DIYer(s)でも【現地調達で楽しむDIY苔玉!】など常に注目しているのが苔。
そしても今回もこの素材を使ったアイデアとして紹介するのが“モス・グラフィティ”。
via. http://www.annagarforth.co.uk/work/grow.html
スプレーによるグラフィティと違い有機溶剤などを使わいので、環境や健康面の心配もなしなんです。
また、自然物による立体的な仕上がりはほっこりとした印象になります。
そんな魅力的なDIY術を実践してみました。
材料と道具
■苔
■ミキサー
■筆
■ヨーグルト(400g)
■砂糖(小さじ1)
■水(カップ2)
■ステンシル
■カッティングボード
■板
■コルクボード
■画用紙(額縁付き)
※外壁に塗るのではなく板、コルクボード、画用紙の3種類で試してみました。
作り方
STEP. 01
採取してきた苔をキレイに洗い、土を落とします。
STEP. 02
ミキサーの中に苔、ヨーグルト、水を入れていきます。
正直量が多かったのでこの量だと2回に分けたほうがよかったです。
STEP. 03
すべて入れ終わったらミキシングしていきます。ヨーグルトが苔のつなぎと栄養源となるので、ミキサーをしっかりとかけていきましょう。
砂糖を入れ忘れていました......。
STEP. 04
クリアファイルをデザインに合わせてカットして、ステンシルシート作成します。カットには力がいるので、手を切らないように注意しましょう。
STEP. 05
用意したステンシルシートをマスキングテープで固定して塗りやすくします。その上で、ミキシングした液体を塗っていきます。マスキングテープはこまめに貼ることをオススメします。
コルクボードは塗りやすく、板は滲んでしまって塗りにくかったです。
画用紙は外側を塗るデザインにしてみました。
そして3パターンとも下準備完了。
なるべく乾燥を避けるために事務所ではなく、自宅に持ち帰って育ててみました。
毎晩霧吹きをかけて、随時残っていた液体を上塗りしてという作業を3週間続けた結果。
何も変化なく、ただひたすら茶色いまま。
それから室内での育成がよくないのかなと思い、苔玉を置いてあるちょっとした茂みのところに放置してみることに。
雨が多い時期だったので水やりも自然の摂理にまかせたまま1週間。
どうなったかなと思い見てみると、まさかのクモノスカビ(※白カビ)が大量発生。
この時点でインターネット上にあげるなら【グロ注意】のような、
もう人様に見せれるようなモノではなくなってしまっていました..........。
そして原因などを含めて苔のことを再度調べてみると、
どうやらまず人工的に増やすことが難しいと言われている植物ということが判明。
挑戦してみたが失敗という方も多いようで塗る場所の環境がかなりキーになってくるようです。
ただしかしここで終わってしまっては何とももったいないアイデア。
今回は失敗してしまいましたが、いつの日かリベンジを行いその時こそ成功させようと思います。
その時はばかりは素敵な“モス・グラフィティ”の成功を夢見て........。
via. http://www.brooklynstreetart.com/theblog/2012/10/11/moss-graffiti/#.VDzmoBaodan
WRITTEN BY
Japan
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