食器棚リメイクDIY23選!キッチンに素敵な収納インテリアを作ろう!

今回は、食器棚のリメイクについてご紹介します。リメイクと言っても方法は様々。壁紙やシールを使った簡単なものから、木材を使った本格的なアイデアまで選りすぐりの23のDIY術をお伝えいたします。

公開日 2018.05.30

更新日 2023.04.17

食器棚リメイクDIY23選!キッチンに素敵な収納インテリアを作ろう!

キッチンのインテリアに大きな影響を与える、食器棚。大きなものだからこそ、素敵な印象にしたいものです。買い換えるのは出費がかさんでしまいますが、それを解決するのがDIY。そこで今回は、とっておきの食器棚のリメイク術23選をご紹介いたします。

どれも素敵なアイデアばかり、ご自分に合った方法を見つけて、素敵なインテリアを実現しましょう!

その1. ペイントする(塗料、チョークボード)

ひとくちにペイントといっても、様々な塗料や塗り方があります。方法によって出来上がりの印象が大きく変わるので、事前にどんなものがあるか確認しておきましょう!

食器棚リメイク術.01 ドア部分のみをペイント

もともとは茶色だったドア部分をネイビーにペイントしたのが写真の食器棚です。どこか北欧っぽい印象の素敵なアイテムに仕上がりましたね。ペイントをする際は、養生テープなどで塗料が周りに飛び散らないように注意しましょう。

食器棚リメイク術.02 ブルーグレーの絵の具でペイント

木の温かみを感じる、落ち着いたダイニングが素敵なこちらの写真。奥にある食器棚は、あえて壁紙と違うブルーグレーの塗料でペイントしていますが、見事インテリアとマッチしていますね。ところどころに吊るされたグリーンもとっても素敵!こんなダイニングなら毎日の食事が楽しくなること間違いなしです。

食器棚リメイク術.03 ガラス部分まで、ホワイトにペイント

元々はよくある、ちょっとレトロな茶色の食器棚が、ペイントするだけで大変身!思い切って、ガラス部分まで塗料を塗ったことで、中身が見えなくなり、生活感がなくなりました。優しい色合いのミルクペイントがお部屋の雰囲気とも見事に調和しています。カラーをホワイトにしたことで、お部屋全体が広々と見えるところも、うれしいポイントですね。

食器棚リメイク術.04 ガラス部分に黒板塗料をペイント

目隠しにもなり、ちょっとしたメモなどを残しておくのにも便利な写真の黒板付き食器棚。扉部分だけに100円均一などで購入できる黒板ペイントを施したものです。これだけで、食器棚の雰囲気がガラッと変わりますね。材料もお手軽に揃えることができるので、ぜひお試し下さい!

食器棚リメイク術.05 ホワイトペイント×シート

ポップでちょっとモダンな、可愛い食器棚。元々は茶色でボロボロだったものを、棚の奥に赤いシートを貼り付け、全体をホワイトにペイントしたものです。どのお部屋に置いても部屋の印象が明るくなりそうな、素敵なアイテムに変わりました。取っ手も取り替えて新しいものを取り付けていることで、よりスタイリッシュに仕上がっていますね!

食器棚リメイク術.06 ガラス部分をペイントする

食器棚リメイクDIY23選!キッチンに素敵な収納インテリアを作ろう!
中にしまってあるお皿などが見えて、生活感が出てしまいがちな食器棚。かといって「全体をペイントするのは、手間がかかってしまうし…」という方におすすめなのが、扉部分のペイントです。写真は食器棚の扉に、普通のグラフィティーペイントと、アンティークな仕上がりを実現できるダストメディウムを刷毛でぼやかしながら塗ったものです。雰囲気のあるいい感じに仕上がっていますね。

食器棚リメイク術.07 ほかのアイテムを合わせてペイント

台所に統一感を出したいなら、思い切って全ての家具を統一の色でペイントしてしまうのも、おすすめです。写真はスタイリッシュながら、どこか伝統的なテイストも感じられる、爽やかな色合いのダイニングですね。ノブの色を白で統一しているところも、細かいこだわりを感じられて素敵です。

その2. 壁紙やシールを貼り付ける

お次は、リメイクシートを使ったDIY術。お手軽にできて、見た目もガラッと変わるので、便利ですよ。床などを汚せない賃貸にお住いの方にもおすすめです。

食器棚リメイク術.08 リメイクシート+ガラスジャーでオシャレに

「ペイントに自信がない」、「なかなか時間が取れない」という方におすすめなのが、リメイクシートを活用したアイデアです。こちらは食器棚の下の部分に、レンガ調のリメイクシートを貼ったもの。温かな印象を与える素敵な台所に仕上がりました。

食器棚リメイク術.09 リメイクシート+文字シール

写真奥の食器棚には、全体的にリメイクシートでおおい、そこにちょっとした文字シールやステッカーを貼ったもの。リメイクシートは、ホワイトの木目調と、クリーム色のものを使用。ホワイト系は、狭い台所でも広く見せてくれる効果があるのでおすすめですよ。

食器棚リメイク術.10 木目調の壁紙シートを貼る

男前な写真の台所。微妙に色や雰囲気を変えた木目調の壁紙使いが素敵ですね。底面部分と側面で、壁紙シートの色合いを変えているため、本当に木製の食器棚なのではないかと疑ってしまうほど。黒板ペイントを施した冷蔵庫は、木の板で隠し、床も木目にしていることで、全体に統一感が生まれますね。

食器棚リメイク術.11 黒板シートを貼り付ける

お子さんがいる家庭などにおすすめなのが、黒板シートのガラス戸部分に貼り付けるDIY。黒板シートは100円均一などで購入できますし、型を取って貼り付けるだけなので、簡単にリメイクできます。黒板部分には、ちょっとした伝言やお子さんが喜びそうなキャラクターを描いてもよさそうですね。

方法その3. 木材などを使ったリメイク

まるで別の食器棚のように形から変えられる、木材を使ったリメイク術。扉など一部に木材を取り付けるだけで、印象がガラッと変わりますよ。

食器棚リメイク術.12扉部分をまるごとDIY!

食器棚リメイクDIY23選!キッチンに素敵な収納インテリアを作ろう!
扉を変えるだけで、食器棚の印象は変わります。写真は元々あった扉を外し、ホームセンターなどで購入した木材に、鉄製の網目が入った外枠を取り付けたもの。下段にも中身が見えないよう、木の扉を付けて、全体をホワイトにペイントしていけば完成です。

食器棚リメイク術.13 木材を使って、棚を取り付ける

元々持っている食器棚が、背が低いものなら、写真のように棚を取り付けてみるのも一つの手です。お皿などに加えて、鍋やポットをまとめて収納できるところが便利ですね!さり気なく置かれているグリーンがいい雰囲気を醸し出しています。

方法その4. 収納を工夫する

食器棚の外側のリメイクが完成したら、引き出しの中も綺麗に整理したくなるもの。そこで、今回は、収納についても併せてご紹介します。100円均一などで売っているアイテムや、キッチンペーパーがあれば、簡単にできるアイデアばかりなので、ぜひお試しくださいね!

食器棚リメイク術.14 仕切りを使ってカトラリーを整理

せっかく食器棚をリメイクしたのなら、あわせて収納も工夫してみましょう!写真は、100円均一などで購入できる仕切りを並べたもの。とってもキレイにスプーンやフォークが収納できています。これなら、使うときも便利ですし、気持ちよく使うことができそうです。統一感があるカトラリーも素敵ですね。

食器棚リメイク術.15 お皿もキレイに収納

こちらも100円均一などで購入できるプレートオーガナイザーを使用した例です。一瞬でどこに何のお皿があるのかわかりますね。グラデーションのように色ごとにまとめる収納の仕方もキレイです。あまり使わないお皿は、上段のように種類ごとにまとめておきましょう。

食器棚リメイク術.16 新しく棚を作る

こちらの写真のように、食器棚の上などに木材で棚を作って、そこに食器を見せる収納として置くのも一つの手です。お皿を配置する際は、色や形を揃えておくと、わかりやすくて、インテリアとしても素敵に仕上がります。食器棚の背が低い場合や、収納が少ない!という方におすすめのアイデアです。

食器棚リメイク術.17 ブックスタンドを活用

大きめのお皿を立てて収納したい場合は、ブックスタンドを使ってみてはいかがでしょうか。しっかりとした作りですし、お皿ごとに仕切ることが出来るので、とっても便利ですよ。写真のようにホワイトなど単一色で統一すると、お皿の柄が引き立つのでおすすめです。省スペースになるところも嬉しいですね。

方法その5. リビングとの仕切りにする

キッチンと隣接するリビングやダイニングとの間に食器棚を置くと、カウンターキッチンとしても使えて便利ですよ。

食器棚リメイク術.18

もともと家電などを置くために作った仕切りを活かし、食器棚兼カウンターキッチンにアレンジしたのがブログ「*yurukura*diary」の作者nappaさん。以前から置いていた大型の食器棚をリビングに移動させたことで圧迫感がなくなり、狭いキッチンを快適に使えるようになりました。
自作の食器棚は高さがそれほどないので、採光も十分。リビングの様子もよく見えます。また、高さの割に横幅と奥行きは十分にあるので、食器をたくさん収納可能です。電子レンジやオーブントースターがピッタリ入るサイズに仕上がっているのも、DIYの醍醐味ですね。ホコリが気になるようなら、扉やカーテンを取り付けてみてもいいでしょう。

食器棚リメイク術.19 カラーボックスの活用

収納スペースが少ないワンルームなどのお部屋では、キッチンの周囲も簡素な造りになっていることが多いもの。このようなお部屋の収納スペースを充実させるなら、キッチンカウンターも候補になります。食事の際はテーブルに、料理の際は作業台や食材の置き場所にと多目的にスペースを使えて実用的。さらにリビングスペースとの仕切りにもなるので、生活する上でもメリハリがつきますよ。
こうしたキッチンカウンタースタイルの食器棚作りに役立つのがカラーボックスです。サイズも強度もちょうどいいカラーボックスは、同じタイプを2つ横に並べて天板を載せるだけで、すぐに形は出来上がり。そのままでは外観がシンプルすぎるので、リメイクシートなどを貼って見た目を整えましょう。

方法その6. ほかにもこんなものが!ユニークなアイデアまとめ

最後に、より食器棚リメイクを楽しむためのユニークなアイデアをご紹介します。気になるものがあれば、ぜひ試してみて下さいね!

食器棚リメイク術.20 簡単なのにキュートな、カトラリーの取っ手

作り手のセンスを感じるフォークの取っ手。使わなくなったフォークやスプーンをちょうどいい角度で折り曲げ、接着剤や釘で食器棚のドア部分に固定すれば完成です。簡単にできるのに、とってもおしゃれですね。お好みで、ペイントを施してもよさそうです。

食器棚リメイク術.21 お皿を飾り付け&ライトアップ

お気に入りのお皿などがあれば、思い切って食器棚に飾り付けてみてはいかがでしょうか。見ているだけで、なんだか楽しくなりますね。何かの拍子に落ちて割れてしまわないよう、しっかりと固定するよう注意しましょう。写真のように、周りをライトで飾り付けしても素敵ですね!

食器棚リメイク術.22 キッチンペーパーを使う

食器棚のリメイクが完了したら、それに合った素敵なキッチンペーパーを探してきて、カトラリーをセットで並べてみましょう。写真のようにイエローとグリーンをキーカラーとして並べるのも、台所が一気に華やかになりそうでいいですね!
毎日使う場所だからこそ、外側はもちろん、見えない引き出しの中まで、こだわりたいものです。素敵な食器棚にリメイクすれば、食事がもっと楽しくなること間違いなしです!ぜひ、お気に入りのアイデアを探してみてくださいね。

食器棚リメイク術.23 食器棚のリサイズ

大きく幅の広い食器棚などの食卓家具は、小さなサイズにDIYしてしまう手も。暮らし二スタで紹介されている*ココ*さんは、引越し先のキッチンに、それまで使っていた上下2段に分かれる大型食器棚を運び込みましたが、サイズがうまくフィットしませんでした。そこで*ココ*さんが考えたのが、食器棚を上下にカットして幅を詰めてしまうこと。中間の扉1枚分を取り除き、両サイドを合体させることで、もともと扉4枚分あった幅が3枚分になりました。
また、幅を短くした分、本体の上下に丈夫なボックスをはさんで、食器棚の高さをかさ増し。棚と天井の間のスペースをボックスで埋めた形になりました。高さを天井に合わせることで空間を有効に使えるだけでなく、油汚れや地震による転倒も避けられます。暮らしニスタで紹介されていたDIYアイデアです。

家族が和めるリメイクを心がけよう

食器棚のリメイクにあたっては、家族みんなが心地よく感じるような仕上がりを目指しましょう。家族が食事をするダイニングルームは、家の中でもとても大事な空間です。単に食事をするだけでなく、会話をしたり、本や新聞を読んだり、家によってはリビングとして使うこともあるでしょう。そうした空間に置かれる食器棚は、使い勝手やサイズはもちろん、その見かけやデザインも生活の質に関わってきます。周囲の環境と違和感のないようバランスを取りつつ、自然と和めるようなリメイクを心がけましょう。

ナチュラルなイメージを演出するには

ここまで20種類の作例をご紹介してきましたが、あらためて、かんたんにナチュラルな雰囲気を演出できる方法をご紹介しておきましょう。
・リメイクシートを使う
木目調や板壁風など、ナチュラルな雰囲気のリメイクシートを貼るだけで、食器棚を手軽にイメチェンできます。
リメイクシートを貼るときは、少し大きめのサイズにカットし、貼り付けてから余計な部分を切り離すことがポイントです。手で貼るだけだとシートと棚の間に空気が入ってしまう可能性があるので、ヘラやふきんで押さえつけながら作業するときれいに仕上がります。食器棚だけでなく周囲の壁もナチュラル風にすると、さらに雰囲気がアップします。
・ペンキでペイントする
柄ではなく単色で仕上げたい場合は、ペンキを使う手もあります。ペンキを使うと質感が良くなるうえ、手作り感も演出することができます。
・シールやテープを貼る
マスキングテープを使うと、ナチュラルな雰囲気におしゃれ感をプラスすることができます。リメイクシートやペンキとは違い、ワンポイントで雰囲気アップにつなげるアイデアです。

使い勝手や収納力アップのポイント

リメイクのついでに、食器棚の使い勝手や収納性を高めてみてはいかがでしょうか?まずは食器の置き方から見直してみましょう。お皿は縦置きにすると取り出しやすく、収納性も上がります。特に大きなお皿は、100円ショップでも売っているブックスタンドや収納ケース、A4サイズのファイルボックスなどを使うと、かんたんに、そしてきれいに縦置きすることができますよ。形も大きさも不揃いなお小皿は、カゴを使うときれいに棚に収まります。
お椀の収納に竹カゴを使うアイデアもあります。食器棚から取り出しやすく、和のテイストが加わるのでナチュラル感もアップします。
コップは引き出し式のトレイや、棚からそのまま取り出せるバスケットに収納するのがおすすめ。こうすることで奥にあるものも取り出しやすくなります。また、ワイングラスは業務用のグラスラックを取り付けると、スペースを有効に活用できます。
ここでご紹介したアイデアを参考に、ぜひDIYで食器棚リメイクに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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