干せて、畳めて、転がせます!IKEAバッグで作るランドリーワゴンをDIY!
KEAのショッパーをランドリーバッグにしているというそこのあなた。そうです、あなたです。すごく便利ですよね。丈夫だし、収容量も抜群だし…。でも、もっともっと便利になる方法をDIYer(s)は思いついてしまいました。その方法をレクチャーしちゃいます!
公開日 2021.04.13
更新日 2022.01.07
INDEX目次
使い勝手抜群!キャスター付きのランドリーワゴンをDIY!
最近、すっかり春めいてきましたね。カラッとした陽気なお洗濯日和が続き、洗濯が大好きな編集部員は毎日大忙しです。洗っては干して、洗っては干しての繰り返し。しかも、コロナの影響で衛生に敏感になり、洗濯の回数が増えたという人も多いのではないでしょうか?とはいえ、洗濯後の洋服やタオルは水分を含んでずっしり重い。キャスター付きのランドリーバッグが欲しい!でも、そんな大きなものを置くスペースはこの部屋にはない…!というわけで、狭い部屋でも洗濯を楽しみたい!という悩みを解決すべく、今回もDIYer(s)はDIYクリエイター岩西さんの元を訪れました!!
作るもの
今回作るものは、IKEAのショッパーを利用したキャスター付きのランドリーワゴン。コロコロと転がして部屋中を移動させたり、不要時には畳んでしまえたりする優れものです。では、早速作っていきましょう!
材料
A:パイン材 8mm×28mm×2985mm(写真では半分の長さにカット)
B:SPF材1×2 19mm×38mm×1820mm 4本
C:丸棒 Φ6mmx900mm 1本
D:全ねじ M10x900mm 1本
E:シナ円板 10mm×Φ90mm 2枚
G:丸棒 Φ18mm×910mm×24mm 2本
F:イケア フラクタ Lサイズ
B:SPF材1×2 19mm×38mm×1820mm 4本
C:丸棒 Φ6mmx900mm 1本
D:全ねじ M10x900mm 1本
E:シナ円板 10mm×Φ90mm 2枚
G:丸棒 Φ18mm×910mm×24mm 2本
F:イケア フラクタ Lサイズ
始める前に
今回のランドリーバッグを作るにあたり、大切な2つのパーツを把握しておきましょう!
2つ土台が対になるのですが、サイズが微妙に異なります。このことを念頭に置いて進めていきましょう!
2つ土台が対になるのですが、サイズが微妙に異なります。このことを念頭に置いて進めていきましょう!
こちらが土台A。地面と接する部分は斜めにカットが入ります。(後述)
そしてこちらが土台Bです。車輪をつける分、土台Aに対して角材が50mm短くなっています。
STEP.01 切り出し
それでは早速やっていきましょう!まずは材料の切り出しから。角材Bを以下のサイズで切り出していきます。
土台A:1025mm 2本
640mm 2本
640mm 2本
土台B:825mm 2本
600mm 2本
600mm 2本
STEP.02 土台Aの角材に傾斜をつける
土台A用の角棒2本は脚は支える部分になるので、脚は地面にピッタリと接地するように斜めにカットします。30度でマーク。
このように線が引けました!
線に沿ってカット。ソーガイドがある人は使用するのがおすすめ。
STEP.03 それぞれの角材に穴を開ける
続いて、ランドリーバッグのフック機能を担う、丸棒Gを差し込む穴を開けます。この工程は、土台A・土台B両方の角棒に施します。まずは、角棒の上から30mmのところでマーク。
続いて、角棒の幅から半分のところにもマーク。これで十字ができました!
そして穴あけ。この工程を角材Bすべてに施します。
STEP.04 角棒をはめるスペースを作る
続いて、先ほど640mmにカットした角棒がはまるよう、スペースを作ります。写真は土台Aの場合。穴を空けた場所とは反対の方向にマークをします。幅は角棒のサイズに合わせて決めてください。
2本一緒に切っていきます。ざくざくと、でも慎重に。
ノコギリでこのように細く線を入れて…
一気にパキッと折れば…
スペースができました!
ぼこぼこしている表面をやすりで整えます。
ここにカットした角材をはめていきます。
はめた状態がこちら!ぴったりと綺麗に組み合わさりました。
最後にビス止めをすることも忘れずに。
土台Bにも同様の工程を施すのですが、サイズが違うので、「はじめに」でお見せした画像をもう一度確認しましょう!また、車輪用の穴もこのときに開けておきます。下から40mmのところでマーク。
そしてドリルで穴を開けます。
STEP.05 振れ止めをつける
続いて、木材Bを使用して振れ止めをつけていきます。このときのポイントは、土台Aと土台Bでは互い違いに振れ止めをつけること。もう一度、図を確認してくださいね。
先ほどビス止めした部分と重ならないようにビスを打ちます。
反対側も同様に。サイズはビスで止めてから、合わせてカットしましょう。
こちらが完成した土台A。STEP3で開けた穴に丸棒も入れて、しっかりとした土台ができました!土台Bも同じ要領で、振れ止めをつけましょう。
STEP.06 土台Bに車輪をつける
続いて、土台の仕上げに入ります。まずは車輪にボルトが入るサイズの穴を開けていきます。
今回はボルトのサイズに合わせて、6mmの穴を開けました。
そしてボルトで固定するのですが、ここで、ちょっとした小バナシ。皆さんは「ダブルナットの法則」をご存知ですか?要はネジ部の摩擦を増やすことなのですが、緩みを防ぐためにとっても有効的な手段なんです。
ポイントは、まずは上のナットを締め付けて、それから下のナットを逆回転させること。こうすることで、上ナット・下ナットの両方でねじ部の摩擦力を発揮させることができるんです。緩み止め効果がアップ!
というわけで土台AとBがそれぞれ完成しました!ここからは、AとBを実際に組み立ていきます!
STEP.07 土台を組み合わせる
寸切りボルトを使って、AとB、ふたつのボルトを組み立てます。クロスさせる位置は上から両脚の上から480mmあたりです。
調整してカット。硬いものほど力まず優しくカットしていくのが肝ですよ。
クロスする面に穴を開けて、ボルトを通し、袋ナットで固定します。
STEP.08 丸棒にフックをつける
さて、DIYはまだまだ続きます。丸棒Gに、ランドリーバックをひっかけるためのフックをつけていきます。
丸棒Gに、ランドリーバックの取っ手部分にあわせて印をつけていきます。今回は、まずは中心にマークをして、中心を基準に左右150mmのマークをつけました。
そして2か所に穴あけ。
ここまでできたら、丸棒Cを60mmで4本にカット。
入りにくい場合はやすりで削るなどをして、調整をしましょう!
STEP.09 幅を調整する
これで土台は9割完成!ですが、このままだと開きすぎてしまうので、適度な開きになるようにロープで調整していきます。まずは中心に穴を開けます。
試しにバッグをかけてみて、どのくらい開くとちょうどいいのかを確認。
バッグがちょうどよく収まるサイズになったことを確認して、ロープをカットしたら…
完成!!
完成しました!!!!早速使っていきましょう!!高さもちょうどいい感じ!干すたびにしゃがんだり立ったりするの、大変だったんですよね。これならバッチリです!
使用してみる
IKEAのバッグの収納力の高さたるや。あれもこれも。ホイホイ投げて入れちゃいます。
せいやっ!と、思いっきり入れてしまいましょう!
おおお…これはかなりの重量。洗濯直後の濡れた状態であれば、なおのことヘビーになっていることが予想されます。
でも、大丈夫。今回は車輪がついているんです!こんな風にコロコロ転がせば簡単に運べちゃいます。筆者はよく乾燥機を使用するためにコインランドリーを使うのですが、濡れた状態の洗濯物って重いんですよね。でも、これなら乳母車みたいに持っていけるのでラクラクです!
使わない時は収納可
なお、使用しない時はこうして折り畳んで収納可能。洗面所にあるちょっとした隙間にも入っちゃいます!狭い空間でも、洗濯の時間を快適に過ごす楽しいDIYアイデアのご紹介でした!
また、今回はIKEAのショッパーを使用しましたが、他のブランドでもメッシュ生地のランドリーバスケットも発売されていますので、自分のお手持ちのランドリーバッグに合わせてアレンジをしてみてはいかがでしょうか?より快適なお洗濯ライフを楽しみましょう!
また、今回はIKEAのショッパーを使用しましたが、他のブランドでもメッシュ生地のランドリーバスケットも発売されていますので、自分のお手持ちのランドリーバッグに合わせてアレンジをしてみてはいかがでしょうか?より快適なお洗濯ライフを楽しみましょう!
監修:岩西剛
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