レザーのバッグや小物って、とてもすてきですよね。レザーの、使えば使い込むほどに味わいの増す質感は、他の素材にはない魅力。いつかは本革レザーの愛用アイテムが欲しい!と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は本革は、素材としてはそんなに高価なものではありません。手芸屋などでハギレを探せば、パソコンケースが作れるサイズでも、1000円程度で手に入れることができます。厚みがある本革は、パソコンなどの電子機器のケースにぴったりの素材なんです。そして、自分が作ったとなれば、愛着もひとしおですね!さて、早速DIYしてみましょう!
材料と道具
・本革(2mm程度の厚さのもの)
・糸(レザー用30番の太めの糸がおすすめ)
・伸縮する紐
・ボタン
・裁ちばさみ、またはローラーカッター
(本革は厚みがあるので、裁断、縫製時などに手を傷つけないよう、気をつけて作業をしてください。)
■作り方
①パソコンなどの電子機器が入るサイズを、実際に作りたいものに合わせて測ります。
パソコンなどの電子機器の幅+厚さ+左右の縫い代1.5cmで裁断します。このとき、「厚さ」を入れるのをお忘れなく!本皮はほつれてこないので、上下の縫い代は不要です。
②①で測ったサイズに本革をカットします。
③左右の部分を縫っていきます。
④縫ったあと、左右をさらに化粧断ちします。こうすることで、縫いずれなどでガタついた側面をきれいにそろえることができます。
⑤ボタンをつけ、つけたボタンが留まる位置に、伸縮するひもをループにして縫い付けます。
⑥完成!
本革は衝撃を吸収するクッション性を兼ね備えているので、電子機器のケースに適した素材です。少し余裕のあるサイズで作れば、本体と一緒に書類などを入れることもできますし、用途によって自分好みのサイズで作ってみてください。
また、今回紹介したパソコンケースは、縫う部分は左右の直線縫いだけなので、手縫いで作ることもできます。ミシンがなくても作れるので、初心者でも気軽にチャレンジすることができます。是非トライしてみてくださいね!
(落としたときの衝撃によっては壊れてしまうこともあるので、ケースに入れていても電子機器の取り扱いにはご注意ください。)
◼︎ACO
ファミリーフォトグラファー、1児の母。
ママのためのハンドメイドウェブマガジン、イベント主催。ママの育児情報サイトで写真撮影、キャンプについての記事も連載中。育児の傍ら、家族の生活雑貨、洋裁、石鹸作り、ベランダガーデン、ファミリー キャンプなど、家族の趣味や生活全般に関するものをDIYしている。
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Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!