お風呂リフォームの価格相場は?失敗しないリフォームガイド

お風呂のリフォームをするべきタイミングや、リフォームにおける工事の種類をまとめました。人気の高いオプションとその特徴や、費用相場などもご紹介しています。

公開日 2019.09.30

更新日 2019.09.30

お風呂リフォームの価格相場は?失敗しないリフォームガイド


「お風呂の老朽化が気になってきたけど、リフォームをするべきかな…」などとお悩みではないですか?築年数が増えるにつれ、浴室の汚れがひどくなったり、浴槽がひび割れたりと、お風呂の劣化は徐々に進んでいきます。適した時期にリフォームを行っていないと、突然の故障などさまざまな問題が生じてしまうことも…。そこで今回は、知っておくと便利なリフォームの時期や価格の目安・相場などを一挙にご紹介します。

お風呂のリフォームに最適な時期はいつ?

お風呂リフォームの価格相場は?失敗しないリフォームガイド
お風呂のような水回りは、毎日使用しているうちに徐々に劣化が進んでしまう場所です。住宅の築年数が増えると、落ちないカビが浴室に付いたり、浴室や浴槽にひび割れが発生する場合があります。また、お湯の温度が上がりにくくなるなど、お風呂の使用に問題が出てしまった場合は、急いで修理をする必要があるでしょう。タイミングよくリフォームを行うことが、最終的には節約になるケースもあります。

一般的には、お風呂をリフォームすべきタイミングは20年程度が目安とされます。その時期を過ぎると、見た目に問題が出ていなくても、実際には床下に水が漏れて腐食やシロアリ被害が出ているケースなども多くみられます。表面にリフォームのサインが現れた時はもちろんのこと、目安時期を参考にリフォームを検討するといいでしょう。

【リフォームタイミングのサイン】
・掃除をしてもカビが落ちないほどカビの根が深くなっている
・排水口の掃除をしても臭いや水のつまりがとれない
・浴室にヒビやサビがある
・お湯の温度調節がききにくくなっている
・脱衣所の床がへこむなど

お風呂のリフォーム相場はどのくらい?

お風呂リフォームの価格相場は?失敗しないリフォームガイド
浴室やお風呂をリフォームする時の費用は、100万~120万円程度が相場といわれています。多くの事例から、リフォームはだいたい140万円以内で済むと考えてよいでしょう。古いお風呂を浴槽やシャワー、洗い場までセットになっているユニットバスに取り換える場合の全体的なリフォーム費用は、約110万円前後を目安にしてください。

当然ながらリフォーム費用はリフォーム内容や選ぶ製品によって変動します。どのようなリフォームがあるのか、お風呂場のリフォーム内容について詳しくご紹介しましょう。

ユニットバスからユニットバスへ

ユニットバスとは、工場で天井や壁、床、浴槽などを製造してから、実際の現場にそれぞれの部品を運び入れて組み立てる仕様のバスルームです。お風呂場一式をセットで作れるので、保温性や防水性が高いなどのメリットがあります。リフォーム時には浴槽だけ直すのではなく、天井から床まで全てを入れ替えることになるでしょう。ユニットバスは、天井などの部品を浴室に運ぶ必要があるため、通路の状態や浴室の場所によっては工事が難しいケースもあります。

古いユニットバスを新しいユニットバスに変える場合、浴室のサイズやグレードによってかかる費用が異なります。一般的には0.75坪、1.0坪タイプが多く、どちらも費用に大きな違いはありません。浴室の広さよりも、グレードで価格に大きな差が生じます。

【ユニットバスからユニットバスへの工事費用】
・0.75坪タイプ:約60万~110万円
・1.0坪タイプ:約65万~115万円
・1.25坪タイプ:約70万~120万円
・1.5坪タイプ:約80万~130万円

在来浴室からユニットバスへ

在来浴室は、浴室の壁や床にタイルなどが貼られた造りの浴室です。断熱性や防水性能はユニットバスより低いですが、間取りや内装の自由度が高いのが特徴的。年月が経つとタイルの隙間などから水が漏れる場合が多く、土台の下地補修をする時は5万~15万円ほどの追加費用がかかります。

【ユニットバスのグレードと費用の違い(0.75~1坪)】
・ロー:断熱材なし、賃貸物件などに使われる簡易的な水栓とシャワー/約65万~85万円
・ミドル:断熱材あり/約75万~95万円
・ハイ:高機能の水栓とシャワー、高いデザイン性/約100万~110万円
※下地補修代は別途追加

在来浴室のリフォーム

近年ではユニットバスに変更するケースが増加していますが、サイズ的な問題などで不可能な場合、在来浴室にリフォームすることもあるでしょう。在来浴室のリフォームは、浴槽や床、壁の素材によって費用が異なることも。工法には、通常の「タイル張り替え」のほかに、タイルの上からユニットバスのようなパネルを張る「パネル上張り」などがあります。

【在来浴室素材の特徴・リフォーム費用】
・FRP:低価格だが汚れやすい/約40万円(パネル上張り約50万円)
・人造大理石:傷や汚れが付きにくい/約50万円(パネル上張り約60万円)
・ホーロー:触り心地がいい、汚れが付きにくい/約55万円(パネル上張り約65万円)

オプション機能の参考価格

浴室リフォーム時には、これまで不便に感じていた点を改善するための機能をオプションで設置することも可能です。オプションでさまざまな機能を追加すると、より快適にお風呂を使えるでしょう。

追い炊き機能の追加

築年数が経っている一戸建てや分譲マンションの場合には、浴室に追い炊き機能が付いていないケースがみられます。高性能の追い炊き機能が付いていると、お風呂を沸かす時に湯量や温度をいちいち確認する必要なく、ボタンひとつで適温のお湯を張れます。忙しい時でもすぐにお風呂を沸かせるため、とても便利です。
ただし、新しく追い炊き機能を追加するためには、お風呂から給湯器にお湯を送り返すための配管工事をしなければなりません。浴槽が人工大理石やヒノキなどでできている場合には穴あけ工事が難しく、ユニットバスを入れ替える必要があるため、リフォーム時にオプションとして機能を追加すると費用が安く済むでしょう。

【追い炊き機能のリフォーム費用】
・古い給湯器の交換のみ:約20万~40万円/施工期間約1日
・配管工事を行い追い炊き機能を追加:約30万~60万円/施工期間約1日
・追い炊き機能のオプション付きリフォーム費用:約80万~100万円/施工期間約1週間

浴室暖房乾燥機

換気扇に換気、乾燥、涼風、暖房などさまざまな機能をもつ浴室暖房乾燥機は、人気の高いオプションのひとつです。 浴室暖房機は寒い時期に多いヒートショックなどの事故予防に役立ち、乾燥機は雨の日にも衣類を素早く乾燥できるなどのメリットがあります。また、涼風機能は暑い夏に活躍します。グレードの高い機種には「ミストサウナ」機能が採用されているので、お風呂を美容や健康管理に使いたい人にもオススメのオプションといえるでしょう。

浴室暖房乾燥機には、「電気式」と「ガス式」があります。ガス式の場合にはガスの配管などがあるため設置費用が高額になりがちです。また、燃料代やメンテナンス費が電気代よりも高くなりやすいので、ランニングコストが気になる場合には電気式のタイプがオススメです。
浴室暖房乾燥機は、設置方法により「天井埋め込み型(ビルトイン)」と「天井付け型」、「壁掛け型」のタイプにわけられます。新築や全体リフォームではすっきり見える「ビルトイン」タイプの取り付けが一般的ですが、後付けする場合には、工事費用が安価になる「天井付け型」や「壁掛け型」が選ばれることが一般的です。

【浴室暖房乾燥機のリフォーム費用】
・古い浴室暖房乾燥機の交換費用:約20万~40万円/施工期間約1日
・浴室暖房乾燥機のオプション付きリフォーム費用:約60万~150万円/施工期間約1週間

浴室用テレビの設置

お風呂でもテレビを観ることができるオプションが浴室用テレビです。DVDプレーヤーを接続できる機種ではいつでも好きな映画を鑑賞でき、サウンドシステムを設置し音楽プレーヤーやスマートフォンなどを接続すると、音楽を聞きながら快適なバスタイムを楽しむことができます。

浴室用テレビには、防水の薄型テレビを壁に取り付ける「壁掛け式」や、テレビを壁に埋め込む「埋め込み式」、ポータブルのワンセグテレビを浴室に持ち込むだけの「ポータブル式」があります。埋め込み式以外のタイプは比較的安価に施工できますが、壁掛け式はテレビの落下の恐れがあり、ワンセグのポータブル式は電波が不安定になる場合があります。浴室リフォーム時には工事費用が抑えられるので、メリットの多い埋め込み式を選ぶのがオススメです。

【浴室用テレビのリフォーム費用】
・壁掛け式:約10万~15万円/施工期間約1日
・埋め込み式:約12万~25万円/施工期間約1日
・ポータブル式:約6万円以下/施工期間約1日

お風呂のバリアフリーリフォーム

お風呂場は足元が滑りやすいため、高齢のご家族や将来のためにと、バリアフリーの浴室にリフォームするケースも増えています。バリアフリーのオプションには、手すりやグリップ、浴室への段差解消、介護用のリフトなどがあります。洗い場から浴槽内へ移動する時や立ち上がる時などには、バリアフリー機能が付いているととても安心です。

一部分だけリフォームする場合は、リフォームで追加した部分から水が漏れて土台に浸食する確率が高くなるので、浴室全体をリフォームする際のオプションとして設置したほうがいいでしょう。要介護認定を受けたご家族がいる場合には、介護保険や自治体の補助制度を利用すると、割安で工事することが可能です。

【主なバリアフリーのリフォーム費用】
・手すりを設置:約1万~5万円
・浴室への段差解消:約5万~7万円
・浴室ドア交換:約6万~20万円
・浴槽内の介護用リフト:約20万~30万円
・バリアフリーユニットバスの費用相場(ミドルクラス):約100万~140万円

タイミングを逃すと出費が増える危険あり!

お風呂リフォームの価格相場は?失敗しないリフォームガイド
浴室のリフォームは、タイミングがとても大切です。浴室のひび割れなど、リフォームタイミングのサインが出ている時には、土台まで水漏れしている場合があります。床下の腐食が進んでから施工すると、通常の浴室リフォーム工事だけでなく、土台から全て修理することに。ひび割れなどのサインが出ていない場合でも、築年数の経過とともに腐食が進み、シロアリが発生しているケースもあります。ご注意ください。

また、古い浴室は壁の断熱性や浴槽の保温性が低くなっています。リフォームをすると新しく断熱性の高い壁で冬の暖房代が節約でき、保温性の高い浴槽でお風呂を沸かし直す回数を減らす効果が期待できます。、その結果、水道光熱費が安く済むというわけです。工事後は以前より汚れが落ちやすい浴室に変わるため、掃除時間の短縮や、洗剤などの費用が削減にもつながるでしょう。

お風呂のリフォームを検討する際は、価格相場はもちろんですが、使いやすさや機能面、行うタイミングも十分考慮し、失敗しないリフォーム計画を立てたいものですね。

DIYer(s)

WRITTEN BY

DIYer(s)

Japan

DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!

FACEBOOK

広告掲載