ずっと使い続けたい、自分だけのノート作り ~カキモリ~/CIRCLE of DIY Vol.17

編集部が注目するDIYerやDIYスポットを訪ねる本連載。今回は、最近じわじわと人気が高まりつつあるスポット・蔵前に拠点を置く文房具専門店「カキモリ」をピックアップ。店主の広瀬琢磨さんにインタビューを敢行しました。

公開日 2017.04.28

更新日 2018.04.16

ずっと使い続けたい、自分だけのノート作り ~カキモリ~/CIRCLE of DIY Vol.17

今回のCIRCLE of DIYでは、買うだけではなく、「作る」工程に自分も参加できる、そんなDIYerの心くすぐるお店にお伺いしました。
東京都・蔵前にある「カキモリ」は、自分で選んだ表紙&中紙から、オリジナルのリングノートを作れる、ユニークな文房具専門店。お隣には好きな色のインクを作れる「inkstand by kakimori」も併設しているんです。

棚一面にずらっと並んだ用紙たち。ガチャッ、トントン……店内の工房から聞こえてくる音も心地よい。

黙々とお客さまのノートを作る店主の広瀬さん。

店内には万年筆、ガラスペン、鉛筆、洋風便箋など、普段あまり目にしない文房具が並んでいます。店主の広瀬琢磨さんにお話を聞きました。

―こちらのお店はいつ始められたのでしょうか?

「2010年ですね。実家が群馬県で、祖父の時代から文房具屋を営んでいましたが、私自身は別の仕事をしていて継ぐつもりはありませんでした。ただ、やはり商売人の家に生まれたというのもありますし、働き始めてから家業の大切さが分かってきたので、そういう想いを受け継ぐということで文具専門店をオープンしました」

店内には万年筆がずらり。初めて万年筆を購入される方からの相談も多いそうです。

初心者におすすめの万年筆「PILOT CELEMO」。ペン先が14金で書き味も良く、人気とのこと。¥5,400

―蔵前という場所を選んだのは理由があるのですか?

「『書くこと』に特化するお店にしようと考えたときに、ノートがオーダーメイドできればいいな、と考えました。蔵前の周辺は昔からノートの生産地として有名で、職人さんも多い。そういった職人さんとお客さんをつなぐ、ということで蔵前を選びました。ノートについては製本屋、アルバム屋、印刷屋、断截屋、革抜き屋など約20社と直接取引して調達しています。それによって流通コストを下げ、オーダーメイドでも値段が高くならないようにしているんです」

オーダーメイドできるノートのサイズは2種類。縦横、どちらの使用も可能です。

―オーダーノートの値段は?

「表紙、中紙、留め具を選ぶことができるのですが、一番安くて800円、高い組み合わせでは7,000円ぐらいになります。最近は高いものを長く使い続ける人が増えていますね。お店にお持ちいただければ、中の紙を入れ替えることができます」
実際にオーダーノートを作っていただきました。まずは棚から素材がぎっしり入った棚から、表紙、背表紙と、ノートの中身を選びます。表紙は常時60種類、中紙は30種類から選べます。

ノートの中身は、無地、横線、スケジュール帳っぽいものなど多数。紙質が異なるものや薄く色がついているもの、封筒などもあり、使い勝手を想像しながら3〜4種類をチョイス(サイズはノートの表紙に合わせたひと種類のみ)。

表紙、背表紙、ノートの中身を選んだら次は穴を開ける工程。穴を開ける時のガチャッという音が温かく響きます。
穴が空いたらリングを通します。このリングの素材もセレクト可能。今回は金色を選びました。
留め具は封緘(ふうかん)留め、ゴム留め、ボタン留めの3パターンから選ぶことができます。色・柄もお好みで。ボタン留めは、一緒にペンも留められるペンホルダータイプもあります。
今回は黒いボタン留めをセレクト。表紙部分にボタンを取り付けます。
工房の混み具合にもよりますが、約20分で出来上がります。完成品はこちら。世界でひとつだけのマイノートにテンションも上がります。
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