リサイクルショップなんかにありそうなボロボロの白い棚を見事に大変身させたDIY実例をご紹介。パーツの使い方や、エイジングテクニックなど、細かなテクニックが満載で参考になります!
これが元の状態。食器棚として使われていたものだそう。さあ、どんな工程を経て大変身するのでしょうか?
まずは扉が付いていたであろう正面左端の部分を、周囲をマスキングしてから黒くペイント。塗料の上からテープを貼り、剥がすことでラフな仕上がりに!
逆サイドは、黄褐色のペイントを施し、先ほど同様、濡れているうちにテープを貼って剥がし、風化したような質感を作り出しています。その上から、錆びた鍵を取り付ければ、もともと付いていたように自然になじんでいます。
さらに右側面にもブラックでペイントし、同じようにテープで風合いをプラス。その上からステンシルを施します。
塗ってから、完全に乾いた筆でこすることで、チョークで書いたような仕上がりに!また、柄全体ではなく、半分だけにすることで、看板を解体して使っているように見えませんか?技ですね!
先ほどの黄褐色の塗料を塗り、乾く前に布で拭き取ります。味気なかった白が、アンティークな色合いになったのがわかりますね!
キャスターを付けて可動式に。
作業スペースを広く確保するために、天板をプラス。古い板材を並べて、裏から端材でつなぎ合わせます。天板だけで使用できるよう棚にはあえて固定しないため、作業中に板が動かないようこの端材がストッパーの役割も果たします。逆側(棚の天面にぴったりはまる位置)にも端材をねじ留め。
天板にもステンシル。一枚板ではなく色合いの異なる木材をつなぎ合わせているので、ステンシルもワイン箱にもともとプリントされていたもののように自然!
側面には釘を打って刷毛を収納。洗った後に吊るして乾かしておけるので便利ですね!フックではなく釘、というところがジャンクな演出。
反対側は板を追加しステンシル。取っ手やフックなど、様々なパーツを取り付けてこまごまとした小物を収納。
欠損している部分にはアンティークのプレートを貼り付けてポイントに。
裏面もステンシルの型紙をかけておくスペースとして活用。ただ釘やねじを打ち込むだけでなく、物差しをかませるなんて芸が細かい!
フェイクの蝶番まで!
どうですか?すごいイメチェンぶりですよね!
before
after
作者さんによれば、これを作ってからペイント作業が楽しくなったそう。捨てられる寸前だった食器棚が、再び活躍できるようになるなんてハッピーですよね。しかしこのクオリティ、ジャンク好きはぜひ参考にしてください!
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Japan
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