会議室をオシャレにデザインするコツとは?参考にしたいインテリア実例
会議室をオシャレにデザインするコツをご紹介します。配色の決め方やインテリアの選び方など、デザインのポイントはさまざまです。オシャレな会議室のデザイン事例も紹介するので、これからオフィスの改装をする人はぜひ参考にしてください。
公開日 2020.12.30
更新日 2022.01.07
働く環境は、思いのほか仕事のモチベーションやクリエイティビティなどに影響するもの。無機質になりがちな会議室ですが、オシャレな雰囲気にデザインすれば、ミーティングや成果物の質もアップするかもしれません。この記事では、オシャレな会議室を作るコツやインテリアの実例などを紹介します。オフィスのレイアウトなどで悩んでいる人は、ぜひご一読ください。
適当じゃもったいない!オシャレな会議室が会社にもたらす好影響
取引先のお客様を招き、商談を行うことも多い会議室。ただ適当なデザインにしておくのではなく、企業のコンセプトを意識したデザインを取り入れつつ、居心地のよい空間に仕上げるのが理想的です。オシャレな会議室は、会社のイメージを向上させるだけでなく、リラックスした雰囲気を演出し、商談などでよい結果をもたらしやすくしたり、ブランディングを視覚でよりわかりやすく伝えたりすることにも繋がります。会社の方針やコンセプトをより理解してもらうためにも、会議室のデザインは重要なのです。
また、デザインにこだわったオフィスは社員の働きやすさにも影響を与えます。最近、在宅勤務やZOOM会議などが導入されてきているものの、まだまだオフィスの中で1日の大半を過ごす人も多いはず。リラックスした雰囲気を演出すれば、長時間のデスクワークやミーティングでも気持ちよく仕事ができるでしょう。
オシャレな会議室はどう作る?失敗しないデザインのポイント
まず初めに、オシャレな会議室の作り方や失敗しないコツなどを紹介していきます。「リファレンスは決まっているものの、デザインのポイントがわからない」「どのようなインテリアを導入すべきか迷っている」などの疑問がある人は必見です。
与えたい印象と、色の持つイメージを考慮する
色彩への配慮は、オシャレな会議室づくりに欠かせないポイントです。統一感ある空間に仕上げるのはもちろん、カラーが持つイメージや与える印象なども考慮する必要があるでしょう。
例えば、ベースカラーに白を選んだ場合、清潔感のある明るい会議室になります。ポジティブなアイデアが欲しい時や、風通しのよい企業だと印象付けたい時などに最適です。一方、部屋の大部分に黒を使用すると、高級感あるモダンな雰囲気に仕上がります。洗練された空間になるものの、広範囲に使うと相手に暗い印象を与えることも。明確なデザインのコンセプトがある場合や、差し色などで使うのがオススメです。
また、全体を同系色でまとめるだけでなく、明度・彩度の違う色や反対色をアクセントカラーとして取り入れるのがオススメです。ポジディブな印象にしたい時は明るい赤・オレンジ、リラックス効果や落ち着いた雰囲気にしたい時は緑・青などが適しています。色の持つイメージを考慮し、どのような空間にしたいかを考えながら、インテリアの配色を決めてみてください。
また、全体を同系色でまとめるだけでなく、明度・彩度の違う色や反対色をアクセントカラーとして取り入れるのがオススメです。ポジディブな印象にしたい時は明るい赤・オレンジ、リラックス効果や落ち着いた雰囲気にしたい時は緑・青などが適しています。色の持つイメージを考慮し、どのような空間にしたいかを考えながら、インテリアの配色を決めてみてください。
部屋の主な用途に合わせて、一貫したコンセプトを決める
社員しか出入りしない部屋や応接室としてよく使われる部屋など、いくつか会議室がある場合はそれぞれ異なる用途があるでしょう。すべてを同じデザインにするのもよいですが、目的に合わせて内装を変えると、よりメリハリのあるオフィスに仕上がります。
例えば、役員会議や来客面談などを行う部屋なら、品格や重厚感を意識してデザインコンセプトを決めましょう。暗めの木材や黒系のインテリアなどを取り入れ、シックかつフォーマルな印象にする企業も多いようです。
また、社内プレゼンやセミナーなどで使用する部屋は、明るくカジュアルなデザインがよいでしょう。白い壁紙や観葉植物、ビビッドカラーのアクセントなどを取り入れて、リラックスしやすい空間にするのもオススメです。
例えば、役員会議や来客面談などを行う部屋なら、品格や重厚感を意識してデザインコンセプトを決めましょう。暗めの木材や黒系のインテリアなどを取り入れ、シックかつフォーマルな印象にする企業も多いようです。
また、社内プレゼンやセミナーなどで使用する部屋は、明るくカジュアルなデザインがよいでしょう。白い壁紙や観葉植物、ビビッドカラーのアクセントなどを取り入れて、リラックスしやすい空間にするのもオススメです。
リラックス感や癒しの演出には観葉植物がマスト
観葉植物は、近年さまざまな企業の内装に取り入れられています。味気ない印象になりがちなオフィスも、観葉植物を飾れば明るく活気ある雰囲気に仕上がるでしょう。また、観葉植物には集中力をアップさせる効果もあるので、観葉植物を飾ることによる社員のパフォーマンスの向上も期待できそうです。たくさんの植物を設置すれば空気の浄化効果やリフレッシュ効果なども見込めます。
とはいえ、植物の世話に慣れておらず、毎日のお手入れが面倒に感じるという人も多いはず。その場合は、フェイクグリーンなら水やりや日光浴なども必要ないので、メンテナンスの手間がかかりません。気軽に植物を見て楽しみたい人や、ちょっとしたアクセントにグリーンを取り入れたい人などにはぴったりです。
とはいえ、植物の世話に慣れておらず、毎日のお手入れが面倒に感じるという人も多いはず。その場合は、フェイクグリーンなら水やりや日光浴なども必要ないので、メンテナンスの手間がかかりません。気軽に植物を見て楽しみたい人や、ちょっとしたアクセントにグリーンを取り入れたい人などにはぴったりです。
テーブルなどにデザイナーズ家具を取り入れるとワンランク上の雰囲気に
特徴的なフォルムや上質な質感が人気のデザイナーズ家具。「インテリアのデザインにこだわりたい」「効率よく部屋をオシャレに見せたい」という人は、テーブルや照明などに導入するのがオススメです。すべての家具を揃える必要はなく、部屋の中心となるインテリアや雰囲気を左右する家具などを変えるだけでも、オフィスの印象をぐっと格上げできます。
セレブや有名人が愛用している高級家具ブランド「Cassina(カッシーナ)」も、近年オフィス用の家具を展開しています。それ以外にも、オフィスに導入実績を持つデザイナーズ家具ブランドも増えてきているので、ぜひ取り入れてみてください。
セレブや有名人が愛用している高級家具ブランド「Cassina(カッシーナ)」も、近年オフィス用の家具を展開しています。それ以外にも、オフィスに導入実績を持つデザイナーズ家具ブランドも増えてきているので、ぜひ取り入れてみてください。
こだわりの照明で会議室全体の印象をチェンジ
見落としがちなのが、部屋の照明です。家具や小物などをオシャレにまとめても、照明がイマイチだと部屋全体が野暮ったい印象になることも。従来、オフィスでは寒色系の明るい照明が定番でしたが、最近では暖色系の照明で落ち着いた雰囲気を演出する会社も増えているようです。また、作業スペースとリフレッシュスペースで照明の色を変えるなど、照明のカラーで空間を視覚的に区切ることもできます。
照明のデザインも、部屋の印象を決める大切なポイントです。ペンダントライトや間接照明を導入すれば、カフェやモデルルームのような居心地のよい空間になるでしょう。デザインに物足りなさを感じる時や、より洗練された雰囲気にしたい時は、照明のデザインを変えると垢抜けた印象になります。
照明のデザインも、部屋の印象を決める大切なポイントです。ペンダントライトや間接照明を導入すれば、カフェやモデルルームのような居心地のよい空間になるでしょう。デザインに物足りなさを感じる時や、より洗練された雰囲気にしたい時は、照明のデザインを変えると垢抜けた印象になります。
こんなオフィスで働きたい!打ち合わせが捗りそうな、会議室のインテリア事例
カラーや家具の選び方など、ちょっとした工夫でオシャレな会議室を作ることが可能です。ここでは、実際に使われている、優れた会議室のインテリア事例を紹介します。これからオフィスの改装を行う人や、会議室の内装にこだわりたい人はぜひ参考にしてください。
柔らかい曲線で作られたデザインが、どこか近未来を感じる会議室
「Nikken Space Design」で紹介されている「IBM NAGOYA OFFICE」のデザイン事例です。壁や床をグレーで統一し、部屋全体が現代的かつインダストリアルな雰囲気に。企業の特徴やコンセプトなどを汲み取り、洗練された無駄のない設計となっています。壁の一部が柔らかい曲線でできており、どこか近未来的な印象です。
黒を基調としたカラーリングで、上質なビジネス空間を演出
via suppose.jp
「SUPPOSE DESIGN OFFICE」に掲載されている内装の事例をご紹介します。こちらは壁と家具、椅子を黒で統一した独創的なデザインが特徴です。壁や柱はざらりとした独特な肌質のものを用いています。無駄のないシンプルな構成なだけに、インテリアひとつひとつのこだわりが際立つ上質なオフィスといえるでしょう。
木目調の壁とシンプルな家具。温かみを残しつつ、無駄は省く
via suppose.jp
こちらも「SUPPOSE DESIGN OFFICE」より、シンプルで温かみのあるオフィスを紹介します。壁は明るい木目で統一し、インテリアは明るいナチュラルテイストをチョイス。親しみやすい色使いですが、無駄のない間取りが洗練された印象です。また、大きな窓を設置し、部屋の中が見える設計にしたことで、開放感ある雰囲気に仕上がっています。
白とグレーで統一された内装に、こだわりの家具が映える会議室
via aster-dw.jp
「ASTER INTERIOR DESIGN & WORKS」より、会議室のリノベーション事例をご紹介。内装は白とグレーで統一し、清潔感あるさわやかなオフィスになっています。ブラックの椅子が空間全体を引き締めており、優れた色使いもポイントです。ペンダントライトや色違いの椅子など、インテリアのこだわりが詰まっています。
日光が差し込む大きな窓で圧迫感を軽減。楕円のテーブルで距離も縮まる空間
via aster-dw.jp
こちらも「ASTER INTERIOR DESIGN & WORKS」に掲載されたデザイン事例からご紹介。彩光を活かした大きな窓が特徴の、開放感ある会議室です。白をベースとした部屋にウォルナットや黒などのインテリアを配置し、落ち着いた雰囲気を意識。楕円形のテーブルを導入し、より親しみやすいデザインに仕上がっています。
古いビルが持つもともとの味わいを活かした、レトロ感のある会議室
via aster-dw.jp
「ASTER INTERIOR DESIGN & WORKS」より、既存のビルを活かしたレトロな会議室を紹介します。アートギャラリーとして使われていた空間をそのまま使用した、個性あふれるデザインがポイントです。ロフトはパイプで増設し、単管や亜鉛メッキといったクールな異素材も取り入れています。古い建物の味を最大限に活用し、ほかとは違う印象的なデザインに仕上げたリフォーム事例です。
レイアウト変更も自由自在。半透明のパーテーションが開放的なミーティングスペース
「inter office」に紹介されているオフィスリニューアルの事例です。もともとイベント会場として使われていた講堂を改装し、さまざまな用途に使える大部屋にリノベーション。半透明の仕切りで空間を区切りれば、開放感あるミーティングスペースになります。また、パーテーションだけでなく家具や植栽にも車輪を施し、デザインを自由自在に変えられる設計です。
毎日長い時間を過ごすオフィスだからこそ、居心地のよい空間にしたいものです。特に来客面談や役員会議などでも使用する会議室は、企業のコンセプトや与えたい印象などを考えてカラーやインテリアなどを選ぶことが大切です。具体的なデザインや費用については、ぜひオフィスのリノベーション実績が豊富な「カシワバラ・コーポレーション」にご相談ください。
毎日長い時間を過ごすオフィスだからこそ、居心地のよい空間にしたいものです。特に来客面談や役員会議などでも使用する会議室は、企業のコンセプトや与えたい印象などを考えてカラーやインテリアなどを選ぶことが大切です。具体的なデザインや費用については、ぜひオフィスのリノベーション実績が豊富な「カシワバラ・コーポレーション」にご相談ください。
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