次のキャンプにはコットを持っていこう!軽くて快適おすすめ17選!

必須アイテムではないけれど、あると便利なコット。様々なメーカーから販売されているけど、どれを買えばいいか迷ってしまう人のために、今回は厳選したコット16点をご紹介します!

2022.01.07

コットとは?

キャンプ初心者なら、そもそも「コット」って何?という人も多いのではないでしょうか。コットとは、アウトドアで使う簡易ベッドのこと。

通常、テントにマットを敷いてシュラフ(寝袋)を使って寝ますが、それだけでは底冷えしてしまうことも。そこで、地面との距離を離す為にコットを使います。寒さを回避するだけでなく、小石や砂利など、地面の凸凹も気にならないというメリットも!

また、昼間には荷物置き用の棚として使用したり、外でお昼寝するときにも便利です。安定感があるものなら、ベンチとしても使えますよ。

デザインはもちろんのこと、軽量性や組み立てのしやすさも考慮して、お気に入りのコットを探してみましょう!

キャンプの王道ブランド【Coleman(コールマン)】

数あるアウトドアブランドの中で、知名度が格段に高いコールマン。アメリカ・オクラホマ州で、ガソリン式ランプの販売業を営んでいたことが創業の起源であるブランドです。日本にとってはパイオニア的な存在で、アウトドアを広げたと言っても過言ではないでしょう。耐久性に優れたアイテムが多く、今もなお多くのキャンパーに愛されています。
またコールマンは「未来を照らそうプロジェクト」として、3つの活動に取り組んでいます。
①子供への自然体験機会の提供
②災害支援・防災サポート
③環境に対する取り組み

子供を取り巻く環境は、公園や自然の減少など悪化の一途をたどっています。コールマンは子供達にもっと自然に触れてもらおうという試み、野外活動などをサポートしています。

コールマンが手がけるキャンピングベッドやベンチ、シートは災害時にも役立ちます。アウトドアのノウハウを生かした、コールマンならではの活動です。

そして自然と親和性の高い企業であるコールマンは、エコプロジェクトとして環境に配慮する取り組みにも熱心です。

自然との調和を目指すコールマンの理念と活動は、商品の素晴らしさと相まって、私たちの心をつかんで離しません。

Coleman 01  トレイルヘッド2

ミリタリーデザインがかっこいい、ゆったりサイズのコットです。サイドにはいくつかポケットが付いていて、使い勝手も良好。テントの中はごちゃごちゃしがちですが、これ1つあれば解決しそうですね。太めのスチール製のフレームで、安定感もばっちりです。

Coleman 02 コンバータコット

リクライニングチェアと兼用のコットもあります。背面は4段階、足部分は2段階に調整することができるので、お好みの体制でくつろげますね。フラットにすれば、簡易ベッドに早変わり。3つ折りして畳むことができるので、収納も持ち運びも簡単です。

Coleman 03 パックアウェイコット

なんと、わずか3秒ほどで設営ができる簡単設計のコットです。アルミ製のフレームなので、重量も5kg以下に抑えられています。もちろん、耐荷重はしっかり80kgまでOK。サイドポケットもついているので、スマートフォンなど細かいものを枕元に置いておけます。

アメリカのキャンパーに愛されている【Byer of Maine(バイヤーオブメイン)】

バイヤーオブメインはアメリカのメイン州で生まれた、1880年創業のブランドです。1世紀以上に渡って、米軍やキャンパー向けに質の高い野外用の家具を作り続けてきました。天然の木材とキャンバスを組み合わせた、ナチュラルな雰囲気のデザインが特徴的。残念ながら日本ではどこでも手に入るブランドという訳ではないので、購入はオンラインショップがおすすめですよ!
オンラインショップとはいえ、品揃えはとても豊富です。人気のキャンピングベッドやベンチ、シートなどの人気商品を見ることが出来るので、ホームページを眺めているだけでも満足してしまいそうです。オンラインショップの購入にためらいがある方にこそ訪問して欲しいと感じます。

特に初心者の方は「そもそもアウトドア用品にはどんなものがあるの?」、「何を買えば良いの?」と迷われるかも知れません。実店舗に行っても商品をすべて吟味することは出来ませんよね。

バイヤーオブメインのオンラインショップは、まるでアウトドア用品のデパートです。おそらく「バイヤーオブメインのオンラインショップで買えないものはない」というほどの品揃え。

初心者の方はもちろん、アウトドア上級者の方にも「アウトドア用品図鑑」のような楽しみか方が出来ます。バイヤーオブメインのオンラインショップではあなたのアウトドアライフをより心地よくするヒントが得られるでしょう。

Byer of Maine 01 アラガッシュプラスコット

バイヤーオブメインの中でも、人気のコットはこちらです。頑丈で安定感があるので、アウトドアシーン以外にも、自宅でゲスト用のベッドとしても活用できます。地面からの高さが低めの仕様なので、小さめのテントでも使えるというメリットも。また、脚の部分は床を傷つけにくい形状になっています。

Byer of Maine 02 イージーコット

セットアップが簡単なコットをお求めなら、こちらがおすすめ。袋から出して、わずか1分未満で設置できます。ベッドの部分は600デニールのポリエステル素材で、しっかりと体を支えてくれますよ。もちろん、脚の部分も安心設計で耐荷制限は150kg。大人一人はもちろん、荷物をたくさん載せることができますね。

Byer of Maine 03 トライライトコット

脚の部分がスプリングになっているタイプのコットです。横になると、バネの力で体にフィットする形状に。包み込まれるように、アウトドアでも快適に眠ることができます。収納は、3つに折りたためてコンパクト。

Byer of Maine 02 イージーコット

ガッチリとした木製のフレームが特徴。ワイドな76cm幅、長さ213cmという大きなサイズで、広々とした寝心地が楽しめます。おしゃれなウッドフレームが、有名なキャンパーたちにも人気のあるモデルです。

ビギナーにもおすすめ! 【LOGOS(ロゴス)】

キャンプ初心者にもおすすめなのがロゴス。中でもファミリー向けにデザインされたアイテムたちは、シンプル設計で使いやすさに定評があります。キャンプ用品というと設置に力が必要なイメージもありますが、女性だけでも簡単に組み立てられるものがほとんどです。
人気の秘密、初心者におすすめな理由は上に書いた通りですが、他にもおすすめポイントがあります。まず初心者向けでも機能性は抜群で、脚フレームが軽量アルミで作られているコットには総重量2kgの製品もあり、収納サイズも約40cm×20cmとコンパクトです。

ロゴスのホームページには「月刊ロゴス」という特集コーナーがあり、毎月15日に更新されています。30枚近い写真にはあこがれるような雄大な自然が収められており、今すぐにでもキャンピングベッドやベンチ、シートなど揃えてしまいたくなるほど、素晴らしいものです。

LOGOS 01 FDコットDX

フレームがアルミで作られた軽量のコットです。軽くて持ち運びが簡単でありながらも、ワイドサイズなのでゆったりとくつろげられます。テントの中で使う場合には、保護マットを敷いた上で使いましょう。

LOGOS 02 プレミアムイージーアッセムコット

1つ前にご紹介したアイテムと同様に、アルミ製フレームの軽量で、横幅がワイドなモデルです。こちらはさらに、EZハンドルシステムを採用し、狭いテントの中でも簡単に組み立てができるようになっています。赤いフレームがアクセントになっているデザインも素敵ですね。

LOGOS 03 7001アッセムコンパクトベッド

なんと、総重量が2kgという軽さを実現したコット。その秘密は、アルミで作られた脚の構造にあります。一つ一つの脚が組み立て式なので他のモデルに比べれば少し手間がかかりますが、難しくはありません。高さが10センチちょっとで低めの設計ですが、しっかりシートが引っ張られているので、沈み込みがほとんどなく、安心して眠れます。

見ているだけで、キャンプに出かけたくなる!?【DOD(ディーオーディー)】

ディーオーディーは、大人になっても童心にかえって“ソト遊び”を楽しめるように、ユニークなアイテムを次々に提案しています。見ているだけで、わくわくするデザインのものばかり。馴染みがない人にとっても、アウトドアへのハードルを下げてくれていますよ。

DOD 01 ウルトラクールキャンピングベッド

夏の暑い時期のキャンプに嬉しい、メッシュ素材のコットです。背中部分の通気性がよく、蒸れずに快適に寝られます。もちろん、丈夫な生地を使っているので、安定性はばっちり。また、スマートフォンを入れられるサイドポケットも付いていて便利です。シンプルなデザインに、ディーオーディーのロゴマークが映えてオシャレですね!

DOD 02 ワイドキャンピングベッド

77cm×190cmのワイドサイズで、大人がゆったり横になれるコットです。睡眠時だけでなく、キャンプ場で横になって本を読むなど、休憩時間も心地よく過ごせます。収納時には、わずか20cm×80cmに。車に積んでも省スペースで済みます。ビニールを裏面に貼りつけるPVCコーテイングにより耐水性が上がり、濡れてもすぐに拭き取れるのも嬉しいポイントですね。

DOD 03 ウルトラクールキャンピングベッド

暑くて寝苦しい時に最適なメッシュ素材のコット。寝ていると背中に風が吹き抜け不快な蒸れを軽減してくれるので、夏のキャンプで大活躍するアイテムです。また、組立式なので折りたためば片手で持てるサイズに収納できるところも嬉しいポイント。

高い技術力にご注目!【Helinox(ヘリノックス)】

アウトドアブランドの合金加工を行っていた1988年創業のDAC社が、自社ノウハウを活かして設立したアウトドアブランドが、ヘリノックスです。優れた技術と素材を活かして生み出されるアイテムに、キャンパーたちの注目が集まっています。

Helinox 01 ライトコット

同ブランドのコットの中で、最もコンパクトなモデルがこちら。重量は1.2kgで、女性でも片手で持ち運びが可能です。ヘリノックスならではの、スポーティーなデザインも魅力的ですね。

技術とデザインのコラボレーション【Helinox×monro(ヘリノックス×モンロ)】

ファッションとアウトドアをミックスすることを得意とするモンロが、ヘリノックスとコラボレーション。究極とも言えるコットを生み出しました。

Helinox×monro 01 コンバーチブルレッグセット

こちらが、ヘリノックスとモンロによるお洒落なコットです。脚を取り外すことで、高さの低いローコットに早変わり。見た目の美しさのみならず、機能性も兼ね備えています。

マットレスの専門ブランド【THERMAREST(サーマレスト)】

サーモレストは、アウトドアで使用するマットレスを中心に特化しているブランドです。安眠のことを考え抜いた設計ならではの、独自のアイテムが揃っています。コットの購入を検討しているなら、こちらのブランドも必見ですよ!

THERMAREST 01 ウルトラライトコット

シートの裏面に、サーマキャプチャーをラミネートすることで、断熱性が高いコットになっています。温度調節の難しいアウトドアでは嬉しいポイントですね。約1kgという軽さにも驚きます。

THERMAREST 02 メッシュコット

暑い季節には、こちらの通気性に優れたコットがおすすめです。脚が円形という、ユニークな設計にもご注目。サイズは3段階から選べます。

寝心地の良さで選ぶならメッシュタイプを

ここまで多くのコットをご紹介してきましたが、中でも特徴のあるコットをあらためてピックアップしてみましょう。
まず、コットに求められる要素のひとつに「寝心地の良さ」があります。もちろんここで紹介したコットはいずれも定評のあるものばかりですが、中でも優れた通気性を持っているのが、DODのウルトラクールキャンピングベッドです。夏の暑い時期、通気性が悪いと、布と接する体が蒸れて寝心地が悪くなってしまいます。こうした箇所をメッシュ状にして通気性を向上させることにより、寝苦しい夏でも快適な寝心地を約束しているのです。
しかもDODのウルトラクールキャンピングベッドは、ハンモックのように適度にしなるため、腰への負担が軽減されます。寒い時期はウレタンマットやアルミシートを敷けば、冷気の遮断が可能。メッシュタイプのコットの場合、値段が高くなってしまうのが難点でしたが、DODは僅か5,000円程度と、大変リーズナブルな価格を実現しています。

おしゃれさで選ぶならウッドコットを

おしゃれなキャンプをしたいなら、コットもおしゃれなアイテムを選びたいもの。そして今、そんな「おしゃれさ」で有名キャンパーから絶大な支持を得ているのが、ウッドフレームのコットです。ナチュラルカラーやアースカラーなど、自然と調和するギアを使ってテント周りを作っていくと、金属などの人工的なギアに違和感が出てくることがあります。そこでおしゃれに敏感なキャンパーたちが、こぞって木材を使ったコットに注目するようになったのです。そしてウッドコットと言えば、定番になっているのがバイヤーオブメインのメインヘリテージウッドコットです。
なお、ウッドコットは残念ながら大手メーカーや量販店ではあまり選択肢がありません。雑貨屋や家具屋などで売られていることもありますので、普段から意識してチェックすると良いでしょう。

軽量マットで選ぶならサーマレスト

最近のコットは軽量かつ堅牢な作りを目指していますが、それでも2kgを切るようなモデルは限られてきます。そんな中で「軽量マット」として異彩を放つのがサーマレストのコットです。
とくにラグジュアリーライト ウルトラライトコットなら、196cmのLサイズが1.42kg、183cmのRサイズなら1.249kgという超軽量を実現しています。単に軽いだけでなく、日差しや雨を防ぐコーティングが施されているので、快適性も十分です。
「似たり寄ったり」と思われがちなコットですが、ブランドごとにご紹介することで、その違いを分かっていただけたのではないでしょうか?デザインのみならず、機能性にもさまざまなバリエーションがあります。予算に余裕があれば、季節によっても使い分けたいですね。まずは自分にあった一台を、探してみてください!

WRITTEN BY

DIYer(s)

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