玄関ドアのリフォームには利点がいっぱい!気になる費用やおすすめ製品もご紹介
本記事では玄関ドアをリフォームするメリットや、玄関ドアリフォームの特徴、費用の目安、失敗しないポイント、よくある疑問点などについて解説します。玄関ドアの種類とオススメ商品も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
公開日 2020.11.24
更新日 2022.01.07
INDEX目次
玄関のドアは毎日使う大切な建具です。少し見ただけでは劣化が分かりにくいため、知らないうちに隠れた部分の老朽化が進んでいるかもしれません。住宅の築年数が経っている場合は、故障などのトラブルが起きる前にリフォームを行いましょう。
そこで本記事では、玄関ドアリフォームの利点やドアの種類、オススメの製品、工事の注意点などをご紹介します。「玄関ドアをオシャレに変えたい」「玄関ドアリフォームをすべきか迷っている」という人は、ぜひ参考にしてください。
そこで本記事では、玄関ドアリフォームの利点やドアの種類、オススメの製品、工事の注意点などをご紹介します。「玄関ドアをオシャレに変えたい」「玄関ドアリフォームをすべきか迷っている」という人は、ぜひ参考にしてください。
毎日使う玄関ドア。見えないところで老朽化が進んでいるかも?!
玄関ドアは、毎日頻繁に動きが加わるため、経年劣化しやすいと言われています。「立て付けが悪い」「ドアの開け閉めで異音がする」といった症状がある場合は、金具が劣化しているかもしれません。
種類・資材などによって異なりますが、玄関ドアの寿命はおおむね15〜30年ほどです。引き戸の戸車は、3年に一度くらいの頻度で交換を行う必要があります。ドアが開かなくなるなどのトラブルに発展する前に、早めにリフォームを行いましょう。
種類・資材などによって異なりますが、玄関ドアの寿命はおおむね15〜30年ほどです。引き戸の戸車は、3年に一度くらいの頻度で交換を行う必要があります。ドアが開かなくなるなどのトラブルに発展する前に、早めにリフォームを行いましょう。
おしゃれなだけじゃない!玄関ドアをリフォームする利点とは?
玄関ドアのリフォームは、外観をオシャレにイメージチェンジできるだけではありません。それ以外にも、暮らしの快適さに関わるさまざまな利点があります。ここでは、断熱・防音・採光・防犯対策などの観点から、玄関ドアリフォームのメリットについて解説します。
意外と変わる!断熱性能や防音性能の向上
ドアの劣化によって、壁や床との間に隙間ができ、断熱機能や防音性能を損なっている場合があります。新品に交換するだけで、それらの性能が大幅にアップするケースも少なくありません。
また、中にはドア自体に断熱性能を搭載した、ハイグレードの製品もあります。ドア枠にパッキンを取り付け、より隙間のできにくい設計になっているため、「玄関と部屋が近く、隙間風を防ぎたい」「玄関自体も快適な空間にしたい」という人にオススメです。
また、中にはドア自体に断熱性能を搭載した、ハイグレードの製品もあります。ドア枠にパッキンを取り付け、より隙間のできにくい設計になっているため、「玄関と部屋が近く、隙間風を防ぎたい」「玄関自体も快適な空間にしたい」という人にオススメです。
窓付きのドアを選べば、明かりや風を取り入れられる
一枚板のドアを使用していると、採光が悪く、どうしても玄関付近が暗くなりがちです。近くに窓が設置されていないケースも多く、玄関周りの換気や日当たりに悩む人も多いのではないでしょうか。
リフォームを行う際は、窓付きの玄関ドアを選んでみてください。適度に日光が当たり、風通しのよい玄関なら、カビや臭いなどのトラブルも発生しにくいでしょう。温度管理やセキュリティも考慮された高性能の玄関ドアを選べば、断熱・防犯面の対策もばっちりです。
リフォームを行う際は、窓付きの玄関ドアを選んでみてください。適度に日光が当たり、風通しのよい玄関なら、カビや臭いなどのトラブルも発生しにくいでしょう。温度管理やセキュリティも考慮された高性能の玄関ドアを選べば、断熱・防犯面の対策もばっちりです。
みんなが使いやすいバリアフリー化!ドアノブの位置を変えることも可能
玄関ドアリフォームを行う理由は、老朽化による機能の低下だけではありません。「高齢の両親との同居が決まった」「家族が車椅子を使用することになった」など、ライフスタイルの変化でリフォームを決断する人もいます。
ドアから引き戸に変更して車椅子が通りやすいようにしたり、開けやすいドアノブに変更したり、利き手に応じてドアノブの位置を変えたりといった、バリアフリーに特化したリフォームも可能です。頻繁に使う玄関ドアの機能を見直すことで、家族全員が暮らしやすい住宅になるでしょう。
ドアから引き戸に変更して車椅子が通りやすいようにしたり、開けやすいドアノブに変更したり、利き手に応じてドアノブの位置を変えたりといった、バリアフリーに特化したリフォームも可能です。頻繁に使う玄関ドアの機能を見直すことで、家族全員が暮らしやすい住宅になるでしょう。
オートロックや電子錠など、最新技術で防犯対策もばっちり
最新式のオートロックや電子錠などを導入すれば、防犯性を大幅にアップできます。カードやリモコンを使って解錠するキーレスタイプのドアは、鍵穴式のようにピッキング被害に遭う心配もありません。
また、キーレスタイプはボタン1つで鍵が開くため、両手が塞がっていても簡単に鍵を開けられます。荷物が多くなりがちな人や、鍵穴に鍵を差し込む手間を省きたい人にもオススメです。
また、キーレスタイプはボタン1つで鍵が開くため、両手が塞がっていても簡単に鍵を開けられます。荷物が多くなりがちな人や、鍵穴に鍵を差し込む手間を省きたい人にもオススメです。
玄関ドアをリフォームするのにかかる費用はどのくらい?
玄関ドアリフォームの平均費用は10万〜50万円ほどです。中でも、20万〜40万円前後で施工を行う人が多いため、予算を決める目安とするとよいでしょう。
製品のグレードや機能などによって、金額が上下する点には注意が必要です。網戸の設置や床の段差解消、内装補修、収納の導入などを行う場合は追加で費用がかかります。
製品のグレードや機能などによって、金額が上下する点には注意が必要です。網戸の設置や床の段差解消、内装補修、収納の導入などを行う場合は追加で費用がかかります。
いろいろある!玄関ドアの主な種類とおすすめ製品
玄関ドアには多様な種類があり、ライフスタイルや生活の優先順位などによって、導入すべき製品は異なります。ここでは、大まかなドアの種類とオススメ商品をご紹介します。ぜひドア選びの参考にしてください。
狭い玄関でも設置可能な「開き戸」
via www.ykkap.co.jp
「開き戸」とは、取手の押し引きによって扉を開閉させるドアで、現在の住宅に多く使われています。日本では、狭い玄関でも靴の着脱や出入りがしやすいように、外開きタイプの玄関ドアが主流になっています。
ほかにも内開き・両開きタイプのドアがあり、それぞれ異なる特徴があります。内開きタイプは海外でよく使用されており、外向きよりも防犯性が高いのがポイントです。また、日本でも玄関の外に広いスペースが取れない場合などは、内開きタイプを採用することもあります。
一方、両開きタイプは、状況によって開口部を広げられるメリットがあります。価格はほかの開き戸に比べて高額なので、注意しましょう。
ほかにも内開き・両開きタイプのドアがあり、それぞれ異なる特徴があります。内開きタイプは海外でよく使用されており、外向きよりも防犯性が高いのがポイントです。また、日本でも玄関の外に広いスペースが取れない場合などは、内開きタイプを採用することもあります。
一方、両開きタイプは、状況によって開口部を広げられるメリットがあります。価格はほかの開き戸に比べて高額なので、注意しましょう。
軽い力で開閉できる「引き戸」
via www.ykkap.co.jp
日本の古い住宅に多いのが「引き戸」です。扉を左右にスライドさせて開閉するドアのことで、現在ではバリアフリーリフォームの際に導入する家庭が増えています。「ドアを開ける時に大きな力をかけなくてもよい」「開口部が広い」といった利点があり、車椅子の人や高齢者も安全に使用できます。
【おすすめ①】おしゃれなのに機能性も◎「LIXIL リシェント玄関ドア3防火戸」
via www.lixil.co.jp
デザインと機能性を兼ね備えたバランスのよい玄関ドアを探している人には、LIXIL製のこちらのドアがオススメです。網戸付きのドアは彩光・換気がしやすく、鍵を閉めたまま空気をリフレッシュできます。窓や模様、カラーバリエーションなどが豊富なため、希望のデザインが見つかるでしょう。
【おすすめ②】業界トップクラスの断熱性能!「YKKap 高断熱玄関ドア イノベスト」
via www.ykkap.co.jp
YKKapの「イノベスト」は、業界最高峰の断熱レベルを誇る玄関ドアです。近年では、住宅を省エネリフォームする人も増えており、玄関の断熱性の需要が高まってきています。デザインも選べるため、節約や省エネ住宅に興味がある人は、ぜひご検討ください。
【おすすめ③】手がふさがっていてもワンタッチで開錠「三協アルミ スライディングドア ファノーバSD」
こちらは、ボタン1つで開錠できる高性能な引き戸です。開口部が広く段差も少ないため、「ベビーカーを押すと両手がふさがってしまう」「車椅子を使用する家族がいる」といった場合も安心して使用できます。ワンタッチで開閉できる電動アシスト仕様も選べます。
【おすすめ④】引き戸でも省スペースに設置可能「YKKap 断熱スライディングドアコンコード」
via www.ykkap.co.jp
「狭いスペースでも引き戸を導入したい」という人にオススメなのが、YKKapの「断熱スライディングドアコンコード」です。ドアの縦枠をなくし、下枠を短く設計しており、コンパクトな玄関にも設置できます。難燃材料を使用しているため、防火性能が高いのもポイントです。
教えて!玄関ドアのリフォームで気になるあれこれ
玄関リフォームは料金も高額なため、「イメージ通りの施工にならなかった」という失敗は避けたいところでしょう。ここでは、工期や工事の注意点、使える補助金・助成金など、玄関ドアリフォームの前に知っておきたい基礎知識をご紹介します。
玄関ドアの交換にはどのくらいの時間がかかるの?
玄関ドア交換において、現在主流とされているのが「カバー工法」です。カバー工法とは、既存のドア枠を生かし、今ある枠組みの上から新しい枠とドアを取り付ける手法です。最小限の工事で済むため、カバー工法なら1日で工事が完了します。
しかし、ドアの大きさや種類を変更する場合は、枠から新しいものを発注する必要があるため、カバー工法は使えません。壁を壊してサイズ変更する大掛かりな工事となるため、工期も長くなるでしょう。
しかし、ドアの大きさや種類を変更する場合は、枠から新しいものを発注する必要があるため、カバー工法は使えません。壁を壊してサイズ変更する大掛かりな工事となるため、工期も長くなるでしょう。
ドアから引き戸、引き戸からドアのようなリフォームは可能?
開き戸から引き戸に変えるなど、ドアの種類を変更するリフォームも可能です。しかし、間口の長さを調整する必要があるので、場合によっては大掛かりな工事となります。寸法調整を行うと工事費用がやや高額になり、全体で50万〜80万円ほどかかります。
間口の調整やドアのサイズ変更が不要で、小規模な工事で済む場合には、カバー工法で作業ができます。このケースだと、工期は約1日、費用は30万円前後で済みます。
間口の調整やドアのサイズ変更が不要で、小規模な工事で済む場合には、カバー工法で作業ができます。このケースだと、工期は約1日、費用は30万円前後で済みます。
玄関ドアのリフォームはDIYでもできる?
玄関リフォームは難易度が高いため、自分でドアの入れ替えを行うのはリスクを伴うでしょう。DIYならドアノブ・ドアノッカーの変更や、ドア塗装などがオススメです。
塗装におけるポイントは、きちんと下地処理を行うことと、該当箇所以外は養生で覆うことです。サンドペーパーや木部パテを使って、古い塗装をきれいに剥がし、ドアノブや鍵穴などをマスキングテープで覆ってから、塗料を塗っていきます。
DIYに慣れていない人は、ホームセンターや100円ショップで売っているリメイクシートを使用してもよいでしょう。簡単な切り貼りだけで、木目調やアンティーク調などにデザインを変えられます。
塗装におけるポイントは、きちんと下地処理を行うことと、該当箇所以外は養生で覆うことです。サンドペーパーや木部パテを使って、古い塗装をきれいに剥がし、ドアノブや鍵穴などをマスキングテープで覆ってから、塗料を塗っていきます。
DIYに慣れていない人は、ホームセンターや100円ショップで売っているリメイクシートを使用してもよいでしょう。簡単な切り貼りだけで、木目調やアンティーク調などにデザインを変えられます。
マンションの玄関ドアもリフォームしていい?
マンションは、玄関・窓・ベランダ・建物の構造部といった共用部のリフォームが禁止されています。建物によって改修できる部分が異なるので、リフォーム前に必ず管理規約を確認しましょう。マンションの管理組合から許可をもらえれば改修できますが、特別な理由がない限り、共用部のリフォームは認められないことが多いです。
リフォーム費用の助けになる補助金や助成金はあるの?
リフォーム内容によっては、国や自治体、保険会社が行なっている補助金・助成金制度が利用できます。玄関ドアリフォームで適用できる制度は、主に「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)補助金」「断熱リフォーム支援補助金」「長期優良住宅化リフォーム補助金」などです。
「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)補助金」は、建物や地域などに関わらず定額75万円を補助し、応募期間内なら誰でも申請できる補助金制度です。先着などの条件もなく、一戸建て・マンションのどちらでも応募できます。
高性能の断熱材を使用したドアを導入するなら、「断熱リフォーム支援補助金」の利用がおすすめです。補助額は戸建てで最大120万円、集合住宅で最大15万円までとなっており、補助率も条件によって異なります。詳しい条件などはホームページで確認してみましょう。
デザインだけでなく、機能面でもさまざまな利点がある玄関ドアリフォーム。玄関は毎日使用するため、故障や不具合が起こる前にリフォームを依頼できれば安心です。具体的な費用やデザインなどについては、ぜひ「カシワバラ・コーポレーション」にご相談ください。優れたデザインで、暮らしの悩みを解決します。
「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)補助金」は、建物や地域などに関わらず定額75万円を補助し、応募期間内なら誰でも申請できる補助金制度です。先着などの条件もなく、一戸建て・マンションのどちらでも応募できます。
高性能の断熱材を使用したドアを導入するなら、「断熱リフォーム支援補助金」の利用がおすすめです。補助額は戸建てで最大120万円、集合住宅で最大15万円までとなっており、補助率も条件によって異なります。詳しい条件などはホームページで確認してみましょう。
デザインだけでなく、機能面でもさまざまな利点がある玄関ドアリフォーム。玄関は毎日使用するため、故障や不具合が起こる前にリフォームを依頼できれば安心です。具体的な費用やデザインなどについては、ぜひ「カシワバラ・コーポレーション」にご相談ください。優れたデザインで、暮らしの悩みを解決します。
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