【DIYでキャンプギア】100均キャンドルと空き缶で作るキャンドルランタン

普段はWEB&グラフィックデザイナーをしているキャンプ好きなSYUJIと申します。 永らく四駆を愛用していたんですが、2013年にSUZUKIのジェンマを購入し、今はバイクでのシンプルなキャンプを楽しんでいます。キャンプ歴は30年ほどになります。

2023.05.28

キャンプ用に作ったのですが、防災用としても使えるランタンかと思います。
ウコンドリンクの空き缶で簡単に作れる吊り下げ式のキャンドルランタンです。

材料

・100円ショップのステンレス針金(太さ0.55mmか0.9mm)
・ウコンドリンク(100ml)の空き缶
・100円ショップの「非常用ローソク」
100円ショップの「非常用ローソク」
燃焼時間が12時間もあって、ガラスのケース付きです。
通常のキャンドルランタンは使用後にロウの掃除などが面倒ですが、これを使えばそんな必要もありません。

道具

・マジックペン
・メジャー
・カッター
・ハサミ ※100円ショップの『固いものも切れるハサミ』という商品。
・ラジオペンチ
・紙ヤスリ(120番くらいのもの)
※『固いものも切れるハサミ』は歯がギザギザになっており、切り口が鋭くならないので手袋はいりません。
全て100円ショップの商品です。

STEP.01 切り抜き

ウコンドリンク(100ml)の空き缶の側面を、「非常用ローソク」が入る大きさに切り抜きます。
マジックペンで印を付け、カッターで切り込みを入れて、ハサミで切っていきます。
切り終わったら、キャップの留め具をカッターで切って外します。
キャンドルを入れる際は、少し斜めにして底から入れます。
ちゃんと入るようであれば、切り口のバリを紙ヤスリで整えます。
これで本体は完成です。
次にハンドル部分を作っていきます。

STEP.02 吊り下げパーツ作り

針金を20cm〜24cmくらいに切って、二つ折りにします。
折り目部分をラジオペンチでつまみ、三回ほどねじって写真のような形にします。
写真では太さ0.9mmの針金で作っていますが、0.55mmの方が加工がしやすいので、そちらをおすすめします。
次に、加工した針金を空き缶の首に巻きつけ、反対側をねじって吊り下げパーツを作ります。
こんな形にします。

STEP.02 ベイルハンドル作り

24cmくらいに切った針金を、端を折り曲げて吊り下げパーツに引っ掛けます。
マッチ棒など細い棒を入れ、指でねじって留めます。
反対側も同じように留めます。

完成

制作時間は二時間ほどです。
重さは13g。
「非常用ローソク」は90gで、合わせても103gと軽量です。
作成過程は動画でもご覧いただけます。

手作りキャンプ道具 二種類のキャンドルランタン

写真のチェーンはホームセンターなどで売っているもので、長さ50cmです。
鉄製のものは280円くらい。クロムメッキだと250円、ステンレス製は600円くらいです。
末端に付いているS字フックは、0.9mmの針金をラジオペンチで加工して作ったものです。

使い方

火をつける際は、写真のようにして点火します。
※「非常用ローソク」の注意書きにはこうあります。
●風の影響で、点火中の炎が、ホルダーの1カ所に集中してあたると破損する恐れがあります。
●ロウがおよそ1cm以下になったら使用を中止してください。
とのことなので、ご注意ください。

カスタマイズ

使用したウコン缶は首回りの柄がなかなかいい味を出してくれるので、塗装は落とさずに一番簡単な作り方をご紹介しましたが、塗装を落として作るとこんな感じになります。
これは最初に紙ヤスリで塗装を落とし、ボトルネックの余分な部分をカットしたものです。
100円ショップのレザーで作った専用ケース。
材料も道具も全て100均商品で作ったものです。
ランタン本体と予備のキャンドルがちょうど一つ入る大きさです。
いまやレザークラフトの材料や道具が100円ショップで売っていて、驚くばかりです。
100円ショップの材料と道具だけで作ったレザークラフトもいつかご紹介できればと思います。
空き缶で簡単に作る吊り下げ式のキャンドルランタン。
いかがでしょうか?

WRITTEN BY

SYUJI@moto_camping

Japan

キャンプツーリングのWEBサイトを運営しています。
DIYで自分だけのキャンプギアを作るのが好きです。