これは出社“したくなる”!DIYer(s)を運営するカシワバラ・コーポレーションの新オフィスをご紹介

DIYer(s)を運営する株式会社カシワバラ・コーポレーションは、2023年9月、一部の別々のオフィスで活動していたグループ会社も集約し、、東京本社を品川シーズンテラス18Fに移転しました。 東京本社では、2020年以降テレワーク制度を導入し、働き方のかたちを模索してきましたが、今回新オフィスに移転するにあたり、柔軟性を持った働き方を継続していきながらも、会社で集まることに価値を感じられるオフィスの設計を行いました。 また、当社の内装リフォーム・リノベーション事業のショールームとしての機能も併設したオフィスとなっています。

公開日 2024.02.09

更新日 2024.02.09

これは出社“したくなる”!DIYer(s)を運営するカシワバラ・コーポレーションの新オフィスをご紹介

INDEX

KASHIWABARA CITYのコンセプト

新しいオフィスは、多様な人が集まり、新しいものを生み出す空間を目指していることから「KASHIWABARA CITY」と名付け、空間における壁を極力少なくし、街に見立ててデザインしました。単に壁を物理的になくしていくだけでなく、他者の声が聞こえるデザインを導入しています。これによって、リモートワークを継続しつつも、出社したくなるようなオフィスになりました。
天井にはLEDビジョンを配置し、オフィス空間での共通体験として季節に応じた変化などを表示し、コミュニケーションの活性化を図っています。
従業員が働くワークラウンジは、固定席を設けないフリーアドレスに。通常のフリーアドレス席に加えて、毎回出社する度に、座席が変化するように抽選システムを採用。固定されたメンバーとのコミュニケーションだけはなく、他部署や他社のメンバーとの情報交換・情報収集を促すことも目的としています。
右奥に見えるひな壇はベンチとして使用し、その正面側にスクリーンを設置することで、オープンスタイルなプレゼンテーションスペースとして機能します。壁を作らず開かれた場で意見交換を行うことは、近くに座る他部署やグループ会社に刺激を与えます。
新オフィスには、至るところにアートを取り入れているのも特徴の一つ。ここで過ごす全ての人に活気や刺激、創造力を与えます。
写真左にある心臓の形をした上のオブジェは造形アーティストのGELCHOP(ゲルチョップ)がこのオフィスのために特別に制作したもので、社会を循環させるエネルギーの源、エネルギーを送り続ける動脈をイメージしています。
“ALL THINGS MAST PASS(全ては過ぎ去っていく。恐れずに行動しよう。)”
ネオンアーティストWAKUによる社員へのメッセージです。

創業のコンセプトを持ったマテリアルや会議室

新オフィスにはユニークかつコンセプチュアルな会議室を設置しました。
こちらの黒を基調とした会議室は、ガジェットを持ち込まず表情だけが見える場を意識して設計しました。リモートワークの導入などで直接顔を合わせる機会が減少している昨今、オフィスでは対話を重視したいという思いを込め、相手の顔だけがはっきりと見える空間に仕上げています。
こちらの真っ白な会議室は、あえて声が反響するような造りに。これは会議室の居心地が悪くなることによって、つい長くなってしまいがちな会議を早く終わらせる狙いがあります。
こちらはお客様をお招きし、食事を楽しんでいただけるkaishokuルーム(お食事部屋)。
オフィスの一部に使用されているタイルは、カシワバラ・コーポレーションの創業地である岩国本社の、創業当時の外壁タイルを再現しています。新しいオフィスのなかでも初心を忘れない工夫を加えました。
塗装・外装修繕というカシワバラ・コーポレーションのアイデンティティと言える技術で内装を仕上げています。
オフィスの天井はスケルトンになっています。

社員がリラックスできる場所を提供

We Proudly Serve Starbucks® コーヒープログラムを導入したBARエリアにも、創業時の岩国本社のタイルを再現したものを使用。壁には“I can accept failure、But I can’t accept not trying(失敗してもいいから挑戦しよう)”という言葉が掲げられています。
社員がリラックスできる場所も充実させています。
上は、カシワバラグループのクリエイティブ・エージェンシー、株式会社オリジナルテクストが企画・運営する無人コンビニエンスストア「KONVENi」。菓子や飲料以外に、オリジナルTシャツやグッズも販売しています。コンビニエンスストアには珍しい木製の什器は、DIYer(s)で企画監修を行っている岩西剛さんが手掛けています。
この、オフィス無人コンビニ「KONVENi」は、日本でも増加傾向である無人販売店舗に着眼し、今後の新しい可能性を見出す一つの施策としてパッケージ外販を検討しております。

無人販売のスタイルは、企業にとってコストカットや効率的な運営が可能であることがメリットに挙げられ、その他にもスムーズな購買体験、非接触であることの安心感など、今後さらに需要が高まり展開されていくサービスだと考えられます。

さらに、既存の社内コンビニでは対応が難しかった、オリジナリティやデザインにこだわることができるなど、お客様の要望に合わせた、自由な「KONVENi」を創造し提供することができ、一般のコンビニでは買えないお菓子や限定グッズの開発をすることによって、社員同士のコミュニケーション活性化にも寄与するものと考えております。

これからのオフィスの在り方とは?

カシワバラ・コーポレーションの新オフィス、いかがでしたか?
時代の変化とともに、オフィスの在り方も多様化が進んでいます。「社員が出社したくなるオフィス」にご興味を持っていただけた方や、法人リフォームをご検討中の企業様、「KONVENi」導入をご検討中の方も、ぜひKASHIWABARA CITYへお越しください。

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