DIYer(s)ではアウトドアマガジン『.HYYAKEI』との共同キャンプロケを行うなど、アウトドアシーンで生きるDIY術も1種の“Do it yourself”として考え、常に注目し探求しています。その中でも今回、長野県は野沢温泉村に自分たちの手で作り上げたツリーハウスタイプのキャンプ場があるとの情報をキャッチ。現場に赴き、その全貌をご紹介していきます。
“nozawa green filed 〜TREE CAMP〜”
スキークロスで世界を戦い、THE NORTH FACE TEAMに所属しフリースキーヤーである河野健児さんが中心となり、30名ほどの手によって作り上げられたキャンプ場。1日1組限定という完全プライベートで楽しめるこの施設は最大10名ほどで利用でき、約30畳のデッキスペースにテントを張って宿泊が可能。そして、デッキの横には樹上の秘密基地と言えるツリーハウスも建てられています。
思わずロビンフッドをイメージしてしまうワクワクする見た目
チェーンソーアーティストの方が作ったクマのモニュメントも愛らしいです。
憧れのツリーハウス“GREEN SHELTER”も全て手作り。
またそのテントなどの備品も3人用テントサイル(空中テント)、4人用テント(2張)、マット&寝袋セット(10セット)、BBQグリル、ダッチオーブン、ガソリンランタン(2セット)、ガスランタン(2セット)、ハンモック(2セット)が利用料金でレンタルが可能。さらに隣接された畑で作っている無農薬野菜(7月から利用可能)も収穫して食べることもできるなど、ある意味自給自足の生活が経験出来るという面白いサービスも行っているんです。
地下も秘密基地感たっぷりです。
食料を現地調達できるのがこちらの畑。
そして、DIYer(s)的に注目したのがここを作り上げた際の材料。杉の間伐材をはじめ、スキー場のリフト券売り場の廃材、サッシ店に譲ってもらった窓ガラスなど地元のバックアップありながら、DIY精神溢れる資材で築いているんです。その他、ブランコやハンモックなど子供心をくすぐられる空間、木漏れ日が気持ちのいい環境、何を取っても非日常を味わえるキャンプ場でした。
この環境で堪能できるハンモックは最高です。
本格的なレジャーシーズンが到来したからこそ、ぜひこの場所に行ってこの完成度を肌で感じてもらいつつ、キャンプを楽しんでみてはいかがでしょう。
そしてこの場所は今後さらに増築する計画があるとのこと。その模様はサイトのほうでも引き続き追っていきます。そちらもぜひご期待くださいませ。
最後に河野健児さんがインストラクターを務めるスタンドアップパドルボード、通称“SUP”も体験してきました。運動神経も全く関係なく老若男女が楽しめ、水上を散歩するような感覚は他の水上スポーツとはまた違った魅力が詰まっています。実際に何とも言えない開放感に筆者自身もあっという間に虜になってしまいました。また、バランスをとりながらボードの上に立ち、パドルを漕ぐという全身の筋肉を使った体幹トレーニングとしても今ジワジワと注目を集めてきているので、気になった方は早めの応募をオススメします。
野沢温泉村近くにある北竜湖でも体験できます。
INFORMATION
nozawa green filed
住所:長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9254
電話:090-4161-3134
MAIL:info@nozawagreenfield.com
URL:http://www.nozawagreenfield.com
WRITTEN BY
Japan
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