見た目も機能性も◎洗面所の床に最適なクッションフロア!

クッションフロアは特別なお手入れがいらない洗面所に適した床材です。最近では木目調や大理石調など、デザインも豊富に揃っています。汚れが目立ってきたら、水に薄めた中性洗剤で軽くこすって拭き取るだけの簡単なお手入れでOKです。手間をかけずオシャレで清潔な空間を保つのに最適です。

公開日 2020.01.19

更新日 2020.01.19

見た目も機能性も◎洗面所の床に最適なクッションフロア!

洗面所は家の中でも水を頻繁に使用する場所です。浴室の入り口付近や洗濯機周りなど、こまめに拭き掃除をしていても、経年劣化による歪みや剥がれが生じてしまいます。下地まで傷みが到達する前に、機能性の高いクッションフロアの張り替えを検討してみてはいかがでしょうか。手間をかけずに、清潔な環境を保てるようになります。

また、クッションフロアはデザインが豊富なのも魅力です。木目や石、大理石調など、天然素材のイミテーションとしても楽しめ、遠目で見るとまるで本物と見間違えてしまうほどです。

洗面所の床にクッションフロアを選ぶメリット・デメリット

クッションフロアはシート状の床材で、別名「CFシート」とも呼ばれます。中間層に塩化ビニール樹脂を使いクッション性を高めています。
厚みは住宅用で1.8~3.5mmが一般的です。近年はデザインのバリエーションが増えていて、凹凸をつけて木目や石目を表現するなど見た目にも美しいのが特徴です。手入れがしやすく、張り替えも比較的容易なので、一般住宅の水回りや商業施設などでも人気の床材です。

洗面所は浴室に隣接している住宅が多く、洗濯機もあるため常に湿度が高い傾向にあります。湿気を含んだ空気は乾燥した空気に比べ軽くなりますが、結露で水になると下に向かい床が水を含みます。

クッションフロアの張り替え時期は約10年と言われていますが、浴室と洗面所の間のサッシ付近の床が浮く、柔らかい、または一部が黒くなりカビが発生している場合は、補修や張り替えのサインです。早めの対策をすれば、下地が腐食してしまうのを防げます。

メリット①コストを抑えられる!

見た目も機能性も◎洗面所の床に最適なクッションフロア!
クッションフロアの最大のメリットは、優れたコストパフォーマンスです。フローリングやタイル、石材などに比べ安価で手に入り、1~10m単位で購入できるのでロスがありません。また、扱いやすい素材のため施工費もお手頃です。定期的にリフォームを検討できるので、水回りだけではなく、小さなお子さんや室内にペットがいるご家庭で大活躍します。

施工方法は大きく2つあります。現状の床を剥がして新たに張り替える「新規張り」と、今ある床材に重ねる「重ね張り」です。

新規張りは床の撤去作業と処分が必要となり、下地をきれいに整えてからクッションフロアを張っていきます。重ね張りは、下地が傷んでいなければ検討できる工法です。リフォーム前よりも床に厚みが生まれ、段差が生じたり、ドアの高さ調整が必要となったりするケースがあります。

メリット②お掃除がしやすい!

見た目も機能性も◎洗面所の床に最適なクッションフロア!
比較的狭い空間でありながら、多様な機能を持っているのが洗面所です。洗面、脱衣でよく使う場所だからこそ、床材は耐水性や清潔さが重要となります。

クッションフロアは表面が塩化ビニール材質のため耐水性に優れ、シミになりにくく、サッと拭くだけで黒ずみや汚れが落とせます。素材がシート状で薄いので、リフォームで壁紙代わりにクッションフロアを取り入れることも可能です。

また、ほとんどの商品はワックスがけができます。ワックスは抗菌剤入りや樹脂ワックスを選びましょう。事前にクリーナーを使い床面の汚れを拭き取り、充分に水拭きをしてからしっかり乾燥させます。少量を布などに含ませ、薄く伸ばしていくのがポイントです。お掃除の際、力を入れすぎてしまうと、表面にキズや剥がれが生じてしまうケースがあります。また、塩素系漂白剤を使用してしまうと、床が変色してしまうので注意しましょう。

メリット③デザインが豊富!

洗面所やトイレなど、水回りに利用されてきたクッションフロアですが、近年はキッチンやリビング、ダイニングや玄関の床材に採用するケースも増えています。

無地をはじめ、フローリングの木目、石目、コルク、大理石調など、天然素材のイミテーションとして採用されることも多いのが特徴です。そのクオリティは年々アップしており、遠目で見るとまるで本物のように見えるものも少なくありません。中にはタイルのような個性的なデザインをプリントした商品もあり、空間に合わせてインテリアの要として取り入れれば、イメージを一気に変えられます。 常に清潔さを保ちたい水回りは、さわやかで高級感のある柄を選ぶと失敗がありません。

メリット④機能性に優れる!

見た目も機能性も◎洗面所の床に最適なクッションフロア!
洗面所は浴室の出入りなど素足で歩くことも多いため、いつも清潔な状態が保てる機能が搭載された商品を選びたいものです。

住宅用のクッションフロアは、雑菌やカビの繁殖を抑制する抗菌・防カビ機能が備わっている商品がほとんどです。水回りであれば、悪臭の原因となる水や炭酸ガスを吸着して分解する消臭機能のある商品や、表面の不快なベタつきを抑えるサラっとした質感に加工された商品がオススメです。

遮音機能を持たせた商品は、厚みがあります。保温や歩行感に違いがあるので、使用する空間や人に合わせて選ぶとよいでしょう。

デメリット①日常使いでいくつか注意したい点がある

クッションフロアは、あくまで生活スタイルやコストを優先し、張り替えを前提とした床材です。

木質フローリングや人工大理石などの素材と比べてしまうと耐久性は劣ります。見た目は本物と見間違えるくらい精巧に作られていますが、素材が塩化ビニールなので、肌触りや質感は木や石とは異なります。

クッション性を生かした柔らかい材質なので、荷重がかかるとへこんでしまいます。へこみは時間とともに少しずつ元に戻りますが、完全には復元しません。へこみ対策として、施工後早い段階で板などを下に敷き、荷重を分散させましょう。

また、塩化ビニール素材のため、熱への耐久性は高くありません。高熱の家電を扱う場所では注意が必要です。

洗面所の床をクッションフロアに張り替える費用

クッションフロアの種類によって価格が上下するので、リフォームの際にサンプルを依頼し、色や質感を実物で比較しておくと安心です。

施工価格は床面積で算出されます。洗面所の一般的な広さは約3畳なので、相場は3~5万円程度です。張り替え費用の主な内訳は、クッションフロアの材料費・下地の補修費用、廃材の処分費用、業者の作業費用です。
リフォームの際に時間とコストがかかるのが劣化した下地の下地処理と、洗濯機などの設備移動工程です。どちらのケースも、施工前に見積もりに来てもらうと安心でしょう。

施工後に一部のキズや剥がれなどを自分で補修したい場合、使用したクッションフロアの製造が終了しているケースも多々あります。カタログから探すのも大変なので、余分に発注するのも一つの方法です。ただし、経年劣化により色が褪せてしまうケースなどもあるので注意が必要です。

洗面所の床が腐食してしまった場合は、下地木材の腐食箇所を取り除き、新しい木材をはめ込んでいく必要があります。高い技術力が必要となるので、信頼できる施工業者に依頼すると安心です。

日々のメンテナンスで実行できる湿気対策として、バスマットは置いたままにせず、窓があればこまめに開けて換気します。窓がなければ洗面所用に除湿機を用意するとよいでしょう。

また、洗濯機や洗面化粧台は、配管の劣化も注意したい点です。配管やホースの劣化がないか、水漏れしていないか時々チェックしておきましょう。

真似したい!オシャレなクッションフロアの実例

家具選びは床の色と合わせて考える、などよく耳にしますが、空間をコーディネートする上で重要なのは床の色です。クッションフロアは、フローリングや人工大理石に比べ安価なので、思い切った柄にチャレンジできます。さまざまなインテリアスタイルの実例集からお気に入りのコーディネートを見つけてみてください。

本物そっくり!モルタル調のクッションフロア

固くて冷たい印象を持ったモルタルは、玄関の土間や駐車場など土足の場所に使われるイメージがありますが、室内の壁やキッチンなどの水回りで採用する例が増えています。明るい白壁とナチュラルウッドのインテリアと合わせているので、シンプルで洗練された印象を与えています。濃さや塗り柄によって表情が変わるので、微妙な色合いにこだわってお気に入りの商品を見つけてみましょう。こちらはRoomClipで見つけた YAMAKURA_FARM3103さんの洗面所です。

ナチュラルテイストを引き締める!ウッド調のクッションフロア

シンプルになりがちな洗面所の床材も、ウッド調を採用すれば、木のぬくもりが感じられる温かみのある空間に変えられます。こちらはRoomClipで見つけたpomuriさんの洗面所。ナチュラル・北欧系のインテリアならホワイト系、アンティーク・シャビーシックならグレー系、男前なヴィンテージならヘリボーン柄を合わせると空間がまとまります。

ローコストで高級感を演出!大理石柄のクッションフロア

大理石は柔らかい色味と質感が魅力的です。本物は水を吸いやすく変質する可能性がありますが、クッションフロアなら洗面所でも安心です。こちらはRoomClipで見つけたpikuさんの洗面所。色や柄、光沢のバリエーションが豊富なので、お気に入りのデザインを探してみましょう。洗面所の床材に取り入れるだけで、ホテルのような高級感が漂う空間にイメージチェンジしてくれます。

キュートなタイル柄も叶う!白×黒のクッションフロア

レトロ柄が特徴的なクッションフロアはRoomClipで紹介されていたpocoさんの洗面所。空間のアクセントになる、レトロな白×黒のタイル調は、水回りを温かみのある雰囲気に変えてくれます。洗面化粧台や浴室がシステム化され、やや面白みに欠ける場合に採用したいクッションフロアです。洗面所のような仕切られたスペースこそ、組み合わせで思い切り遊んでみましょう。

ブルックリンスタイルとの相性抜群!コンクリート風のクッションフロア

RoomClipで紹介されていたnrkさんの洗面所はブルックリンスタイル。素朴で気取らない手作り感のあるブルックリンスタイルは、壁紙とクッションフロアの色をざっくりと分けるのがポイントです。濃淡のある、経年を感じさせるような素材感が強いクッションフロアに、ヴィンテージな素材やアイテムを合わせることで、個性的な空間に仕上がります。


クッションフロアは加工しやすく撤去作業も簡単なので、気軽にリフォームしやすい床材です。当初はタイルや人工大理石を予定していても、予算の都合でクッションフロアを選択されるケースが多々あります。

一時的にクッションフロアを導入し、将来的に希望の素材に張り替えるのも一つの方法です。 数あるデザインの中から予算に見合った最適なものを選択するためには、総合的に見てくれるプロの業者に頼むのがオススメです。

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