マスキングテープとペイントで実現!原状回復も意識した驚きのDIY部屋!

賃貸だと原状回復のことも考えてしまい、なかなかDIYするのは億劫だと思っていた方必見です。今回突撃取材させてもらったエイジング塗装作家の中守生和さんのアトリエ兼自宅。見た目はさながらリノベーションしたかのようなお部屋ですが、全てDIYで仕上げたんです。

公開日 2019.02.26

更新日 2019.02.27

マスキングテープとペイントで実現!原状回復も意識した驚きのDIY部屋!

パッチワーク感覚で壁紙と床貼りを楽しんで自分好みに仕上げる

独学でエイジング技術を習得し、アパレルショップの什器や小物、作家のための額縁などを手がけるリメイク塗装作家の中守生和さん。過去にDIYer(s)でもエイジング塗装術のレクチャーやディスプレイの共同プロデュースなどで度々登場してもらったんですが、アトリエ兼自宅も色々と手を加えているとの情報をキャッチ。ということで今回、突撃取材させてもらいました。

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住み始めて5年。始めは真っさらなお部屋だったそうですが、今ではしっかりと中守さんのテイストに仕上がっています。

「アトリエにも使おうと思ってここに引っ越したのはいいものの、その時期がとても忙しかったんです。そんな中でも、塗料を使った作業はするので養生の意味も込めて床材と壁紙を貼りました。床はMDF材を敷いた上に板を両面テープで留めています。壁も剥がせる壁紙とマスキングテープで全部仕上げています」

原状回復を意識したというDIY術ながら見た目は本格的。この海外のガレージようなお部屋は中守さんも大家さんが見たらびっくりするんじゃないかなとおっしゃってました。
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ウッドベースのキッチン棚は元々からだったそうでここのテンションに合わせて、部屋の色使いを決定。そのため、キッチンもレンガ調の壁紙を貼ったり、ワークトップに板を置いたりとのアレンジが加えられています。

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続いて、キッチンの隣にあるのが中守さんの作業場。テーブルの脚はIKEAで購入し、天板はホームセンターで購入したんだそう。

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「仕事柄、塗料を沢山使うので天板も気づけばいい味が出てました」と中守さんが言うように、天板の使用感がいい意味でアトリエらしい雰囲気を演出していました。

コチラのソファも中守さんがDIY。枕木と天板で土台を作って、ソファマットもお気に入りの布でカバーを作ったという自信作。愛猫のムーのゴロゴロスペースになっていました。

「最近は塗装以外にもインテリアコーディネートの依頼も増えてきてるんです。なので、自宅で使うだけじゃなくて仕事でも使えると思って、蚤の市に行くと家具などを買っちゃうんですよね。もともとから収集癖があるので、好みのものがあるとついつい財布の紐が緩くなってしまいます(笑)」

その言葉通り、部屋には多数アンティークの家具が上手く取り入れられてました。
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まず、中央にあるテーブルの土台に使われているのはアンティークのミシン台。その上から、中守さんがペイントを加えた天板を載せてテーブルとして活用しているんです。また、左奥に置かれたワインレッドの冷蔵庫には、アメリカ土産で貰ったというプレートにマグネットを付けて設置。さらに取っ手がシルバーだったのが気に入らず、マスキングテープでブラックにしたんだとか。この工夫で冷蔵庫自体もアンティーク感のある雰囲気に。

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コチラのボックス類も蚤の市での購入品。単体でテーブル代わりしたり、重ねて本棚にしたり、その使い方は様々。また、あえてカーテンではなく、柄が特徴的な布とブランケットを代用。そのポイントを伺ってみたところ、「カーテンのプリーツが苦手で、お気に入りの布をカーテン代わりにしています(笑)」という意外な返答。何気ないアイデアながら、見た目は部屋の雰囲気とも合ってオシャレです。

そして忘れてはならないのが、中守さんのペイント術。部屋の各所にもそのペイントを施されたものたちが存在感を放っています。
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「このランプシェードは人から貰ったものなんですが、量販店で買ったものらしいんです。なので、最初はすごくシンプルなデザインだったんですが、部屋の雰囲気に合わせるなら塗ってしまえと思ってやってみました」

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コチラのランプは新品で購入したものをアレンジ。そしてランプを引っ掛けたスタンドミラーも、木枠を塗装してインダストリアルな雰囲気に。お互いが存在感を高め合う素敵な組み合わせですね。

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植物などと一緒にディスプレイされたフレームや椅子も、ほぼ中守さんがペイントした作品たち。ここに掃除道具などを収納して、目立たなくさせるのが中守さんのこだわりなんだとか。

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もちろん塗装されたボックスもただ置いておくだけではなく、本来の収納面でも役立っているんです。この細やかな気遣いがお部屋作りの上で大事なポイントかもしれませんね。

部屋のお気に入りポイントについても伺ってみました。

「主人が造園業ということもあって、植物に触れるきっかけを持ったんです。それから、自宅でドライフラワーも作って飾っています。ただ、ドライフラワーだけの部屋にはしたくなかったので、観葉植物も置くようにしています。そのバランスを取るのが自分の楽しみですね」
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リビングが2Fということもあって、陽の入りも風の流れもよく植物たちも青々としていました。

そして、この場所も住み始めて5年となったので引っ越しを考えているんだそう。

「まだ引っ越し先は決まってないんですが、準備を始めているんです。さっきも言ったように収集癖があって、その中でもトップクラスなのが靴下。トルコに可愛い柄の靴下があると聞いて、現地に買いに行くぐらい大好きなんです(笑)」
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その靴下への愛情が爆発して作ったという靴下型の箸置き。

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続いて、いつか作ってみたい柄を忘れないように木型に描いたという作品。

「引っ越し先でもこのアトリエのように自分らしい空間に出来たらいいなと思っています。やはり自分の作業場となるので居心地がいい場所の方がいいし、壁紙とか床を貼ることで汚しても大丈夫という安心感があるんですよ。なんなら、床とかは塗料の試し塗りなどにも活用させています(笑)。そのぐらい自由度がある方がDIYする時も大胆に出来るので壁紙や床材を貼るのはオススメです」

自分が好きな仕事を気持ちよく行うための空間。原状回復という壁を乗り越えて、大胆かつ繊細に行うDIY術は参考になるものばかりでした。ぜひ皆さんも臆することなく部屋作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。また中守さんの塗装術は関連記事からチェックできるので、気になる人はお見逃しなく!
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INFORMATION

中守生和
リメイク塗装作家。東京生まれ。会社員を経て、独学でエイジング等の塗装技術を習得。展示会・イベントの什器や装飾物、作家の作品展示用額縁制作をはじめ、植物や塗装した物を使用した店舗や個人宅の空間コーディネートも手がける。

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