、湿気がたまり腐食の原因になることもあります。メンテナンス性も考慮して、デザインや材質を選ぶとよいでしょう。
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クッションフロア

クッションフロアは、耐水性・防汚性に優れ、柔らかくクッション性が高いのが特徴です。ほかの床材に比べると施工がしやすくコストが安いメリットがあります。
また、デザインが豊富で掃除がしやすいメリットもありますが、一方で熱に弱く変形や変色しやすいので劣化しやすいのがデメリットです。張り替えのサイクルがあまりにも早いと、導入費が安くても結局コストがかかってしまいます。

トイレの床材選びのポイント・注意点

床材を選ぶ際に気を付けるとよい点をまとめてみました。耐水性・汚れにくさ・掃除のしやすさ・交換のしやすさといったポイントにわけて注意点を解説します。

耐水性

トイレは、床に尿や水が落ちて汚れやにおいの原因になりやすいので、撥水・耐水加工された床材を選ぶとよいでしょう。廊下や部屋の床にナチュラルな風合いの無垢材を使うのはよいのですが、トイレに使用すると汚れや匂いが目立つこともあります。
家全体の雰囲気も考えながらトイレの床材を選ぶと、統一感が出てオシャレです。耐水性に優れたフローリングやフロアタイルもあるので、デザイン性や見た目にもこだわりながら選ぶこともできます。
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汚れにくさ

トイレはほかの水回りと違ってアンモニアの汚れが気になる場所なので、アンモニアや洗剤に強く、変色したり腐ったりしないような加工がされた床材がオススメです。
汚れに強いタイルでは、釉薬の有無など表面の加工によって見た目や風合いが変わり、全体の雰囲気も変化するので好みがわかれるところでしょう。材質によって表面に加工すると滑りやすくなってしまう欠点もありますが、汚れにくさによって日々のお掃除といったメンテナンス性も変わるので、重要なポイントです。

掃除のしやすさ

床材自体に耐水・防汚加工を施すことは可能ですが、タイルの目地やフローリングの継ぎ目にそういった加工をするのは困難です。そのため、目地や継ぎ目から水が染み込んだり汚れがたまったり、カビが生えたりします。きれいな見た目を保つコツとして、掃除がしやすい目地や継ぎ目などの凹凸の少ないデザインも検討してみましょう。

交換しやすさ

トイレ床に限らず水回りの内装は劣化しやすいため、10〜15年ほどで交換やリフォームをするのが一般的。すぐに交換出来る床材にしておくと、次の交換がスムーズです。交換のしやすさは床材を張り替える際の価格にも反映します。タイルなど交換が難しい素材は見た目のよさだけではなく、デメリットも考慮して選ぶとよいでしょう。

機能性・デザイン性にすぐれたトイレ床のリフォーム事例

トイレの床リフォームをおこなうことで、機能性やデザイン性が上がりトイレの雰囲気が変わります。実際にリフォームをおこなった事例をいくつかご紹介しましょう。

マットな質感で落ち着きを演出したタイル床リフォーム

toolboxより、トイレ床を正方形300角の「土間タイル」にした事例です。このタイルは素材感を大切にした程よい色むらがあり、ツルツルした表面加工をしないマットな質感で、トイレを落ち着いた空間にしてくれます。スチールラックやタオルかけ、ペーパーホルダーなどは、それぞれの素材感を生かしたこだわりの作り。床も含めて全体的な雰囲気を統一しています。

メタル調のフロアタイルがソリッドな印象を与えるトイレ

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こちらはSuMiKaよりご紹介する事例。トイレ床をメタル調のフロアタイルにしてソリッドな印象を与えつつ、手洗いボールに味わいある陶器を使用して、クールになり過ぎない温かみを表現しています。
こちらのトイレは、1階玄関のすぐ近くにあり、訪れたお客様も使う場所です。お客様におもてなしをするような、トイレへのこだわりが詰め込まれています。

コンクリート×シンプルなタイルが魅力的な施工例

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こちらもSuMiKaより、地下にあるトイレの施工例です。地下は音楽室以外の壁がコンクリート打ち放しで統一されています。
明るい色のタイルが窓のない地階のトイレでも間接照明で照らされて暗くならず、シンプルでモダンな雰囲気を演出。コンクリートとタイルの素材感の相性も非常によく、静かでくつろげる空間をつくっています。

トイレを綺麗に使い続けるための床掃除のポイント

せっかくリフォームしたトイレ床は、その後も出来るだけ綺麗に使いたいですよね。トイレ床を綺麗に保ち、長持ちさせるには日々のお手入れが大切です。
トイレ用のお掃除シートは便器から床まで掃除が出来、そのままトイレに流せる優れもの。アンモニアの汚れもよく落とすので、日々ちょっとした汚れが気になったら、お掃除シートでさっと拭いて汚れがこびりつかないようにしましょう。
クエン酸水も、黄ばみの原因の尿石や水アカなどを落とすのに役立ちます。水100mlに対してクエン酸を小さじ1/2入れて、スプレーボトルに入れておくと床にも便器にもさっと使えて便利です。重曹も酸性の汚れに強いので、水100mlに対して小さじ1杯の割合で溶かしてスプレーにすると洗剤の代わりになります。
トイレの床をリフォーム!張り替え費用の相場や床材選びのコツなどを紹介
きちんと掃除したいときは上から下に、換気扇や窓、壁から、便座や床の順にお掃除します。ホコリをとり、洗剤で拭いて、材質によって落ちにくい汚れはメラミンスポンジで磨いてみましょう。
ただし、メラミンスポンジでこすると目に見えない微細な傷が付いてしまいます。見えない傷でも汚れの付着する原因になることがあるため、使用の際はご注意ください。

トイレの床をリフォームする際は、価格やデザイン性、メンテナンス性など何を優先したいのか考えながら材質を選ぶことをオススメします。この記事を参考に、納得のいくリフォームを目指しましょう。
カシワバラ・コーポレーションは、壁面リフォームや住宅のトータルメンテナンスをおこなう会社として、お客様のライフステージに合わせた提案をしています。まずはお問い合わせから、ぜひご希望の条件をお知らせください。

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