音をDIY!もっと気楽に音楽にふれよう
表参道駅から徒歩約1分のCOMMUNE 2ndにメインキャンパスを置く「自由大学」。“知る楽しさと考える面白さを日常の中に取り込む”きっかけを提供するべく、ここでは様々な分野の学びをキュレーションしています。 そんな自由大学で行われている講義の中から、DIYer(s)編集部が気になるコンテンツをご紹介する本企画。今回は「音楽をDIY」する楽しさを学ぶ『DIYミュージック』をピックアップ!
公開日 2017.10.04
更新日 2022.01.11
テクノロジーを使い、暮らしに寄り添った音楽を楽しもう
自由大学とは
-まずは、sawakoさんが音楽の世界に入ったきっかけを教えてください。
-sawakoさんが思う音楽のおもしろさとはなんでしょうか?
uta tane
-“音楽を作る”となると、ハードルが高いように感じられます。実際はどうなのでしょうか?
続いて、講義の内容や流れについて伺いました。
DIYミュージック ~耳を澄まして、自分だけの音楽を作ろう~
これまでの受講生やゲストの方が作った音楽の一部は下記URLから視聴可能です!
URL:http://diy-music.com/listen/
流れとしては、毎回下記のようにされているそうです。
受講生に好きな曲を一曲持ってきてもらい、それを流した上で自己紹介をしてもらいます。どういった音楽が好きか、趣味は何かなどといったバックグラウンドもあわせて聞き、どのような音楽の作り方が合いそうかを皆で考えるそうです。また、残りの時間で電子音楽の歴史や簡単なアプリの紹介もされているとのこと。これは決まったものを毎回紹介するのではなく、膨大な数のアプリの中から受講生一人一人に合わせたものをピックアップされているそうです。
毎回違うゲストに来てもらい、ご本人の活動や音楽制作方法について紹介してもらいます。時には、フィールドワークに出たりセッションやサウンドスケープを楽しんだりすることも。
たとえばギタリストの方に来てもらった回では、受講生の方々がカセットテープレコーダーで録ってきた音にギターをあわせ、即興で音楽を作るといった内容の講義もあったのだそうです。
最終回は、各々の作品の発表です。たとえば、自作のコマ撮りアニメーションのための音楽を作ったり、音のある風景を建築模型という形で提案したりするなど、受講生の仕事や特技を活かした個性豊かな作品が並びます。
受講生の中には、イラストレーターや料理家、ミュージシャンなどと言った、様々なバックグラウンドを持った方がいらっしゃるのだとか。
音楽を作ってみよう
GarageBandでは、元々内蔵されている楽器の音(ギターやドラム、ピアノなど)の他、実際に鳴らした楽器の音や音声も録音して使えるそう。今回はまず、sawakoさんの声を入れさせてもらいます。
続いて、ドラム音を鳴らします。本格的なドラムセットがiPhoneの中に!思わず横から手を出してしまいました。
シロフォンを用意してくださっていたので、こちらも録音。
録音された音を重ねて、完成です。本当に簡単に音楽が作れてしまいました!このデータをPCに移し、音量の調整やエフェクトをかけることも可能なのだそうです。
こちらのサイトでは、PC上にて簡単に音で遊べるアプリを作成、公開されています。公開されているもののひとつ、Typatoneを使わせていただきました。
好きなように文章を入力すれば完成!再生すると一文字一文字のイメージに合わせた音が鳴り、文章が音楽になります。 その他にも、新しいアプリは毎週のように発表されているようです。自分好みのアプリを探して、気軽に音楽を楽しんでみては?
-DIYミュージックを通して、受講生の方には何を得てほしいとお考えですか?
-最後に、音楽に興味があるけれどハードルを感じてしまっている方にメッセージをお願いします。
https://freedom-univ.com/lecture/diy_music_lab.html/
PROFILE
「音と暮らしとテクノロジー」をキーワードに、フィールドレコーディングやデジタル技術を用いて音楽を作るサウンドアーティスト。12kやscholeなどのレーベルからCDをリリースしている。楽曲担当として指名されたカナダのドキュメンタリー映画、「Geek Girls」が先日公開され、イギリスのドキュメンタリーフェスティバル 「Sheffield DocFest」にてワールドプレミアされた。
ブログ:http://ototabi.tumblr.com/
School Data
WRITTEN BY
Japan
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