簡単にサンルームだってDIY!部屋を増やすアイデア9選
太陽の光を思う存分楽しむことが出来るのはもちろん、エアコンの効率アップや、自由に使える空間が増えるなど、メリットいっぱいのサンルーム。そこで今回は、おすすめのサンルームDIY術をご紹介します。
公開日 2018.03.20
更新日 2023.04.06
サンルームDIY.01 ウッドデッキを素敵なサンルームにチェンジ
ウッドデッキにサンルームを作る場合、気になるのは、安全性に加えて、日当たりや、風通し。「趣味は木工とDTM。」のサイトにまとめられているサンルームのDIYは、日当たりを遮らず、風通しの良さに加え、安全面も考慮に入れた、素晴らしい出来となっています。まずは、木材は、2バイ材(2×4、2×6、2×8 etc)を調達します。雨風に晒されるウッドデッキのため、ウエスタンレッドシダーなど耐久性がある木材がオススメです。木材のカッティング、塗装が終わったら、土台を作り、ウッドデッキを組み立てていきます。土台作りが終わったら、四隅の支柱を建ててから、床板を敷いていきましょう。敷き終わった床板は、大きめのクランプで締め付けながら、コースレッドを打ち込んでいきます。そこまで終われば、サンルームの屋根を骨組み作りです。パーゴラに溝を入れ、屋根材をスライドさせて入れていきます。屋根材には、ガラスの半分ほどの重さで耐久性が強いポリカーボネイト平板を使用しているため雹や地震が来ても安心。残りはサッシの制作です。日当たりと風通しを考慮した透明なガラス製の折戸を取り付けていきます。折戸の形にカットした木材を組み立て、溝を開けてガラス板を入れます。ガラスをはめ込んだら、止ネジでガラスを固定しましょう。折戸の下にはレールを入れ、スムーズに動かせる仕様に。あとは、折戸をはめ込んでいけば完成です。
サンルームDIY.02 ポーチをサンルームに変身させるDIY
How to Make a Four Season Room from a Porch
DIYを用いた家の改装を提案する「RON HAZELTON」からは、ポーチを簡単にサンルームへ変身させるアイデアをご紹介。フレームワークは既に整っているため、あとは壁や窓を取り付けるだけです。まずは、ドライバーを使って、古いスクリーンパネルをハンマーや取り除いていきましょう。取り除いた部分に壁を取り付ける前に、床板を取り付けておくのをお忘れなく。このステップを踏むか踏まないかで、壁の安定性が大きく変わるそうです。穴を開けたコンクリートにアンカーボルトを取り付け、プレートを床にしっかりとボルトで固定します。寒さが気になる地域では、コンクリートと床板の間に断熱材を敷くとよいでしょう。次は、壁のフレーミングです。購入したウィンドウがしっかりはまるようなフレーミングを考え、壁はウィンドウが収まるように適切な高さに枠をつけます。2×4材の縦に柱を釘付けにして、それらの間に天板を釘付けます。壁がはめ込まれたら、外装シートを貼りましょう。サイトでは、外装グレード合板をオススメしています。シートを適切なサイズにカットして、それらを所定の場所に釘付けましょう。この作業によって、壁の強度が高まります。このあと、窓とドアを取り付け、必要に応じて断熱材などを壁に取り付け、ウォールボードなどで外装を仕上げれば、出来上がり。四季の移り変わりを楽しめるサンルームが完成です。
サンルームDIY.03 シャワーカーテンで作る暖かいサンルーム
エコとDIYに関するアイデアを集めた、海外サイト「EcoRenovator」からは、リーズナブルに出来て、寒い季節でも部屋を温めてくれるサンルームのDIYをご紹介します。用意するものは、壁や屋根の骨組みとして使う木材、ガラスの代わりに使うシャワーカーテン、塗料、ドライバー、ネジ、刷毛など。作り始める前に、しっかりと設計図を引いて完成イメージを持つようにしましょう。まずは、木材で床の枠組みを作ります。床部分が出来たら、そこに壁のとして使用する木材を取り付けていきます。最後に、屋根部分を取り付ければ、基本的な骨組みは完成です。骨組みが出来上がったら、お好みの塗料を塗っていきましょう。塗装が完了し、塗料が乾いたらシャワーカーテンを取り付けていきます。できるだけたるみが出来ないように注意して設置していきましょう。取り付け後、その上に木材を取り付け、ネジなどで固定すれば簡易サンルームの出来上がりです。
サンルームDIY.04 オーダーメイドで作った本格的なサンルーム
冬の昼間に日当たりが悪くて悩んでいたという「くに」さんのブログでは、オーダーメイドのサンルームについて、丁寧にその作り方がまとめられていました。まずは、元々あったウッドデッキを綺麗に撤去し、その周りに型枠を作ります。そこにホームセンターなどで購入した砂利(20kg×10袋)を敷き詰め、束石を上から押し付けて転圧していきます。転圧が終わったら、その上にワイヤーメッシュを敷き、コンクリートを流し込んでいきましょう。コンクリートが固まったら、上棟作業に移りましょう。防腐剤が塗られた角材を束石の上に立て、上に角材を交互に組んでいき、骨組みを構築します。骨組みの上に床材を並べ、ビスなどで固定していきましょう。柱と梁づくりが終われば、屋根、窓の取り付けと、外壁の取り付けです。外壁の内側に防水シートを取り付け、外壁のハードウッドのレッドシダーおよび、ドア枠をビスで留めていきます。外壁の塗装には、下塗りが要らず、防カビ剤が配合されている油性防カビ剤入りのホワイトを使用。そこまで終われば、床のタイル張りや、内壁の塗装に移ります。あとは、ドアや、照明を取り付け、中のインテリアを整え、再塗装すれば出来上がり。屋根にはポリカーボネイトを使用し、壁の三面には窓が取り付けてあるので、採光性も抜群です。
サンルームDIY.05 お洒落な滑り台付き、サンルーム
業者に頼めば、60~100万円ほどの費用が掛かってしまうサンルーム。DIYで賃貸住まいをオシャレにする、インテリアとDIYの総合サイト「金曜大工」より抜粋したこちらのアイデアでは、材料費7万円、実質労働時間20日ほどで見事なサンルームを作りあげています。準備するものは、ステンレスビス、アクリル、網、防腐塗料、丸のこなど。まずは、土台となるウッドデッキを完成させ、パーゴラを取り付けます。あとは、窓と壁部分を取り付け、雨樋と滑り台を取り付ければ完成です。全てホワイトで統一した、壁や窓、すべり台が爽やかですね。お子さんがいれば、喜ぶこと間違い無しのサンルームですね。
サンルームDIY.06 季節によって変幻自在、光と風を楽しめるベランダサンルーム
サンルームを作るウッドデッキのようなスペースや、空き地がない方も諦めてはいけません。HP「ゴム・クルーズの今日も独りよがり」には、ベランダをサンルームにする素敵なアイデアが掲載されています。作り方は簡単。まずは、ベランダの空間に合わせて木材で骨組みを作ります。屋根に耐候性ポリカ波板(ホームセンターにて購入可能)を使用。耐久性があるため、台風や雪でも安心です。また、外の光を取り入れつつも、外から中が見えないところもうれしいポイントですね。壁の部分にもポリカ板を張り、ドアを取り付け、テーブルといすを持ち込めば、完成です。壁に当たる部分が、パネル式になっているため、夏場はすべての囲いが取り、オープンテラスにすることも可能。屋根に遮光幕を吊るせば、夏場でも快適に過ごせますね。
サンルームDIY.07 2×4材を使用、木製のDIYサンルーム
「日曜大工 DIY|手軽に簡単!趣味の日曜大工」からは、木製のサンルームをご紹介します。ウッドデッキに3畳ほどのスペースを確保し、合板で床を作り、周囲に枠を取り付けていきます。このサンルームは家屋に穴を開けるものではないため、サンルームを結合せず、コーキング処理(シリコンやパテなどで淵または溝を埋める作業)のみを行っています。愛犬の出入り口や、コンセント、換気扇、物干しなども設置されていて、とても便利なサンルームです。材料はホームセンターやネット通販で仕入れることが出来るので、リーズナブルに制作ができますよ。
サンルームDIY.08 ベランダに作るサンルーム
「かんちゃん」さんのブログで紹介されているのは、ベランダに作るサンルームです。用意するものは、12フィートの2×4材を9本、ツインカーボ 1820×910mmを6枚、コンパネ12mm1820×910mmを2枚、アルミアングルL型360cmを17本、アルミチャンネル各種を必要なだけ、木材保護塗料キシラデコール0.7ℓを1缶です。まずは、キシラデコール(ウォルナット)を2×4材に雑巾がけで塗布。間隔を開けて2度塗りしましょう。次は、2×4材で窓枠になる部分を作成します。木材同士の枠組みは、組み合わせる部分に凹みを入れて組み合わせたら、各種金属で固定しましょう。次は透明な壁部分を作ります。ガラスの約200倍の強度があり、アクリルの約30倍の耐衝撃強度で割れにくく、燃えにくいツインカーボを使用。窓枠に合わせてカットします。最後に、引き戸のレール部分を取り付け、引き戸をはめれば完成です。
サンルームDIY.09 サンルームにもなる、ポータブルな透明テント
最後は、簡単に出来てユニークなサンルームをご紹介します。使用しているのは、ドーム型の透明テント。テントを組み立てて、中に重りを入れ、自宅のベランダや、庭、プールサイドなどに設置すればおしゃれな簡易的サンルームの完成です。ソファやちょっとしたテーブルなど、お気に入りのリラックスグッズを持ち込んでゆっくり日光を楽しみたいですね。簡単に設置できて、不要ならば折りたためる優れもの。間接照明などを持ち込めば、夜でも素敵な時間が過ごせそうですね。日差しを避けられるカバーをつければ夏でも快適に過ごせますよ。360度のワイドな景観をお楽しみください。
ネットで買える!?サンルーム
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Japan
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