切って、塗って、突っ張って。ラブリコで作る、魅せる脱衣所収納!

28歳で福岡へ移住し、築40年を超える2軒の物件をセルフリノベーション。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。狭い脱衣所に収納スペースがなく困っていたので、ラブリコと有孔ボードを使って幅を取らない収納棚を作りました。

公開日 2020.04.18

更新日 2022.01.07

切って、塗って、突っ張って。ラブリコで作る、魅せる脱衣所収納!

ラブリコと有孔ボードを使って収納棚を作る

脱衣所をDIYしたけど、収納スペースが無く困っていました。
脱衣所は狭く、普通の棚を置くと圧迫感が出てしまうので、既製品の棚を置くのは厳しいです。
そこでラブリコを使って、壁に幅のとらない収納棚を作ろうと思います。

※LABRICO(ラブリコ)シリーズは賃貸でも使えるDIY商品。
複雑な手順や工具が必要だったDIYパーツを、もっと気軽に安心して使えるようにと開発された商品なのでDIY初心者でも簡単に使う事ができます。

上段には有孔ボードを取り付け、デッドスペースになりがちな天井付近も使える収納棚にします。

棚作成に必要な道具

今回使用する道具は下記6点

・1820mmの2×4材を5本
・有孔ボード
・ラブリコ2×4用アジャスター 2個
・ラブリコ2×4用ジョイント 2個
・ラブリコ2×4用棚受けシングル 3個
・ワトコオイル(ダークウォルナット)
天井までの高さは2400mmありますが、入り口が狭くて、この長さの木材を入れることができないので、ジョイントを使って設置します。
ラブリコは1×4材用や1×6材用があるのでサイズを間違わないように注意してください。

※1×4材用や1×6材用は洗面台周りやキッチン周りなど、ちょっとしたスペースに使うにはオススメですが、今回のように床から天井まで伸ばす場合は2×4材用を使うのが良いです。

2×4材をワトコオイルで塗装

2×4材をワトコオイルのダークウォルナットで塗装しました。
切断面はラブリコを設置したら見えなくなるので、塗らなくて大丈夫です。

ラブリコを2×4材に取り付ける

ラブリコを2×4材に取り付けていきます。
商品裏面に設置方法の説明があるので、手順に沿って取り付けましょう。

1820mmの木材の端に1つ、あらかじめカットしておいた490mmの木材に1つジョイントを取り付けます。
ネジは付属しているので準備しなくて大丈夫です。

※ラブリコアジャスターの95mm分、木材を短く準備します
2×4材専用のラブリコなので、ネジも2×4材に合わせた大きさの物が付属していました。
設置面は噛み合うような仕組みですね。
これならズレること無く安心です。
ジョイントを取り付けたら別々のままにしておきます。
※ジョイントを繋げてしまうと、脱衣所に入れることができないので。

ラブリコ棚受けシングルを取り付ける

次に棚板にラブリコ棚受けシングルをネジで取り付けます。
こちらもネジは付属してます。

棚受けを取り付ける際、棚板と平行に設置しないと柱を通す時に詰まってしまいます。
平行に取り付けるのが難しいと思った方は、先に柱に棚受けを固定してから棚板を固定する方法で試してください。
棚を段数分用意して、ジョイントを取り付けている1820mmの2×4材に取り付けます。
棚の間隔を合わせる為にメジャーで測って、平行になっているか水平器で確認します。
棚の間隔を気にしない人は平行になるようにだけ気をつければいいと思います。
棚板に取り付けた棚受けシングルを1820mmの2×4材にネジ止めしたら棚の設置が完了です。

有孔ボードを背面に取り付ける

天井と床側にアジャスターを取り付けたら、ジョイント部分を繋げます。
今回有孔ボードは最上段部分だけに設置するので、ジョイントで繋げた後、背面に有孔ボードを取り付けます。

※この段階で壁に近すぎると有孔ボードを固定できなくなるので、壁から少し離れた位置でジョイントを繋げてください。
有孔ボードはネジを使って固定します。
ネジは丁度いい長さであれば何でもいいと思います。

アジャスターでつっぱり調整

有孔ボードを取り付けたら、天井側に取り付けたラブリコアジャスターでつっぱり具合を調整します。
時計まわりに回すとラブリコアジャスターが上に伸びて天井を押し上げるような形になります。

ラブリコはアジャスターで18mm高さ調整ができるので、かなり力強く設置することができます。
(木材が多少短くても18mmの誤差であればアジャスターでなんとかなります)

ラブリコと有孔ボードの収納棚完成

ダークウォルナット色の2×4材と黒の有孔ボードがカッコいいですね。
100均のアイアンバーを棚板に取り付ければストッパーになるので、タオルや小物を置いても落ちてくる心配はありません。
有孔ボードに専用フックをつければ、ちょっとした小物は引っ掛けれるので、使用頻度が低い物は有孔ボード側で良いかもしれませんね。
ちょっとおしゃれに見せたい方はフェイクグリーンを飾るといいかも。

ジョイントを使ったので強度が心配でしたが、かなりしっかりしています。
これなら少々重い物を置いても問題なさそうです。

※ジョイントを使わない方が強度は強いので、広いスペースに設置する場合は2400mmの2×4材を使用してください。

掛かった費用

・2×4材:275円×⑤=1,375円
・ラブリコジョイント:720円×②=1,440円
・ラブリコ棚受けシングル:720円×③=2,160円
・ラブリコアジャスター:800円×②=1,600円
・有孔ボード:1,200円

合計7,775円でした。

ジョイントを使わずに2400mmの2×4材を使ったり、棚受けをラブリコではなく金具にすると5,000円以下に収まります。

ラブリコは2×4材用以外にも色々種類があるので近隣のホームセンターに無ければ、Amazonや楽天で購入してください。有孔ボードや2×4材はネットで購入すると送料が高くなるので、近くのホームセンターで買うことをおすすめします。

狭い場所に収納スペースが欲しいと思っている方、少し収納できる場所があったらいいなと思っている方は是非作ってみてください。

セーチ

WRITTEN BY

セーチ

Japan

DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。