＼制作時間5分の瞬間DIY／隙間スペースを“アレ”で解決、秀逸アイデアハンガーフック

つい部屋の隅にポイッとされてしまいがちな帽子やコード類。散らかるのはいやだけど、とりあえずで置いておく場所もない...。今回は、わずかなスペースに取り付け可能なハンガーラックをDIY！気になっていたデッドスペース、活用しにいきましょう。

公開日 2021.02.18

更新日 2022.01.07

＼制作時間5分の瞬間DIY／隙間スペースを“アレ”で解決、秀逸アイデアハンガーフック

INDEX目次

知ってた？実は身近な『ケーブル支持金具』

＼制作時間5分の瞬間DIY／隙間スペースを“アレ”で解決、秀逸アイデアハンガーフック

今回作る、省スペースでも取り付け可能なハンガーフックに欠かせないのがこちらのパーツ。実はこれ、建物の設備工事の際に用いられる『ケーブル支持金具』と呼ばれる建築金物なんです！普段私たちが目にすることはなかなかありませんが、多くの建物の天井裏で、吊りボルトと呼ばれる棒状の丸鋼に取り付けられる形で活躍しています。
そんな、普段は脇役的なケーブル支持金具ですが、今回は木材と組み合わせることでとても便利なDIYグッズに大変身！それでは、5分でできる簡単DIY、早速みていきましょう。

作るもの

今回作るのはこちらのハンガーフック。壁に取り付けた丸棒にケーブル支持金具を取り付けるだけの超お手軽DIYなのですが、その利便性は折り紙付き。帽子や散らかりがちなケーブルをかけておく収納としてはもちろん、植物などをスマートにディスプレイすることも。

金具は写真のように、親指と人差し指でググッとツメ部分をセンターに寄せることで丸棒に取り付けます。そして手を離すとバネの弾性によってツメが戻ろうとするため、しっかりと固定されます。これなら金具の着脱に工具は一切不要で、金具の向きをバラバラにすると掛けているもの同士が干渉することを防ぐこともできるなど、とにかく便利なんです。

材料

丸棒　910mm×直径Φ10mm穴
ケーブル支持金具（好きな数）
首長　直径Φ10mm穴（2つ）

STEP.01　丸棒を首長ブラケットに取り付ける

それでは早速作業開始！完成まであっという間ですので、気を楽にしてご覧ください。
まずは丸棒の上下に首長ブラケットを取り付けます。今回は太さがどちらも直径が10πで少しきついと思いますが、しっかりと奥まで入れてください。

なかなか入らない場合は、ハンマーなどで上からトントンと叩いてあげるとしっかり固定することができます。この時、丸棒が折れないように注意しながら作業をしましょう。

金具を受ける部分が完成しました。今回は丸棒の長さを910mmにしていますが、これは取り付けたい場所の長さに合わせてご調整ください。

STEP02.支持金具を丸棒に取り付ける

次に壁に首長ブラケットを固定していきます。この時、上下でブラケットの位置がずれてしまうと丸棒が傾いてしまい見栄えが悪くなるので、しっかりとセンターを取れるように定規などで測りながら作業をしてください。

丸棒にケーブル支持金具を取り付けていきます。今回のように丸棒を910mmで制作した場合、金具は3つがちょうどよいかと思いますが、掛けたいものによって増減させていくのが間違いないでしょう。

STEP.03　完成

作業開始からたったの5分、完成です！驚異的なスピードでできてしまいましたが、ハンガーフックとしての安定感はかなりのもの。また、ミニマルな設計のため部屋に馴染みやすく、高い位置に取り付けても圧迫感もありません。それでは、実際に設置しています！

設置

まず、下にはケーブルやバッグを掛けて、上部にグリーンをディスプレイしてみました。すると、深めのフックになっているのでケーブル類が落ちる心配もなく、アイテムの取り出しも楽々。他にもフックの向きを変えられるので植物を陽の当たる方へ向けたりなど、実際に使ってみて感じる利便性の高さに驚きました！

もしくは、キャップにコート、スニーカーまで、お気に入りのファッションをそのままディスプレイするのもクール。ご覧の通りとてもよく映えてくれます。
こちらの写真ではスニーカーを掛けているフックの位置をかなり下げているのですが、このように角度だけでなく、掛けたいものに合わせて高さも自由自在に調整できるのが嬉しいポイントです。