【アロマオイルキャンドルの作り方】オシャレな手作りアイデア13選!
手作りできるキャンドル(ろうそく)のアイデアをご紹介します。冬にほっこり心温まるボタニカルキャンドルの作り方から裏技まで、キャンドルの知識を大公開。読み終わったらぜひ、ご自身でキャンドル作りを体験してください!
公開日 2017.03.31
更新日 2023.03.27
INDEX目次
まずは、キャンドルアーティストの IRAM 櫻井 真里さんにいい香りがするボタニカル・キャンドルの作り方を教えてもらいました。しかも、材料は100均で揃う物ばかり、気軽に手作りを楽しめますよ!
では、さっそく作り方です。
冬にオススメ!ボタニカルキャンドルの作り方と準備するもの
【材料】90mlキャンドル1個分
アロマキャンドルの材料となるものです。種類は特に問いません。
◼︎割り箸 … 1本
溶かしたキャンドルをかき回す時に使います。
◼︎紙コップ … 大、小のセット
キャンドルの型に利用します。
◼︎竹串2本を輪ゴムで止めたもの
キャンドルの芯を固定する時に使います。割る前の割り箸でも代用できます。
◼︎温度計
蝋(ろう)を溶かす際の温度の管理に使用します。調理用の温度計でも問題ありません。
◼︎鍋
キャンドルを溶かすために使います。注ぎ口が付いているタイプのものが便利です。
◼︎コンロ
熱伝導が良いIHがオススメです。
◼︎お好みのドライフラワー、ドライフルーツ
小さめ、薄めのほうがキャンドルに入りやすいです。
◼クレヨン
色付けに使います。お好みの色を用意しましょう。油の匂いが気になる場合はクーピーがオススメです。
◼︎エッセンシャルオイル(精油)
アロマキャンドルの香り付けに使います。お好みの香りを選びましょう。市販のアロマオイルのほか、普段使っている香水も問題なく使用できます。
【作り方】①キャンドルの中身を作ります
【色をつけたい場合はここで色を足します。】
②香りをつける
なお、残った蝋はシリコンのカップケースなどに入れて固めて破棄しても良いですし、溶かして再度使うことも可能です。
③キャンドルの外側を作ります。
上から見えるドライフラワーがまたオシャレですね。色々詰め込むと華やかになります。何より100均の材料で作ったとは思えないクオリティにびっくりです。
Instructor
IRAM(イラム)
「IRAM」とは葉山を拠点とする日本キャンドル協会(JCA) 認定のキャンドルアーティスト櫻井 真里さんが立ち上げたハンドメイドのキャンドル工房です。 インテリアとして日々を豊かにし、火を灯した際には、「光」「香り」「音」が混ざり合い安らぎを与える、そんなキャンドルが豊富で置いておくだけでもオシャレです。 商品はオンラインショップで購入可能!新商品やイベントなどの情報はInstagramを中心に発信中です。是非フォローして下さい!
HP:http://i-r-a-m.com/
Online Shop:https://iram.theshop.jp
Instagram:https://www.instagram.com/candle_iram/
他、手作りキャンドルのアイデアまとめ
アイデア1. メイソンジャーとドライフラワーでボタニカルキャンドル!
メイソンジャーを使ったボタニカルキャンドルをBlog25からご紹介。作り方も難しくなく、あっという間にできあがります。やり方は、お気に入りの押し花をメイソンジャーの中にいれて、溶かした蝋をハケに少しとって塗って中の押し花を固定させます。固まったら、芯を入れて割り箸や鉛筆で中に落ちないように止めて溶けた蝋を入れれば出来上がりです。こちらは何より蝋がこぼれる心配がないのでどこにでも置けますね!
アイデア2. お気に入りの缶やボトルで作るキャンドル
缶のアップサイクル術としてもオススメの缶キャンドルをDesign Spongeからご紹介です。お気に入りの缶や瓶に溶かした蝋と芯を入れて固めたら出来上がり!と、すぐに出来上がります!缶の場合、割れないのでアウトドアなど外に持ち運ぶ時にオススメです。小さいお菓子の缶や瓶の蓋などに入れて、持ち運びやすくコンパクトにするのもいいですね!
アイデア3. 無地のキャンドルに好きな画像や文字を転写
無地のキャンドルに画像や文字を転写するアイデアをHome talkから。やり方は、転写したい画像や文字を薄葉紙(ラッピングの時に使用する薄い紙)に印刷して周りを切り取ります。キャンドルの上に画像が映った薄葉紙を重ね、その上にクッキングシートを重ねてドライヤーの温風を当てて画像を映します。映ったら、ゆっくりと紙を剥がして出来上がりです。薄葉紙に印刷する時は、下に紙をあてて周りをテープで貼ってと、紙を厚くすると破けずにキレイに印刷できますよ!
贈り物のキャンドルに使いたいアイデアですね!
アイデア4. ちょっと不思議なシェイプをしたキャンドルを作ってみませんか?
Hello Growから面白い形のキャンドルを作るアイデアです。牛乳パックに溶かした蝋を入れて固めるのですが、その時一緒に大きい氷を入れて蝋を流し込みます。そうすると氷を含んだ部分に空洞ができるんです。溶けた水はキャンドルが固まった後に流せます。ただ1点だけご注意ください。芯が浮いてこないように、ウォータープルーフの接着剤で牛乳パックと芯を固定させてくださいね。
アイデア5. スパイスのいい香りがするキャンドル
キャンドルからいい香りがすると嬉しいですよね。通常はエッセンシャルオイルを使って香りづけしますが、こちらは、食べ物と同じようにスパイスを使って香りをつけたキャンドルです。秋や冬に似合うちょっと甘めのしっとりした香りです。
作り方は、パウダー状のシナモン、ジンジャー、ナツメグ、オールスパイス、クローブをミックスして作ったパンプキンスパイスを一煮立ちしたオリーブオイルの中に小さじ2ほど加えて2日間寝かせます。次に、芯をお好みの容器に固定し、寝かせたスパイスオイル(小さじ2ほど)を注ぎ、溶かした蝋を加え、よく混ぜます。最後に冷蔵庫で固めたら出来上がりです。
エッセンシャルオイルとは一味違った香りを楽しめます!She uncoveredから。
アイデア6. コーヒーのフレッシュな香りがするキャンドル
Hello Growからコーヒーの香りがするキャンドルの作り方をご紹介します。まず、容器に割り箸や竹串を使って芯を固定させます。コーヒー豆とバニラビーンをお好みの分量加えて、溶かした蝋を注いで固めたら出来上がりとあっという間に出来上がるコーヒーキャンドルです。灯すとほんのりコーヒー豆のいい香りがしてきます。古くなってしまったコーヒー豆の活用法としてもオススメです。
アイデア7. 残ったココナッツオイルを使ったキャンドル
以前流行っていたココナッツオイル。使い切れずに残っているなんてことありませんか?Thrive MarketからのDIY術はこのココナッツオイルを使ったキャンドル作りです。
まず、蝋を溶かします。そこにココナッツオイルを加えます。完全にココナッツオイルが溶けたら、お好みの香りのエッセンシャルオイルを加えます。容器に芯を固定させたら、ココナッツオイルが入った蝋を注ぎ固めます。あっと言う間に完成です。
ココナッツオイルを加える目安の分量として、100gの蝋に対して50gのココナッツオイルになります。ココナッツオイルの匂いがほんわか香るので、置いておくだけでもいい香りがしそうですね。
アイデア8. キャンドルをオーナメントとして使う
Land Loveからのアイデアで、キャンドルのオーナメントです。こちらでは蜜蝋を使用しクッキー型に流し込み出来上がり!と簡単にできるオーナメントです。ポイントとして、型に油をひと塗りすると蝋が取り出しやすくなるとのこと。また、蝋を80°C以上に温めて型に注ぐとプラスチックの型は溶けてしまうのでご注意ください!
クリスマスツリーに飾るのもいいですが、リースや部屋に飾るのも素敵ですね。また、ギフト時のリボンの変わりに使用するのもいいかもしれません。
困った時の裏技紹介!
アイデア9. 瓶に残った蝋を取り出す方法
diyINYACOから、瓶にとけ残った蝋を取り出すアイデアを3つご紹介します。
まず、1つ目は瓶の中に大体80°C前後の熱湯を注ぎ2~3時間ほど待ちます。そうするととけ残った蝋が浮かんで取れやすくなりますよ!
2つ目は、マグカップウォーマーと言って、テーブルの上でマグカップを温める保温アイテムです。このマグカップウォーマーに瓶を乗せて、蝋をとかして取り出す方法です。温めすぎると瓶が割れたり火傷したりするので、熱し過ぎにご注意ください。マグカップウォーマーを取り出す時は、素手ではなくタオルを使って取りましょう。
最後は、なんと!瓶ごと冷凍庫に冷やします。2〜3時間ほど冷やして紙のプレートやキッチンクロスの上に置いて、ナイフで蝋を砕いてください。すぐにバラバラに砕けますよ。
瓶を再利用できたら、手作りできるキャンドルも増えて、キャンドル作りの腕も上がりますね!
アイデア10. カーペットにこぼれたキャンドルを綺麗にとる方法
瓶に入ったキャンドルだとこぼれないですが、瓶に入っていないキャンドルにそのまま火をつけているといつの間にか溶けてカーペットにこぼれる事があると思います。そんなカーペットにこぼれたキャンドルの落とし方を1800carpet9 からピックアップ。
まず、カーペットにこぼれて固まった大きな部分を取ります。その後、キッチンペーパーもしくは紙袋を上にのせてアイロンをかけます。そうすると、キッチンペーパーに溶けたキャンドル部分がしみ出て綺麗に落とすことができます。
これで、もしキャンドルがこぼれても大丈夫です!
アイデア11. ホーロー鍋に残る蝋の落とし方
もう一つは、布で拭き取る方法。中の蝋が固まらないうちに、不要な布などを使って鍋の中を拭き、蝋をあらかた取ってしまいます。その後、すぐにスポンジと台所用洗剤でお湯を使ってキレイに洗えば、残った蝋を落とせます。
時間が経って完全に蝋がこびりついてしまった場合は、もう一度鍋を温め、蝋を溶かしてからこれらの方法を試してみてください。
アイデア12. キャンドルの中心だけが凹まないようにするには
火を灯すと、蝋は火に近い部分から溶けていきます。そこから時間が経つに連れて、周辺まで熱が伝わり、キャンドルの上部が蝋で満ちた状態になります。そうなるまでに一般的なキャンドルでは約1時間、大きいサイズの場合は2時間程度かかることもあります。キャンドルは、この状態になるまで燃焼させましょう。これがキャンドルの最短使用時間です。
そこまで気長に待てないという人は、アルミホイルで周囲を囲ってみましょう。熱が回りやすくなり、より短い時間で均一に溶けるようになります。
たくさんあるアロマキャンドルの形
・ボーティブキャンドル
・テーパーキャンドル
・ピラーキャンドル
・フローティングキャンドル
アロマキャンドルに使ってみたいアロマオイル
■イランイラン
落ち込んだ時に気分を和らげてくれる「リラックス作用」があると言われています。熟睡効果があるので、寝付きが悪い時に試してみましょう(必ず火を消してからベッドに入ってくださいね)。
■レモングラス
レモングラスはイネ科の植物ですが、レモンにも含まれる成分「シトラール」が含まれているので、柑橘系のフレッシュな香りが楽しめます。エネルギーを回復させてくれるので、心身ともに疲れている時にオススメのハーブです。
■ラベンダー
古代ローマ人が入浴時に使っていた歴史のあるハーブです。ラベンダーのアロマは、心を洗うように疲れを取ってくれますよ。炎症や傷み、イライラからくる不調などに効果があると言われています。
グレープフルーツの爽やかな香りはリフレッシュに最適。心がすっと軽やかになり、今の自分に幸せを感じられるようになります。落ち込んだ時の気分転換にうってつけのアロマオイルですね。
■ベルガモット
リラックス効果があり、神経の緊張をほどいて気持ちを落ち着かせてくれます。胃腸が弱っている時などにもオススメです。
■ジャスミン
インドでは「夜の女王」とも呼ばれるジャスミン。世界の多くの地域で愛や官能を呼び起こす香りとして知られてきました。不安や悩みを和らげ、豊かな情緒と自信をもたらしてくれます。
土を連想させる匂いで、気持ちをしっとりと安定させてくれます。仕事で頭を使いすぎてストレスフルな時などに使うと、フラットな状態に戻してくれますよ。腸内の水分を調整する作用があるとも言われているので、下痢や便秘になった時、またダイエットをしたい時にもオススメです。
■ローズマリー
気分を高める香りで、気持ちが萎えてしまった時や自信を失ってしまった時に使いたいアロマオイルです。心臓の働きを助けることで、低血圧や冷え、筋肉痛や肩こりなどにも良い影響があると言われています。
手作りキャンドルの組み合わせ方は自由!
キャンドル専用の顔料を使用せずにクレヨンで色付け出来たり、スパイスやコーヒー豆まど素材をそのまま使用して香りづけなど、工夫次第で様々なキャンドルを作ることが出来るので、ぜひオリジナルのキャンドル作りに挑戦してみてください!
お気に入りのキャンドが出来上がったらPostに投稿してみてくださいね!
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!