いよいよ内装は最終章!照明と巾木を設置して玄関の上がり框をDIY

28歳で福岡へ移住し、築40年の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。1軒目2軒目に続いて、築30年の中古マンション(3軒目)をリノベーションしてきた過程をお届けします。

公開日 2023.05.19

更新日 2023.05.19

いよいよ内装は最終章!照明と巾木を設置して玄関の上がり框をDIY

セーチのリノベ記録 3軒目

こんにちは。祖父母の物件をセルフリノベーションしつつ、インテリアなどを作っているセーチです。

3年前から空室になっている築30年中古マンション。
リノベーションの見積もりを業者に出したところ、採算が合わないと放置されていました。
そのままにしておくのは勿体無いので、僕や家族が使えるようにセルフリノベーションしていきます。
今回はリビングキッチンにダクトレール照明を取り付けて壁際に木製の巾木を固定、その後、玄関の框を作りタイルを貼って仕上げます。

前回の記事はこちら

リビングキッチンの照明は直付けダクトレール照明

2mの直付けダクトレールを4本、フィードインキャップを2個、ジョインタを2個、エンドキャップを2個を用意しました。直付けダクトレールは接続部分、本体、最後の蓋とパーツに分かれているので全て用意する必要があります。

リビングキッチンの照明は、真ん中に直付けダクトレールを1本通すイメージで両端にダウンライト照明を取り付けています。設置しているダウンライトが白なので、ダクトレールも白にするか悩みましたが、家具で黒アイアンを使う予定なので違和感ないと思い黒を設置することにしました。
直付けダクトレールは、電線に直接接続するので、設置後のイメージに合わせて配線しておく必要があります。4mのダクトレールは販売していないので、ジョインタを使い2m+2mのダクトレールを繋げて設置します。
※直付けダクトレールは電気工事士の資格が必要です。

キッチン側はジョインタを繋げて4mにすると長すぎるので、2mだけ取り付けてエンドキャップで蓋をしました。

ダクトレールにスポットライトを取り付ける

天井が高くないので、ファンを取り付ける予定はなかったのですが、ダクトレール用の小さいファンを見つけたので取り付けてみることにしました。羽が回っている間は根本のモーター音が結構しますが、思ってた以上に風が来ていい感じです。人と話していたり、何かに集中していれば気になりませんが、ふとした時に気になる感じの音量です。

スポットライトはキッチン側に2つ、リビング側に4つ設置しました。エコカラット側にはビーム式のライトを設置して壁を照らしています。ダウンライトとダクトレールを全て点けると良い明るさです。

部屋の大きさによって必要な㏐(ルーメン)値が決まっているので、広さによって照明の数や強さは変えてください。(ルーメン=明るさ)

仕上げに巾木を設置する

今回購入した木製巾木は「厚み9mm、高さ7mm、長さ4000mm」(ホームセンターで購入)
それぞれ壁の長さに合わせて、卓上丸ノコを使いながらと設置していきます。
巾木は、壁と床の間に微妙な隙間が開いているので、その隙間を隠す目的と、掃除する際に壁を傷つけないようにする為に設置します。木製巾木を取り付ける場合、ドアの厚みを事前に10mm程度出しておかないといけません。厚みが合わない場合、2mm~3mmのソフト巾木という物もありますが、高級感を出すなら木製がおすすめです。

角に設置する巾木は、卓上丸ノコを45度にセットして斜めにカット。
サイズを測ってカットしたら、木工用ボンドを裏面に塗り、隠し釘やネイルガンで固定します。
廊下や寝室、洗面所やトイレも同じように巾木を設置します。

チャイム式からテレビドアホンに変更

元々はチャイム式のボタンが付いました。
リノベーションのタイミングで配線を通しドアホンに交換しました。
1度取り付けて映り具合を確認。カメラの高さ調整をして、身長が高い人でも顔が映るようにします。

配線ができなくても、電池式で動くモデルもあるので、チャイム式からテレビドアホンに交換したいと考えている方は調べてみてください。

玄関の上がり框は桧木で代用

玄関の上がり框(かまち)は、メーカー価格で1万円くらいの値段になります。
この家の玄関は狭く、正直上がり框にお金を掛けなくていいなと思ったので、桧木を使って作ることにしました。

卓上丸ノコで45度にカットした桧木をヤスリ掛けしたら、水性ウレタンニスで表面を保護します。フローリングと同じ色にしたいので、OLD WOOD WAXでほんのり塗装してからウレタンニスを塗りました。
全体的にマットな質感で仕上げているので、あまりテカテカさせたくないと思い、塗料は、3分つやとうめいを選んでいます。「艶無し→3分艶→5分艶→7分艶→艶あり」の順番で艶の度合いが分類されているみたいです。
水性ウレタンニスを3回塗装して乾かしたら、廊下と玄関の境目に取り付けます。
上がり框の固定には、コンクリート面用ボンド、コニシのK120を使いました。両端の石膏ボードを同じサイズにくり抜き、差し込むように取り付けています。

東リのロイヤルストーン・モア「PST2091」を玄関に貼る

玄関のフロアタイルは、色の濃いストーン柄にしました。
フロアタイルのサイズは「300mm×300mm」「450mm×450mm」「600mm×600mm」があります。
300mm×300mmにすると縦・横に4枚ずつ並べる感じになり、450m×450mmだと真ん中に1列と両端が半分ずつ並べる感じになります。玄関に使うので繋ぎ目がなるべく少ない方が良いと思い、今回は600mm×600mmサイズで4枚並べる感じで設置することにしました。

4枚貼るだけなので、接着剤はチューブ型の物を使います。
接着剤をコンクリート面に塗って少し乾かして張ったら、最後に汚れを拭き取って巾木を取り付け内装作業終了です。

※作業内容を動画にまとめています。

内装作業終了!|照明とドアホン設置|巾木と上がり框|玄関タイル貼り【中古マンションDIY】#35

照明が入ると部屋が明るくなって印象が変わりました。
玄関もタイルを貼るだけで元の印象とは違った雰囲気になり大満足。
細かい作業ですが、細部までこだわった甲斐がありました。

次回から部屋に合わせて家具を作っていきます。
まずは、1枚板を使いダイニングテーブルを作ります。
これからマンション購入を検討されている方、中古住宅のリノベーションを検討している方、タグに「セーチのリノベ記録 3軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。

セーチ

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セーチ

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DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。