プロに相談して資産価値を上げよう!不動産投資を見据えた住まいづくりとは

こんにちは。沖縄県を中心に、生活の質があがる住まいづくりのコーディネイトをしているフィーカデザインです。今回は、住まいづくりの中でも、将来的な資産価値を考えたリフォームや新築についてご紹介いたします。

公開日 2023.08.29

更新日 2023.11.01

プロに相談して資産価値を上げよう!不動産投資を見据えた住まいづくりとは

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建物の老朽化、家族のライフスタイルの変化など、新築やリフォームのタイミングやきっかけは人によってさまざま。
家を建てる(改装する)時点だけでなく、5年後、10年後に、その家に住まう家族構成やそれぞれの暮らしがどうなっているのか…ということにも思いを巡らすことで、将来的に計画性のある住まいづくりにつながります。
家を建てる(改装する)時点では、一人部屋が欲しいと願う子どもたちそれぞれに間取りを細かく分けたい…と思うかもしれませんが、10年後、20年後はどんな暮らしになっているでしょう?もしかしたら、子どもたちが独り立ちし、使わなくなった物置のような部屋が増えてしまうことにはなりませんか?それぞれの部屋を仕切ってしまうことで、家族団らんの機会が減ってしまうことのないよう、間取りや動線づくりに気を配る必要がありそうです。

全体的な予算は限りあるものですから、どの部分にどれだけの予算を費やし、どこを削減するかなど、基本設計の段階から俯瞰の目線を持ちつつ家づくりに取り組むことが大切です。そこで家づくりの協力なサポーターとなって、家づくりのさまざまな悩みに伴走してくれるのが、コーディネイターの存在です。
株式会社フィーカデザインは、沖縄県を中心に、ファッションからインテリアに至るまで、ひとりひとりのライフスタイルや将来設計に寄り添い、生活の質が上がるコーディネイトを提案しています。ファッションの分野で培ったカラーリングや柄などの組み合わせバランスをインテリアにも活かし、生活動線・家事動線に適した収納や家具の配置など、デザインやスタイルだけでなく、長年住み続けても、愛着が湧く住まいづくりを提案しています。

2世帯住宅から収益物件へ 共有空間を備えたグループホームへのリノベーション

ご依頼主のSさんのご自宅はワンフロア80平米ほどの2階建ての戸建て(築20年)。
1階にご依頼主のお母様が、2階にご夫婦とお子様3名の5名家族で住んでいらっしゃいました。お母様が施設に入ることを希望されたことと、お子様たちが成長され、進学により別の住まいになったことで、リフォームを検討され、コーディネイトのご依頼をいただきました。
今回のケースで特徴的だったのは、自分たちの住まいとしてのリフォームではなく、8部屋の個室、共用キッチンやリビングを備えた発達障がいなどを抱えた方向けのグループホームとしてリフォームしたこと。壁で空間を仕切り、個々のスペースと共用スペースを設けました。
共用リビングは、玄関を開けたすぐ先のエリア。
それぞれ個室があるとはいえ、共用するキッチンやリビングの空間に開放感を持たせるために、リビングの階段脇にある大きなガラスの先に続くコンクリートと、リビングの床材の色合いを合わせ、視覚効果で広く見せるようにデザインしました。抜け感のある階段の隙間から、程よい光が差し込み、室内を明るい印象に。

鏡を効果的に用いることで、広さを感じさせることができます。

現在では24時間体制でスタッフが在中するグループホーム事業者に賃貸し、
ご依頼主のご夫婦は、家賃で得た収益で賃貸住宅に住まわれています。

子育てをしながら在宅サロン経営 将来的な不動産投資も見据えた戸建て新築

次にご紹介する物件のご依頼主Tさんは、ご夫婦と小学生低学年のお子さま、当時まだ生まれたばかりの赤ちゃんと暮らす4人暮らし。小さなお子さまがいても、働きながら暮らせる家づくりをと、新築コーディネイトのご依頼をいただきました。
家族とお客様ともに同じ玄関から室内に入るため、廊下の壁面に造作した収納スペースを設置し、お客様が廊下の先にあるサロンルームへ移動される際に、生活感のあるものを全て収納することで、スッキリとした印象になるようデザインしています。

家族のお手洗いやシャワールームなどは2階に。1階にはお客様と共用で使用する洗面所が設置されています。

自宅サロンは、生活感を感じさせないシンプルなデザインに。(写真左) 家族の荷物の量を把握し、収納スペースを大きく設けました。

また、将来的にお子さんたちが成長され、夫婦だけの暮らしになった際を考え、収益物件として活用できるよう、天井高やシャワーなど、沖縄在住の米軍人・軍属向けの住宅としての条件や規定を満たす仕様で設計されています。

新築やリフォーム時には、完成時のイメージも大切ですが、家族の暮らしの形が、数十年後にどう変化しているか、また物件を使用しない場合にどう活用するか?ということまでを視野に入れた空間作りにすると、将来的に資産価値の高い住まいづくりが可能となります。

広さや距離感を肌感覚でつかむ 3Dの住宅イメージ

左が3Dパースで作成したイメージ。右は実際の画像。 パースで確認することで、広さや距離感を把握しやすくなります。

新築やリフォームの計画段階では、主に2Dの図面を用いて話し合いが行なわれるため、収納スペースの広さや廊下幅、家具の配置など、広さや距離感が掴みづらく、実際に建ててから思ったよりも狭かった…なんて後悔につながることも少なくはありません。
フィーカデザインでは、図面をもとに3DパースやVRを作成し、壁紙や床材など、カラーリングの組み合わせを俯瞰して見るだけでなく、自分が実際に3Dパースの中にいる視点で確認することができます。そのため、広さや距離感など、実際に家が立ってからのイメージのギャップが少ないのがメリットです。

今回は、リフォーム・新築物件ともに、収益物件としても機能する家づくりについてご紹介しました。長い年月を見据えた住まいづくりで、付加価値の高い家づくりを可能にするために、ぜひ住まいづくりのプロにご相談ください。

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ファッションの分野で培ったカラーリングや柄などの組み合わせバランスをインテリアにも活かし、生活動線・家事動線に適した収納や家具の配置など、デザインやスタイルだけでなく、長年住み続けても、愛着が湧く住まいづくりに伴走いたします。