セルフリノベで生まれた、隠れ家的な珈琲豆専門店に行ってみた!
初めまして、DIYer(s)編集部の出羽です。日々の活動をブログにしてみようと思いました。
公開日 2018.11.04
更新日 2022.01.07
DIYer(s)公式アンバサダーが手がけるお店とは
東京都のヘソのちょっと上
どちらかといえば静かな街並みで突然に現れたそのブルーの目立つエントランスと、渋い色味の無垢の杉板。通りゆく人々も「このお店はなんだろう??」と歩みを緩め、興味深い様子でお店をのぞきこんでいます。
2階は機材が充実したDIY工房
白く塗装された木材が室内にアクセントをつけています。とても爽やかな空間です。
円状に巻かれたケーブルも何故か美しく見えてしまいます。
使いこまれた道具が積まれた作業台、素人の域を超えた業を感じます。
木屑の飛散を防ぐためにビニルで覆われた4畳ほどの空間。プロ意識を感じてしまいます。
電動工具の王道マキタ。白いボディに洗練されたセンスが。
マキタの手前にRYOBIの工具も。こうして見ると、やはりカラーリングは重要ですね。
元々の建物が昭和40年代に建てられたとのこと、私もどこかで見たことがあるような窓ガラス。年齢がバレそうです。
1階はこだわりの珈琲豆専門店
午後は大きめの窓からたっぷりと太陽の光が。直射日光ではないので、ちょうど良い光量がなんともいえない心地良さをもたらしてくれています。
無骨な角材が圧倒的な存在感を醸し出しています。
塗料を飛散させてイレギュラな模様を演出。さすがのセンスです。
床にビス打ちというシンプルな工法ですが、丁寧に加工してあげればデザインされたように見えます。
「デザイン性が高いものは高価なので電球を重ねただけ」とのことですが、高価な既製品よりも、よほどハイセンス。この発想には参りました。
山梨の渓流で拾ってきた流木を加工したもの。目を瞑り木が重ねてきた時間に想いを馳せると...なんともロマンチックな気分に。空間のアクセントとして静かに際立っています。
扉の色とドアノブの色が絶妙な組み合わせ。渋い。渋すぎる。十万石スタイル。
どこかでみたことのあるロゴですね…ありがとうございます!(笑)
ひとつずつ丁寧に加工されたという木のタイル。見る角度によって表情が変化するのも楽しみのひとつ。
特別な珈琲を特別な空間で味わう
圧倒的な存在感、いかにも「マシン」という感じがします、初めて目の前で見ました。
ピカピカのバルブ。たまりませんね。
端材を有効活用。木の温もりが柔らかい。
目の前で丁寧に淹れてくれました。
自作の珈琲スタンド。
お湯を注ぐとポタポタと静かに珈琲の雫が落ちていきます。
通りから差し込む自然光がとても優しい。カウンターから臨む、通りを行き交う車の喧騒がウソのように静かな空間に包まれています。
今回は3種類の異なる味をセレクトしていただきました、どれも美味!
厳選された上質な珈琲は大人の嗜み
編集後記
誰もが一度は耳にしたであろう、アストラッド・ジルベルトが英語で歌って世界的大ヒットとなった「イパネマの娘」をはじめとする名曲名演が満載な1枚。
Stan Getz - Saudade Vem Correndo
ゲッツの中でも大好きな1曲。西海岸を代表するnew school hiphop"the pharcyde"の名曲「Runnin'」の元ネタとしても使われています。唸るネタ使いは流石Jay-Deeです。
photo/text : kentaro7826
unknowncoffee
東京都小平市
火・木・土の11時〜19時のみ営業
定休日:上記以外の曜日は不定期営業
*ご来店前にお電話で営業時間をご確認ください
070-1500-1100
Instagram: https://www.instagram.com/unknowncoffee_tokyo/
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部の出羽健太郎です。広告営業と商品仕入れ担当。毎日の刺激的な出会いをブログで発信していきます。実はDIYとアウトドア初心者ですが、Do It Yourselfをポジティブかつ広義的に解釈し、そのカルチャーを伝播すべく日々奮闘。 使い捨て文明と消費社会に静かにアンチテーゼを投げかけます。最近は山の精神世界に傾倒、2019年の7-9月に黒戸尾根の登攀を目指しトレーニングをしています。