花粉症の方必見!リフォームで家を花粉の侵入から守る方法とは
花粉の季節になると、くしゃみや鼻水が止まらず辛いですよね。「家の中でも安心できない」、「家でもアレルギーに悩まされる」と感じる方も少なくないのではないでしょうか? この記事では、リフォームによって花粉の侵入を防ぐアイデアをご紹介しますので、花粉に悩まされている方はぜひ参考にしてみてください。
公開日 2025-03-16
更新日 2025-03-16
INDEX目次
花粉の侵入経路を知ろう

・窓からの侵入
換気の際などに、窓の隙間から花粉が室内に入ってくることがあります。網戸を設置している場合でも、網戸に花粉が付着し、それが開けた際に室内に流入することもあります。特に窓周りは花粉が溜まりやすく、入ってきた花粉が窓に積もり、室内で人やペットの動きによって再び飛散することもあるため、注意が必要です。
・ドアの隙間
玄関や室内のドアには、通常、床と扉下にわずかな隙間が作られており、これは通風や換気を促進するための設計です。しかし、このわずかな隙間が花粉の侵入経路となることがあります。花粉は非常に小さな粒子であるため、玄関や室内のドアの隙間を通って室内に入り込んでしまいます。
・通気口や換気扇の隙間
住宅には通気口や換気扇が設けられており、これらは通風や快適な生活環境を維持するために重要な役割を果たしています。しかし、花粉が多く飛散する時期には、これらの隙間から花粉が侵入することもあります。設備の機能を考慮すると、完全に塞ぐことは難しいものの、通気口や換気扇が花粉の入りやすい場所であることを意識して、掃除の際に特に気をつけることが有効です。
・衣類や髪の毛への付着
外出から戻る際、衣類や髪の毛には外で飛散していた花粉が付着しています。これらの粒子は目に見えないほど小さいため、気づかないうちに室内に花粉を持ち込んでしまうことがよくあります。ペットを飼っている場合、ペットの体毛にも花粉が付着し、体を揺らしたりすると花粉が室内に散布されることも。また、洗濯物を外に干すと、大気中の花粉が衣類に付着してしまうので注意が必要です。
花粉対策リフォームのアイデア

・ドアの交換
ドアは元々、開閉時に隙間ができやすい構造となっていますが、時間が経つとその隙間が広がり、花粉の侵入を招く原因となります。特に、花粉が多く飛散する季節になると、ドアの隙間から大量の花粉が室内に入ってしまうこともあります。そのため、ドアを新しいものに交換することで、隙間を最小限に抑えることができ、花粉の侵入を大きく減らすことができます。さらに、完全に花粉を防ぐのは難しいため、ドアの隙間に専用の隙間テープを追加することで、より効果的に花粉の侵入を防ぐことができます。こうした取り組みは、日々の花粉症対策として非常に有効です。
・壁や床の素材を変更する
壁や床は、室内に花粉が入り込む一因となりやすい部分です。特に、壁や床の素材に凹凸があると、花粉が付着しやすくなります。そのため、花粉症対策の一環として、壁紙や床材を平滑で凹凸の少ない素材に変更することが効果的です。こうした素材にすることで、花粉が表面に付着しにくく、掃除も簡単に行えるようになります。また、最近ではアレルギー反応を軽減する効果を持つ壁紙や床材も市場に登場しており、花粉症に悩む方々にとって非常に有益な選択肢となっています。しかし、こうした特別な素材は価格が高くなることが多いため、自分の予算や期待する効果を十分に考慮し、慎重に選ぶことが大切です。
・室内乾燥機の設置
外干しをしていると、洗濯物に花粉が付着する心配がありますが、室内乾燥機(浴室乾燥機)を設置することで、この問題を解消することができます。室内で洗濯物を乾かすことができるため、花粉が飛んでいる季節でも安心して洗濯物を乾燥させることができます。また、室内乾燥機を利用することで、花粉を気にすることなく、常に清潔で乾燥した衣類を楽しむことができます。さらに、水回りのリフォーム時に一緒に設置することもできるので、家の中で花粉を避けるための対策を一度に進めることができます。特に、花粉が多い春先などには大変便利な設備です。
・玄関衣類収納の設置
玄関に衣類収納を設けることで、外から帰宅した際に花粉が付いたコートやジャケットをその場で脱ぎ、花粉を落とすことができます。衣類収納を正しく利用することで花粉が室内に持ち込まれることを防ぎ、家の中の空気を清潔に保つことができます。オープンな収納もおしゃれで素敵ですが、花粉対策の場合は必ず扉をつけることをお勧めします。扉があれば花粉が室内に広がるのを防ぐことができ、清潔で快適な環境を維持するのに役立ちます。また、この収納スペースを活用することで家族全員が花粉の影響を避けられるため、花粉症対策として非常に効果的です。
・サンルームの設置
洗濯物を室内で干すためにサンルームを設置することも非常に有効な方法です。特に、花粉が多く飛散している時期に、外で干すことは避けたいものです。サンルームは、日光を取り入れることができ、室内での乾燥を効率的に行えるため、外の花粉を気にせずに洗濯物を乾かすことができます。また、サンルームを設置することで、室内の空間を有効に活用できるだけでなく、庭やバルコニーを使ったアウトドアスペースのように楽しむこともできます。もし、既存のバルコニーがある場合、その空間をサンルームに変えることも可能で、花粉対策とともに家の外観も改善することができます。
・気密性の高いサッシや二重窓への変更
気密性の高いサッシや二重窓を導入することで、外部からの花粉の侵入を大幅に減らすことができます。特に、花粉症がひどくなる季節には、窓からの花粉の侵入を防ぐことが重要です。二重窓にすることで、断熱性や防音性も向上し、家全体の性能をアップさせることができます。さらに、室内側に網戸を取り付けることによって、花粉が網戸に付着するのを防ぐことができ、より高い効果を発揮します。これにより、家全体が花粉から守られる環境が整い、快適な生活空間を提供することができます。
予算の設定がカギ!花粉対策とリフォームのバランスを考慮しよう

予算を決めておく
リフォームを行う上で最も大切なのは、予算をきちんと決めておくことです。リフォーム費用がどのくらいになるか分からない場合は、おおよその金額感を把握するためにもお気軽にご相談ください。予算を最初に設定しておけば、その後の計画がスムーズに進みます。事前に予算と希望を確認し、リフォームの内容を整理してから、具体的な打ち合わせに臨むことが重要です。
花粉対策だけに特化しすぎない
花粉対策のリフォームにはさまざまな方法がありますが、すべてを取り入れる必要はありません。自分や家族の生活スタイルに合ったものを選び、生活全体のバランスを考慮してリフォーム内容を決定しましょう。あまりにも花粉対策に集中しすぎると、逆に住みにくい家になってしまうこともあります。家族の意見やアレルギーの程度に合わせて、適切な対策を選ぶと良いでしょう。
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家のリフォームを活用した花粉症対策は、快適な生活を実現するための有効な方法の一つです。さらに詳しい情報やご相談は、カシワバラ・コーポレーションまでお気軽にお問い合わせください。お客様一人ひとりに最適なプランをご提案いたします。
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