移動も簡単!2WAY室外機カバーの作り方!!
普段は「ガーデニングの作業台」だけど、休日にはウッドデッキなどで食事をする時に役立つ「移動式ワゴン」に変身。そんな2WAY仕様の室外機カバーの作り方を日本唯一のDIY・日曜大工の専門誌「ドゥーパ!」の編集部員さんがレクチャーしてくれました。
公開日 2019.03.04
更新日 2022.01.07
ガーデニングによし、 BBQパーティーでも大活躍!
木取り表
・2×4材(1235mm 2本)後脚A
・2×4材(930mm 2本)前脚B
・2×2材(910mm 6本)骨組みC
・2×2材(430mm 6本)骨組みD
・1×4材(910mm 4本)ルーバーの横板E
・1×4材(1000mm 1本)後面の上板F
・1×4を割いた材(19×78㎜)(560mm 1本)棚板G
・1×2材(910mm 2本)格子板(横板)H
・1×2材(286mm 4本)格子板(縦板)I
・1×2材(520mm 2本)天板(両端部)J
・1×2材(430mm 2本)棚板(両端部)K
・1×10材(560mm 3本)天板L
・1×10を割いた材(19×205mm)(560mm 1本)天板M
・1×10を割いた材(19×229mm)(910mm 1本)天板(折りたたみ部分)N
・1×6材(560mm 2本)棚板O
・1×8材(560mm 3本)棚板P
木材のほかに用意する材料
・長蝶番(32×450mm/1個)
・ワイヤー(2mm径/約2800mm)
・ワイヤーストッパー(シルバ−ロック/2個)
・塗料(適宜/キシラデコールのワイズカラー)
・スリムビス(90/75/40/35mm)
・丸棒(10mm径/適宜)
・ヒートン(4個)
使用した主な道工具
・インパクトドライバー(ドライバービット/下穴用 ドリルビット/10mm径ドリルビット)
・サシガネ
・メジャー
・丸ノコ用直線ガイド
・プラスドライバー
・ペンチ
・クランプ
・塗装用品(ハケ、ペール缶、養生シート)
STEP.01 骨組みを作る
2×4材と2×2材で、後面の骨組みを組み立てます。接合はスリムビスによる単純な突き合わせですが、割れなどを防ぐために、2〜3mm径のドリルビットで下穴をあけてからビス留めするのがオススメ。
同様に、前面の骨組みを作ります。
2×2材で、前後の骨組みをつなげば骨組みが完成。なお、前後の脚をつなぐ際に、板の厚み(89mm)でビスが届かないので、10mm径ドリルビットで穴あけしてから(座グリという)ビス留めしましょう。できればあけた穴はビス留め後、10mm径の丸棒で塞いだ方が見栄えがよくなります。
STEP.02 棚板や天板を取り付ける
後面の骨組みの上を木材Fの1×4材でカバーします。
続いて棚板を取り付けます。棚板Oと棚板Pを並べたあと、1×4材を適宜割いて棚板Gとします。両端は脚の幅(38mm)に合わせ、1×2材(棚板K)を使っています。
天板を張ります。ここでは1×10材(天板LとM)を張り、両サイドの細い天板は、幅38mmの1×2材(天板J)を使用。
折りたたみ部分の天板Nを長蝶番で取り付けます。この天板の幅は折りたたんだときに棚部分が隠れるサイズに設定しましょう。
STEP.03 ルーバー部分を取り付ける
前面にルーバーの横板Eを取り付けます。この時、各板材の両側で打ち留めるビス(75mm)を1個にして、ルーバーが可動するようにしておくのがポイント。
STEP.04 背の格子板を取り付ける
1×2材でトレリス調に背板I、Hを取り付けます。ビスは35mmのスリムビスを使っています。
STEP.05 ワイヤーを使って折りたたみ式の天板にする
用意した2mm径のステンレスワイヤーとワイヤーストッパー。コチラはホームセンターで購入できます。
天板Nと後面の上板Fの両サイドにヒートンを取り付け、ワイヤーストッパーで小さな輪を作ったステンレスワイヤーを引っかけてまわし、折りたたみ式の天板を引っ張り上げて固定します。この状態が天板Nを広く使う形。なお、折りたたんだ状態の時はステンレスワイヤーをはずしておきます。
ステンレスワイヤーを引っ掛けた状態がコチラ。
STEP.06 キャスターを取り付ける
脚の底にキャスターを取り付けます。ここも小さな下穴をあけてからネジ留めしたほうが安全です。なお、キャスターはストッパーつきのものを使用しましょう。
STEP.07 塗装する
ここでは木目が見えるステイン塗装、キシラデコールのワイズを塗装しています。乾燥すれば完成です。
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WRITTEN BY
Japan
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