海外映画っぽい“アレ”を再現!ホームセンター出身の本格派壁づけサインをDIY

今回は、店舗では什器、自宅ではインテリアとして使える壁付けのサインをDIY!デザインは自由ですが、アメリカンな仕上がりにするとまるで古き良きモーテルのような雰囲気を醸し出すことも。年末の忙しい時期だからこそ、休日はものづくりに没頭して、世間の忙しさから解放されてみませんか?

公開日 2022.12.20

更新日 2023.04.14

海外映画っぽい“アレ”を再現!ホームセンター出身の本格派壁づけサインをDIY

はじめに

みなさん、こんにちは!12月も気づけば後半戦、いよいよ年末ムードが漂ってきましたね。こうして寒い日が続くと、家にこもって映画鑑賞に徹してしまいます。
ところで、みなさんは映画の世界観やセットに憧れたり、「こんな家に住んでみたい!」と思ったことはありませんか?かく言う私はまさにその1人で、特にアメリカンな世界観には目がありません。

最近も、見ていた映画で出てきたモーテルの雰囲気がストライクで、なんとかこれをDIYで再現できないものかという欲望が湧いたのがこの記事の始まりです。「流石にこんなのは無理...」と諦めたはずだったのですが、気づけば私はホームセンターに立っていたのでした。

作るもの

海外映画っぽい“アレ”を再現!ホームセンター出身の本格派壁づけサインをDIY
というわけで、今回作るものはこちら!海外映画のホテルやお店にありがちなアメリカンなサイン。
OPENとCLOSEを使い分けたかったので、このようにクルッと回転させて使えるリバーシブルな仕様にしてみました。
海外映画っぽい“アレ”を再現!ホームセンター出身の本格派壁づけサインをDIY
さらに、内側にはテープタイプのLEDを仕込んだことで、ネオンサインのように使えて、夜でも活躍してくれます!店舗ではもちろん、自宅でだってインテリアとして置いていただけますし、トイレへの案内に使うなどしたら来客者へのインパクトも間違い無いでしょう(笑)。

それでは、早速作っていきます!

材料

海外映画っぽい“アレ”を再現!ホームセンター出身の本格派壁づけサインをDIY
丸棒 Φ18×910mm
ベニヤ板 5.5mm厚(欲しいサインの大きさに合わせて)
ベニヤ板 12mm厚
横受けブラケット(片方が閉じているタイプ)2個
LEDテープライト
立バンド Φ10mm

STEP.01 サインの形にカット

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まずは用意した5mm厚のベニヤ板に、サインの形をマークします。デザインはお好きなもので構いませんし、今回ほど大きなものにする必要もありません!お部屋や店舗に合わせたものにすると良いでしょう。
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次に、5mm厚のベニヤを次の通りにカットしてください。この部分が、後ほどサインを左右に触れるようにするために必要なパーツになってきます。
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次に、25mm幅の飛び出した部分に立バンドを当て、ネジ穴をマークします。
左右でこの作業をしたら、マークした箇所にドリルで穴あけを行ってください。
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用意していた12mm厚の板を2枚、270×125mmで切り出してください。それを先ほどの12mm厚を挟むようにして木工ボンドで固定すると、このように突起部分だけが残ります。

これでサインの内側に入れるパーツは完成です。このパーツを使って、サインを左右に動かしたり、LEDテープを仕込んだりしていきます。

STEP.02 塗装

海外映画っぽい“アレ”を再現!ホームセンター出身の本格派壁づけサインをDIY
次にサインの表面を塗装していきましょう。何色でも構いませんが、今回はアメリカンなパキッとした仕上がりにしたかったので、赤白・青白の目立つ配色で進めています。そうでなくても、サインとして使用するのであればある程度目を引くということを意識してみると良いでしょう。

また、写真を撮り忘れてしまったのですが、赤・青の2枚とも背面は白く塗装しました。その理由は、内側にライトを仕込んだ際、より効率的に光を拡散してくれる効果を狙ったためです。
海外映画っぽい“アレ”を再現!ホームセンター出身の本格派壁づけサインをDIY
次に文字を描いてきます。今回は印刷した文字をスプレーのりで仮止めし、それをカッターで切り抜いていくことでステンシルとしました。もちろん文字は自由ですし、一番遊びがいのある部分とも言えます。用途に合わせて、できれば少しユーモアを交えて作ってみてください。

STEP.03 組み立て

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いよいよ、各パーツを組み立てていきましょう。まずは用意した丸棒を立バンドに取り付けていきたいのですが、そのままではサイズがぴったりすぎて、入ったとしても回転してくれません。そこで、バンドが入る場所にアタリをつけ、やすりを使って少し削ってあげてください。この時、あまり削りすぎると緩くなってしまいますので、少しずつ試しながら進めていきましょう。
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次にLEDテープを、写真のように巻き付けていきます。用意したライトにもよりますが、今回は1mの長さのものにしたので、おおよそ2周させることができました。
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あとは木工ボンドを使ってサイン部分へ取り付けることで、完成です。
接着している面積に対してサインが大きい分、しっかり乾かさないと簡単に動いてしまいますので、焦る気持ちを抑えてしばらくそっとしておくことをオススメします。もちろん、私は撮影時にしっかりやらかしました。

完成

海外映画っぽい“アレ”を再現!ホームセンター出身の本格派壁づけサインをDIY
早速壁に取り付けてみた様子が、こちら!いかがでしょうか、アメリカ映画さながらの雰囲気を出すことに成功しました。構造として2枚のサインが重なっているため、奥行きも感じられて高級感があります。
実はステンシルで文字を描いた際に少しですがエイジングも施しており、それがまた使い古された印象にしてくれていて、グッドです。
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部屋を暗くしてLEDテープを点灯させてみると、さらにムーディさがプラスされました。家だろうと店舗だろうと、このビジュアルで「OPEN」と言われてしまうと、体が勝手に矢印の方向に進んでしまいます。闇夜にボーっと浮かび上がる様子もぜひ見てみたいですね。
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サインをクルッと回すと、裏面には「CLOSE」の文字が。わざわざ付け替える必要もなく、ワンタッチで切り替えができるのは利便性も高くて良いです。やはり実際に店舗で使うとなれば、「OPEN」「CLOSE」の組み合わせが使いやすいかもしれませんね。
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一つ大切なことを言い忘れていました。今回のサインを壁付けする際には、ホームセンターで売られている「横受けブラケット」を使用しました。ビスで打ち付けるなどしてしまうと回転できなくなってしまうので、これも本プロダクトの大切なパーツと言えますね。ぜひお試しください。

まとも

今回は、店舗や家でも使えるアメリカンな壁付けサインをDIYしましたが、いかがでしたでしょうか。市販では手に入らないようなアイテムだって、自分好みに作ることができるDIYの醍醐味を感じることができる楽しいレシピでした。
“映画に出てくるアレを再現”企画は引き続き次回作を狙っているので、もしアイデアのある方がいらっしゃったらぜひ、DIYer(s)編集部までご連絡ください。
撮影:薮内努(TAKIBI)
監修:岩西剛

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