予算は300万円、フルリフォームは可能なの?マンションリフォーム事例をご紹介!
予算300万円で可能なマンションリフォームの事例について説明している記事です。フルリフォームはできるのか、水回りの設備交換はどうするのかなど、費用を抑えつつどこまでリフォームできるのかをピックアップして紹介しています。低予算でリフォームを行いたい人は参考にしてください。
公開日 2021.01.19
更新日 2022.01.07
INDEX目次
自分好みの住宅を造りたいけれど、予算はぐっと低く抑えたい!そんな場合には、中古のマンションを購入し、デザインや設備のリノベーションを行うのがオススメです。フルリノベーションを行うにはどれくらいの費用がかかるのか、見当もつかないという方もいるでしょう。
本記事では、予算300万円マンションでできるマンションの改修について紹介します。初めてのリフォームで迷っている人や、費用をかけずにリフォームを行いたい人、中古マンションの取得を考えている人に向けて、事例を挙げてわかりやすく解説していきます。
本記事では、予算300万円マンションでできるマンションの改修について紹介します。初めてのリフォームで迷っている人や、費用をかけずにリフォームを行いたい人、中古マンションの取得を考えている人に向けて、事例を挙げてわかりやすく解説していきます。
マンションのフルリフォーム(スケルトンリフォーム)は「600~1,000万円」程度が相場
マンションをフルリフォームする場合、予算の相場は600〜1,000万円です。施工内容や面積などによって金額に幅がありますが、間取り変更や水回りの移動などを行うと大掛かりな工事になるため、費用が膨らみます。
また、水回りの設備交換を行う場合は、設備のグレードが金額に大きく影響します。なるべく安くリフォームを行うには、これらを最低限に抑える必要があります。
また、水回りの設備交換を行う場合は、設備のグレードが金額に大きく影響します。なるべく安くリフォームを行うには、これらを最低限に抑える必要があります。
via jp.toto.com
全面リフォームは無理?「予算300万円」のリフォームでできること
予算300万円でどこまでリフォームできるかは、住宅の状態によって異なります。ここでは、どの施工にどれくらいの費用が必要なのか、おおまかな金額に触れながら300万円でできる施工を紹介します。
どこまでできるかは「築年数」や「設備の状態」にも大きく左右される
リフォームの予算を決めるポイントは、住宅の築年数です。築30年を超える古い住宅では、部屋の間取りや配管などの工事が必要なケースも多く、リフォーム費用は高額になりやすいです。
しかし築20年前後であれば、それらの工事は必要なく、クロスや壁などをそのまま使える可能性もあるため、比較的安くリノベーションできます。なお、キッチンやお風呂などの設備交換は費用が膨らみやすく、設備の状態によっても費用は大きく変わるので注意しましょう。
しかし築20年前後であれば、それらの工事は必要なく、クロスや壁などをそのまま使える可能性もあるため、比較的安くリノベーションできます。なお、キッチンやお風呂などの設備交換は費用が膨らみやすく、設備の状態によっても費用は大きく変わるので注意しましょう。
老朽化した水回りの全面入れ替えには「200万円前後」が必要
via www.lixil.co.jp
キッチンやお風呂、トイレ、洗面台などの水回りは毎日使用するため、住宅の中でも劣化が早いと言われています。それらをまるごとリフォームする場合、予算の相場は200万円前後です。設備のグレードによって金額に幅があり、ハイグレードのものを揃えると相場を超える場合もあります。
部分的にリフォームを行う場合、キッチンは80〜150万円、お風呂は80〜150万円、トイレは15〜40万円、洗面台10〜40万円ほどで施工できます。お風呂のリフォームは既存の浴室がユニットバスか在来浴室かによって費用が大きく異なるので、リフォームする浴室がどの種類にあたるのかあらかじめ確認しましょう。
部分的にリフォームを行う場合、キッチンは80〜150万円、お風呂は80〜150万円、トイレは15〜40万円、洗面台10〜40万円ほどで施工できます。お風呂のリフォームは既存の浴室がユニットバスか在来浴室かによって費用が大きく異なるので、リフォームする浴室がどの種類にあたるのかあらかじめ確認しましょう。
フローリング等、床材の張り替えには「70万円前後」かかる
フローリングなどの床材の張り替えはおよそ70万円で施工できます。使用する資材や施工の方法などによって費用が異なるため、なるべく安くリフォームしたい人には上張りと呼ばれる施工がオススメです。
上張りとは、既存の床材の上から新しい床材を重ねる手法で、フローリングを剥がす費用がかからない分お得に施工できます。上張りは約10,000円/㎡、張り替えは約15,000円/㎡を費用の相場と考えるとよいでしょう。また、フローリングではなくフロアタイルを利用すれば、4,000〜5,000円/㎡ほどで施工可能です。
上張りとは、既存の床材の上から新しい床材を重ねる手法で、フローリングを剥がす費用がかからない分お得に施工できます。上張りは約10,000円/㎡、張り替えは約15,000円/㎡を費用の相場と考えるとよいでしょう。また、フローリングではなくフロアタイルを利用すれば、4,000〜5,000円/㎡ほどで施工可能です。
クロスの全面張り替え費用は「60万円前後」が目安
クロスの全面張り替え費用は60万円が目安です。一般的なものだと1,000〜1,500円/㎡で施工でき、商品によっては相場よりも300円/㎡前後高いものもあります。洗面所やキッチンなど水が飛び散りやすい場所はほかに比べてクロスの劣化が進みやすいため、耐久性や防水性に優れたグレードの高いクロスを取り入れるのがオススメです。
和室から洋室へのリフォーム相場は「50~100万円前後」
間取りの古い住宅は、和室から洋室への作り替えリフォームが人気です。畳をフローリングに改修し、壁・建具の変更、押入れの作り替え工事などを行って、費用は50〜100万円ほどです。
どれくらい既存の資材や設備を残すか、間取り変更は行うかなどによって費用は異なるので注意しましょう。床と天井の改修工事が16〜35万円、クロスを貼る工事は10〜20万円、押入れをクローゼットに改修する工事は6〜50万円ほどで行えます。
どれくらい既存の資材や設備を残すか、間取り変更は行うかなどによって費用は異なるので注意しましょう。床と天井の改修工事が16〜35万円、クロスを貼る工事は10〜20万円、押入れをクローゼットに改修する工事は6〜50万円ほどで行えます。
設備のグレードを落とせば、新築同様の内装フルリフォームも実現可能!?
予算300万円でのリフォームは、住宅をすべてまんべんなく施工するのではなく「水回りを一新してあとは気になる箇所だけを改修する」「クロスの汚れ、トイレ、お風呂など老朽化が気になる箇所に絞って修繕する」など優先順位を決めて行うと失敗が少ないでしょう。
また、住宅によっては、導入する設備や建材のグレードを落とし、間取り変更や水回りの移動などを最低限にすれば、内装の全面リフォームができる可能性もあります。とはいえ、耐久性に欠ける資材を選んだがために、かえってメンテナンスや補修で費用がかかることもあるので、耐用年数と費用のバランスを見てグレードや素材を決めるのがオススメです。
また、住宅によっては、導入する設備や建材のグレードを落とし、間取り変更や水回りの移動などを最低限にすれば、内装の全面リフォームができる可能性もあります。とはいえ、耐久性に欠ける資材を選んだがために、かえってメンテナンスや補修で費用がかかることもあるので、耐用年数と費用のバランスを見てグレードや素材を決めるのがオススメです。
どこを見る?リフォーム費用を抑えられる中古マンションの見極め方
費用を抑えてリフォームを行うには、取得する物件にも注意が必要です。ここでは、契約前に知っておくべき中古マンションの見極め方を紹介します。
設備や間取りに違いが!築年数ごとの中古マンションの特徴
物件の築年数によって設備や間取りの特徴が異なり、費用や施工内容に影響を及ぼすことがあります。1980年代に建てられたマンションは、リビングに梁や柱が張り出している造りが多いので、開放感のある間取りにするには不向きな場合があります。それらを取り除くのは難しく、フォーム費用が高額になったり、間取り変更がそもそも不可能だったりするため、大幅なリフォームは実現しにくいのです。また、キッチンが独立していることが多いため、アイランドキッチンや対面キッチンに変更する場合費用が膨らみやすいでしょう。
築年数の古い物件は、管理規約で床材などの建材を指定しているケースもあります。その場合は、資材のグレードを落としたり、好みのものを導入したりといった変更ができないので注意しましょう。防音規定で床の遮音等級が定められていると防音工事も必要になるため、あらかじめ管理規約をよく確認してください。
築年数の古い物件は、管理規約で床材などの建材を指定しているケースもあります。その場合は、資材のグレードを落としたり、好みのものを導入したりといった変更ができないので注意しましょう。防音規定で床の遮音等級が定められていると防音工事も必要になるため、あらかじめ管理規約をよく確認してください。
見落としがちな、資材の搬入経路やお風呂のサイズ
マンションでは、資材や設備などの搬入で予想外の費用がかかることもあります。見落としがちなのが、エレベータがない物件や通路が狭い物件です。クレーンで搬入を行うことはできますが、その分費用がかさむので注意しましょう。
また、ユニットバスの交換をする場合、既存のお風呂サイズにも注意が必要です。マンションでは、奥行き1,400mm×幅1,800mmのタイプが多く使用されていますが、珍しい規格の場合などは既存の商品が収まらないこともあります。
実際の外寸などにも注意し、検討しているユニットバスのサイズで問題がないかよく確認しましょう。特注品を注文する場合は、費用が高くつきます。
また、ユニットバスの交換をする場合、既存のお風呂サイズにも注意が必要です。マンションでは、奥行き1,400mm×幅1,800mmのタイプが多く使用されていますが、珍しい規格の場合などは既存の商品が収まらないこともあります。
実際の外寸などにも注意し、検討しているユニットバスのサイズで問題がないかよく確認しましょう。特注品を注文する場合は、費用が高くつきます。
家族の人数に応じた「ちょうどよい広さ」を選ぶのも大切
中古のマンションを選ぶ際、部屋の面積や間取り全体の広さにも注目しましょう。特にクロスや床の全面張り替えを行う場合は、住宅の面積によって改修費用が大きく異なります。
部屋が10㎡広くなるとリフォーム費用は50〜100万円ほどアップするというデータもあるため、予算を抑えたい場合は広すぎない物件を選ぶのもオススメです。家族3人で暮らすなら50〜60㎡以上の物件を選ぶなど、ライフスタイルと予算のバランスを見つつ住宅を選べれば理想的でしょう。
部屋が10㎡広くなるとリフォーム費用は50〜100万円ほどアップするというデータもあるため、予算を抑えたい場合は広すぎない物件を選ぶのもオススメです。家族3人で暮らすなら50〜60㎡以上の物件を選ぶなど、ライフスタイルと予算のバランスを見つつ住宅を選べれば理想的でしょう。
築年数に関わらず、過去のリフォーム履歴がわかるとよりGOOD
過去に専用部分のリフォームを行っている場合は、大幅な修繕が必要なく、リフォーム費用が抑えられることもあります。築年数の経過している物件については、物件取得前に改修歴のわかる資料を請求し、リフォーム済みかどうか確認しましょう。配管や間取りなどは一目見ただけでは改修したかどうかがわかりにくいこともあるので、しっかりと資料で確認すると安心です。
低予算でもここまでできる!オシャレな「300万円リフォーム」の事例3選
ここでは、予算300万円で行ったオシャレなリフォーム事例を紹介します。低予算でどこまで改修できるのかより具体的に知りたい人はぜひ参考にしてください。
90平米の大空間をワンルームへ!仕切りをなくしてコストダウンした事例
ここでは、マンションのリフォーム事例を見ることができます。
via renoverisu.jp
この「リノベりす」が紹介する事例のひとつ。部屋をすべて繋げて壁のないワンルームに仕上げています。ガラスや金網などで部屋を仕切ったり、段差や床材の素材感で生活シーンを切り替えたりと、ワンルームならではの工夫が随所に見られます。内装は全体的にインダストリアルな雰囲気にまとめ、壁・床はブリックタイルやモルタルを用いています。
暗い和室を開放的な小上がりにリノベーション!同時に床の張り替えも叶えた事例
via www.okuta.com
「LOHAS studio」に掲載されているリノベーション事例です。築年数6年マンションを、畳を活かした温かな空間に仕上げています。和室に小上がりや全面の障子を施したことで、日当たりや開放感をアップ。また、床を無垢材に張り替えたり、収納を造作したりといった細かなリフォームも行っています。
使えるものは使う。優先順位を付けて、300万円以内で間取り変更まで行った事例
「Cue studio」からは、300万円以内で間取り変更を行ったリフォーム事例を紹介します。
via www.balleggs.com
こちらの事例では、もともと3LDKあった間取りを見直し、部屋を繋げて2LDKへ改修しています。また、畳敷きだった寝室をフローリングに変更し、障子や敷居は目立たないようにリノベーション。予算を抑えながらも、暮らしに合ったリフォームを実現しました。
予算300万円でも、施工の優先順位を決めて効率よく改修すれば、好みに合った住宅を造ることができます。リフォームすることを念頭に置いて物件取得することで、間取りや築年数などの特徴を押さえ、理想のリフォームに向けた施工が可能な物件を選ぶようにしましょう。
優良なリフォーム業者には、リフォーム自体のクオリティはもちろん、安全性と保証や保険が充実していることも不可欠です。住宅の状態やライフスタイルなども考慮した上で魅力的なリフォームの提案を求めるなら、「カシワバラ・コーポレーション」への依頼を検討してみてください。
マンションの改修・修繕についても実績豊富。さらに、きめ細かなケアや相談にも対応しています。「カシワバラ・コーポレーション」のサイトも参考にして、夢の実現にむけてイメージを膨らませてください。
予算300万円でも、施工の優先順位を決めて効率よく改修すれば、好みに合った住宅を造ることができます。リフォームすることを念頭に置いて物件取得することで、間取りや築年数などの特徴を押さえ、理想のリフォームに向けた施工が可能な物件を選ぶようにしましょう。
優良なリフォーム業者には、リフォーム自体のクオリティはもちろん、安全性と保証や保険が充実していることも不可欠です。住宅の状態やライフスタイルなども考慮した上で魅力的なリフォームの提案を求めるなら、「カシワバラ・コーポレーション」への依頼を検討してみてください。
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