朝の準備が楽しくなる!海外ライクな洗面スペースをDIY
28歳で福岡へ移住し、築40年の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。2軒目3軒目に続いて、築50年の戸建て(4軒目)をリノベーションしてきた過程をお届けします。
公開日 2022.08.09
更新日 2023.04.14
セーチのリノベ記録 4軒目
祖父母の物件をセルフリノベーションしつつ、インテリアなどを作っているセーチです。
今までのDIY経験を活かして、関西の築50年空き家をセルフリノベーションして住むことにしました。
古い家のリノベーションを検討している方、築古の家がどんな風に変わっていくのか気になる方の参考になるよう、シリーズでお伝えしていきます。
今回は狭いスペースに合わせて洗面化粧台を造作する作業です。
今までのDIY経験を活かして、関西の築50年空き家をセルフリノベーションして住むことにしました。
古い家のリノベーションを検討している方、築古の家がどんな風に変わっていくのか気になる方の参考になるよう、シリーズでお伝えしていきます。
今回は狭いスペースに合わせて洗面化粧台を造作する作業です。
前回の記事はこちら
リフォーム前の洗面化粧台
via diy-magazine.jp
元々洗面所というスペースが無く、トイレの前に幅500mm程度の小さい洗面化粧台を何とか取り付けたような状態でした。(前回の記事でこれを解体し、まっさらな状態にしています。)
洗面化粧台の幅を広げようにも柱とトイレの入り口があるので難しく、このサイズ感で作り直さないといけません。悩んだ末に行き付いた答えは造作台に丸い洗面ボウルでした。
洗面化粧台の幅を広げようにも柱とトイレの入り口があるので難しく、このサイズ感で作り直さないといけません。悩んだ末に行き付いた答えは造作台に丸い洗面ボウルでした。
洗面化粧台に使う材料
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「長さ3000mm、幅350mm、厚さ25mm」の集成材を使って洗面化粧台を造作していきます。
3000mmの集成材を2000mmと1000mmにカット、1000mmの方で天板と中板を作ります。(2000mmは他の家具に使う予定。)
3000mmの集成材を2000mmと1000mmにカット、1000mmの方で天板と中板を作ります。(2000mmは他の家具に使う予定。)
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洗面所の壁はゴールドの見切り材を使って2トーンに仕上げています。
洗面所のイメージに合わせて水栓はホワイトゴールドの物を用意しました。「シングルレバー混合水栓 KOJ-6418h」
洗面ボウルは同じメーカーの「KORS-1330 排水栓 排水Sトラップセット」を購入。
今回は洗面所のイメージに合わせてホワイトにしましたが、丸い洗面ボウルは白以外にグレーとブラックがあるので空間のイメージに合わせて選んだらいいと思います。
洗面所のイメージに合わせて水栓はホワイトゴールドの物を用意しました。「シングルレバー混合水栓 KOJ-6418h」
洗面ボウルは同じメーカーの「KORS-1330 排水栓 排水Sトラップセット」を購入。
今回は洗面所のイメージに合わせてホワイトにしましたが、丸い洗面ボウルは白以外にグレーとブラックがあるので空間のイメージに合わせて選んだらいいと思います。
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洗面ボウルを置く洗面台は入り口に合わせ台形にカットします。
天板のサイズはトイレ前の壁ギリギリに合わせているのでこのサイズ感ですが、広くできるのであれば天板は大きい方が良いと思います。
洗面ボウルは400mm×400mmの丸い形で、台形の天板に乗せても少し余裕がある状態になります。
天板のサイズはトイレ前の壁ギリギリに合わせているのでこのサイズ感ですが、広くできるのであれば天板は大きい方が良いと思います。
洗面ボウルは400mm×400mmの丸い形で、台形の天板に乗せても少し余裕がある状態になります。
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カットしたら設置場所に合わせてみます。
トイレの入り口に繋がる場所なので台形の角度には気を使いました。
トイレの入り口に繋がる場所なので台形の角度には気を使いました。
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洗面化粧台を支える脚は、天板のサイズに合わせて27mm×60mmの木材を680mmの長さにカットした物を使います。
一般的に洗面化粧台の高さは「750mm」「800mm」「850mm」の中から選びます。
今回作る洗面化粧台は、脚680mm+天板厚み25mm+洗面ボウル高さ120mmで、洗面化粧台全体の高さは825mmになります。
洗面化粧台は普通水栓場所が凹んでいますが、今回は洗面ボウルを使うので台の高さは少し低くし、洗面ボウルの上部分が中間より少し高くなるサイズにしました。
一般的に洗面化粧台の高さは「750mm」「800mm」「850mm」の中から選びます。
今回作る洗面化粧台は、脚680mm+天板厚み25mm+洗面ボウル高さ120mmで、洗面化粧台全体の高さは825mmになります。
洗面化粧台は普通水栓場所が凹んでいますが、今回は洗面ボウルを使うので台の高さは少し低くし、洗面ボウルの上部分が中間より少し高くなるサイズにしました。
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天板を支える角材を脚に打ち込み、中板と天板のサイズを再確認して設置。
サイズ調整が終わったら台を塗装します。
サイズ調整が終わったら台を塗装します。
洗面化粧台を塗装
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この家はナチュラルカラーで家具を作る予定なので、塗装は「ワトコオイルのナチュラル」を使います。
壁際はマスキングテープで保護し、表面や切り口をヤスリで研磨したらワトコオイルを塗ります。
(組み立てた状態だと入り口が狭く設置できないので、その場で組み立てて塗装しました)
壁際はマスキングテープで保護し、表面や切り口をヤスリで研磨したらワトコオイルを塗ります。
(組み立てた状態だと入り口が狭く設置できないので、その場で組み立てて塗装しました)
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ワトコオイル塗装後、十分に乾かしたら水を弾くように「水性ウレタンニス つや消し」で表面を保護します。
(水を使う場所にはウレタンニス等の水を弾く塗料を使うと良いです。)
(水を使う場所にはウレタンニス等の水を弾く塗料を使うと良いです。)
洗面ボウルを設置する
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ニスを乾かしたら洗面ボウルと蛇口の位置決めをします。
奥過ぎると鏡と干渉してしまうので、手前過ぎず奥過ぎない位置を探りながら決めました。
奥過ぎると鏡と干渉してしまうので、手前過ぎず奥過ぎない位置を探りながら決めました。
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洗面ボウルの位置に合わせて蛇口の位置決めます。
真正面に付けるスペースが無いので、左側の空きスペースに蛇口を取り付けます。
たまたまですが、台形の斜め位置の対になる位置なのでバランスよく見えます。
蛇口と排管の位置が決まったらホルソーを使って台に蛇口穴を開けます。
蛇口の根本に付属のパーツを付けて台に固定したら、洗面ボウルの位置を再確認し排水管の位置を印付け。
真正面に付けるスペースが無いので、左側の空きスペースに蛇口を取り付けます。
たまたまですが、台形の斜め位置の対になる位置なのでバランスよく見えます。
蛇口と排管の位置が決まったらホルソーを使って台に蛇口穴を開けます。
蛇口の根本に付属のパーツを付けて台に固定したら、洗面ボウルの位置を再確認し排水管の位置を印付け。
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排水位置が決まったら、「スターエム 36 自在錐 30×120」で洗面ボウルの説明書に書かれてあるサイズを合わせてくり抜きます。
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排水管を通す穴ができたら「ヘルメシール55」を使って排水管を洗面ボウルに固定します。(ホームセンターで購入できます)
ヘルメシール55は給水・給湯配管用の防食シール剤、説明書に記載ある指定位置にシール材を塗って固定します。(シール材とテープを併用するやり方が主流みたいです)
ヘルメシール55は給水・給湯配管用の防食シール剤、説明書に記載ある指定位置にシール材を塗って固定します。(シール材とテープを併用するやり方が主流みたいです)
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排管を固定したら天板に差し込んで乾かします。
時間を置いてシール材が固まるのを待ったら水漏れチェック。
水が漏れなかったので洗面ボウルの接続部は問題なさそうです。
洗面化粧台の下にS字トラップを取り付けて排水管を床下まで伸ばします。
このタイミングで臭い防止の防臭キャップを取り付けました。
時間を置いてシール材が固まるのを待ったら水漏れチェック。
水が漏れなかったので洗面ボウルの接続部は問題なさそうです。
洗面化粧台の下にS字トラップを取り付けて排水管を床下まで伸ばします。
このタイミングで臭い防止の防臭キャップを取り付けました。
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全部接続したら最後にもう一度水漏れチェックをします。
水漏れは無いのでこれで洗面化粧台の完成です。
※ここまでの作業を動画にまとめています。
水漏れは無いのでこれで洗面化粧台の完成です。
※ここまでの作業を動画にまとめています。
via www.youtube.com
50年前の洗面所をセルフリフォーム!丸い洗面ボウルとゴールドの蛇口に交換【築50年戸建てDIY】#17
丸い洗面ボウルを使って洗面化粧台を造作
via diy-magazine.jp
狭いスペースでしたが、丸い洗面ボウルと台形の洗面化粧台で上手くスペースを活用することができました。壁紙と同じようにゴールドと白でまとめたので統一感あって凄く良い感じ。
動線を確保しているので普段もストレスなく使用できそうです。
化粧鏡も造作しようと思いましたが、良い色の棚付き化粧鏡を見つけたので購入し取り付けました。トイレも同じようにDIYしたらこの空間は終了。
次回は巾木やら照明などもろもろの作業を進めようと思います。
これから古い家のリノベーションを検討している方、築古の家を検討している人の参考になるようなシリーズ。タグに「セーチのリノベ記録 四軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。
動線を確保しているので普段もストレスなく使用できそうです。
化粧鏡も造作しようと思いましたが、良い色の棚付き化粧鏡を見つけたので購入し取り付けました。トイレも同じようにDIYしたらこの空間は終了。
次回は巾木やら照明などもろもろの作業を進めようと思います。
これから古い家のリノベーションを検討している方、築古の家を検討している人の参考になるようなシリーズ。タグに「セーチのリノベ記録 四軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。
WRITTEN BY
Japan
DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。
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