【解説あり】個性派手作りキーホルダー25選!自作でオシャレを叶えよう

周囲とかぶらないキーホルダーで個性を演出したい方には、DIYがオススメ!そこで今回は、簡単にできるものから作る過程を楽しめるものまで、25種類の手作りキーホルダーをご紹介します。作り方の解説もあるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

2022.01.11

名前の通り、大切なキー(鍵)をなくさないためにホールドするためのモノ。つまり鍵を束ねたり、失くさないように付けたりする金具であるキーホルダーは既製品として、沢山の種類が売られています。そんなアイテムだからこそ、自分らしくDIYしてみてはいかがでしょう。編集部イチオシのアイデアを集めてみました。

動物のキーホルダー

Gingersnaps からご紹介するのは、プラスチック製の動物のおもちゃをキーホルダーにするアイデア。スクリューアイフック、ペンキとブラシ、キーリングを準備し、使用したいカラーペイントを選んで動物に2〜3回塗り、完全に乾燥させます。あとはペンチでアイフックをねじ込んだら完成です。好きな色にペイントすることで、オシャレな仕上がりになります。

1枚のレザーから作る編み込みキーホルダー

美しいメタリックレザーを編み込んで、キーホルダーにするのはthanks,i made itからのアイデア。まずは、一枚のメタリックレザーを幅2.5cm、長さ17.5cmにカット。続いてクラフトナイフを使って、下部には1cm、上部には3cmほどの間隔を開けて3本の線にカットし、先端部分をカットしたレザーにくぐらせ編み込んでいきます。編み終えたらそれを濡らして、どちらかの端を引っ張り編んだレザーが真っ直ぐになるよう整え、端が丸くなるようにカットします。乾燥したらレザーを折り畳んで半分にし、キーリングを通して固定し完成です。色違いでたくさん作って家族で持つのもいいですね。

ジェンガブロックで作るキーホルダー

Sara Hortegaさんのアイデアはジェンガブロックを使ったキーホルダー。ジェンガブロックにスクリューアイフックをねじこんだら、あとは好きなデコレーション紙(地図、楽譜、英字新聞、包装紙など)を貼り付け、キーリングを取り付けるだけ。簡単にできるのでお子さんと作っても楽しそうです。

シンプルなレザーキーホルダー

Crafted Lifeから紹介するのはシンプルなレザーのキーホルダー。細長い形に切ったレザーを折り曲げ、ロータリーパンチで穴をあけリベットで固定し、そこにキーリングを通します。レザー用のペンキで塗装したら完成。シンプルさがオシャレなキーホルダーです。

ペイントレザーのキーホルダー

ステンシルのキーホルダー

Pitter and Glinkから紹介するのは、木製のブロックにステンシルを施したシンプルなキーホルダー。まず市販の長方形の木製ブロックに、ステンシルを施します。ステンシルが乾いたら、上部に穴を開けキーリングを取り付けたら完成です。お好みの画像を使って、オリジナルでステンシルを作ってもいいですね。

ワインコルクのキーホルダー

ワインコルクを使った簡単キーホルダーはPYSSELBOLAGETからのアイデア。ワインコルクにお好みのペイントをしていきます。直線的に塗っていきたい時はマスキングテープを使って、あえて自然な塗装をしたり、模様をつけたりしてもかわいいです。上部にスクリューアイフックをねじ込み、キーリングを取り付けたら完成です。

デコパージュのキーホルダー

デコパージュとはフランス語で「切り抜く」という意味。その名の通り、切り抜いた紙にデコパージュ用の糊をつけてデコパージュしたいものに貼り付けるだけで、接着とコーティングをしてくれます。EVERYDAY DISHESからご紹介するのはデコパージュを使って、スタバのロゴを使ったキーホルダーを作る方法です。まずハート型や丸型のチャームを準備します。その形に合わせ、紙袋や紙のカップから使いたい部分を切り抜きます。デコパージュ用の糊をはけでチャームに塗ったら、その上に紙を貼りつけ乾燥したら完成です。デコパージュを使うことで、さまざまなアイデアが広がりそうですね。

スプーンキーホルダー

KELLY ELKOさんのアイデアは、シルバーのスプーンに文字を刻印しキーホルダーにするというもの。まず、ハンマーでスプーンを平らにならします。次に。シルバースタンプアルファベットセットを使い、アルファベットを刻印していきます。黒いマーカーを使い文字をトレースしたら、スポンジで余分なマーカーをふきとります。スプーンの持ち手を反対側に曲げ、キーリングを持ち手の中に入れ、固定したら完成です。鍵との質感もマッチしていますし、オシャレな仕上がりですね。

ロープのキーホルダー

Michael Annさんのアイデアはロープを結ぶだけで作れるキーホルダー。約60cmのロープを準備し、半分に折ったところにキーリングを通して、結んでいきます。結び目が緩んでしまう時は接着剤を使って固定してください。ヨットなどで使われる結び方なので、セイリングが趣味の方へのプレゼントにも最適です。

寄せ木のキーホルダー

MOD PODGE ROCKSから紹介するのは木材を小さく切って色を塗った寄せ木のキーホルダー。長方形の木材の上に、好みの形に切り色を塗った木材を貼り付けます。上部に穴を開けたらキーリングを通すだけで完成します。同系色を重ねたり、バラバラな色を合わせたり、色合いを考えるのも楽しいですね。

小さな家のキーホルダー

木と革のシンプルなキーホルダーはminiKUNST.からのアイデア。まず木材を電気ジグソーなどを使い家の形に切り抜きます。中心から少しずらした場所に穴を開け、革ひもとキーリングを結んだら完成です。あえて色を付けずに木の質感を楽しむキーホルダーです。

カラフルペイントのキーホルダー

カラフルな色使いが特徴のキーホルダーはSibylle Roessler さんのアイデア。楕円形の木材に色を塗っていきます。マスキングテープを使いながら塗っていくことで、綺麗な線になります。あえて木材の部分を残すことで立体的に見えてくるのが面白いですね。さまざまな色合いでお試しください。

革ひもと木製ビーズのキーホルダー

Lebenslustigerから紹介するのは、革ひもと木製ビーズを使った個性的なキーホルダー。キーリングに革ひもを8本結び付けたら編み込んでいきます。編み終わったら、お好みの木製ビーズを付けて完成です。編み込みは難しそうですが、マスターできれば作れる物の幅が広がりそうです。ぜひ挑戦してみてくださいね。

パラコードで作るキーホルダー

パラコードとはパラシュートに使われる細くて丈夫な紐のこと。Craft & Creativityから紹介するアイデアは、パラコードから人の形を作りキーホルダーにするユニークなものです。頭と足の部分になる30cmのパラコードと、胴体と腕になる45cmのパラコードを準備します。色味の違うものにしたほうが、人の形のように見えやすいでしょう。編み追えたら、端の部分にライターの火をあて処理をして完成です。パラコードは色味が豊富なので、色の組み合わせを考えるのも楽しそうですね。

磁石のキーホルダー

鍵をなくさないですむようにキーホルダーを壁に付けるという方にオススメなのが、磁石を使ったキーホルダー。これさえあれば、家の中の磁石がつく場所を定位置として置くことができたり、バックの中の磁石に固定したりできます。磁石の周りは革ひもで編んでありますが、布を使うなどアイデアが広がりそうですね。Bostlnnoからのアイデア。

キウイの枝で作ったキーホルダー

リサイクルアートのサイトRecyclartからご紹介するのは、キウイの枝を使ったキーホルダーです。革ひもを通している穴は、キウイの枝が虫に食べられて空いた穴なのだとか。自然の状態をいかしてそこから作り上げるDIYは素朴で素敵ですね。

タッセルのキーホルダー

Todo Manualidades からご紹介するのは、麻糸などで作るタッセルのキーホルダー。タッセルは、紐や糸などを束ねたもの。インテリアの装飾としても見かけますが、最近はアクセサリーにもよく使われるようになっています。
元々はラテン語で「留める物」という意味で、かつてはお守りとしても使われていました。タッセルの作り方は簡単。段ボールに糸を巻きつけ片側を切ったら、逆側をまとめてキーリングを取り付ければ完成です。色や素材を変えて作ってみても楽しいですし、パーツを変えればスマホ用のストラップ作りにも応用できそうですね。

木製ビーズと革ひものキーホルダー

木製ビーズを使ったキーホルダーはLOVE+NOTIONのアイデア。まず竹串に木製ビーズをさし、好きな色にペイントします。乾いたらビーズに革ひもを通し、それをキーリングに結び付けるだけ。ビーズの数を増やしたり、形を変えたりしてアレンジができそうです。

Tシャツで作るキーホルダー

紐を編み込んだように見えるこちらのキーホルダー。実は着なくなったTシャツからキーホルダーを作るというfavecraftsのアイデア。15~16枚のTシャツを38cmほどの帯状にカットします。そのうちの一本をキーリングに結んだら、残りの帯をまとめて固定します。
左端の2本を取って右側に置き、右端の2本を取って左側に置くという方法で編み込んでいき、ある程度の長さを残して完成です。
着なくなった服を大量に処分するときなどに作ってみたいですね。

野球ボールのキーホルダー

Ali Does It Herselfから紹介するのは野球のボールを使ったキーホルダー。まず、野球のボールの糸をカッターで切ります。切り終えると2つの革になるので、元々ついていた糸を取り外していきます。革だけにしたら半分に折り畳み、その間にキーリングを入れ、周りを縫ったら完成です。革はとても固いので革用の針を使って気を付けながら縫ってください。記念のボールを使って作ったり、野球ファンの方へのプレゼントにも最適です。

MOD PODGEで作るキーホルダー

MOD PODGEとはデコパージュ用の糊の一種で、紙などを接着し同時にコーティングしてくれる扱いやすい溶剤。MOD PODGEの使い方を紹介するMOD PODGE ROCKSから、お気に入りの紙をチャームに貼り付けキーホルダーにするアイデアをご紹介。使い方は簡単で、貼り付けたい紙をチャームの形に合わせてきり、MOD PODGEを縫って乾燥させるだけ。MOD PODGEは用途や仕上がりにあわせてさまざまなタイプがありますので、ぜひお試しを。

ワイヤーハンガーで作るキーホルダー

inspiration and realisationから紹介するのは、ワイヤーハンガーを使ったキーホルダーのアイデア。ワイヤーハンガーの上部を切り取り、フラットノーズプライヤーを2本使って形を作っていきます。丸い部分は太いマーカーに巻きつけて形を作ります。
キーリングを固定したい場合は、ワイヤラップと呼ばれるワイヤーをぐるぐる巻いていく方法も。
大きめなキーホルダーなので、バックに入れた時もすぐ見つかるのがうれしいです。

ドリームキャッチャーキーホルダー

ドリームキャッチャーとは古くネイティブアメリカンから伝わる、網目状にした紐と羽根を組み合わせたお守り。ベッドの上にかけることで、子どもを悪夢から守ってくれるとされています。そのドリームキャッチャーをDIYで作るアイデアをinstructablesから。作り方はまずリングにレザーレースを巻いていき、巻き終わったら黒い糸を使い網を作ります。
余った糸にビーズとレザーを取り付けたら完成です。

フィッシングルアーのキーホルダー

木製のルアーを使ったキーホルダーのアイデアをMy So Called Crafty Lifeからご紹介。作り方はとても簡単。木製のルアーにTピンや9ピンを使い、お好みのビーズやキーリングを取り付けていくだけです。釣りが趣味という方にはピッタリの一品です。

プラ板を使ったアクリルキーホルダーが流行中

ここまでさまざまな手作りキーホルダーをご紹介してきましたが、最後に、家族でも楽しめる「アクリルキーホルダー」の作り方をご紹介します。中でも「プラ板」と呼ばれるプラスチックの板を使ったものは、自分の描いたイラストを使ってキーホルダーを作れることから、ここ最近の流行になっています。
プラ板には「透明」「不透明」「フロスト」「インクジェット印刷用」という4タイプがあるので、デザインやプリントの方法に応じて用意してください。透明タイプは、油性ペンで絵を描いたり、アクリル絵の具やマニキュアで着色するのに向いています。不透明タイプは、白い色でシンプルなデザインを描くのに向いています。フロストは、色えんぴつやパステルが使え、インクジェット印刷用は、プリンターで写真や画像が印刷できるもので、印刷に必要な素材をまとめた「自作キット」も発売されています。

ほかに必要な道具や材料は、ハサミ、アルミホイル、クッキングシート、トースター、デザインに使うための絵や柄、紙やすりやニス、レジン、穴開けパンチ、画材道具などです。

プラ板を使った美しいキーホルダーの作り方

ではさっそく、作り方をご紹介していきましょう。
まず、キーホルダーに使う絵や柄などの元になるデザインを準備します。雑誌や写真、ネット上の画像などで構いません。

下絵としてプラ板に輪郭線を描きます。輪郭をハッキリ出す場合は、表側に油性ペンなどを使ってしっかり描きます。このように表面に輪郭を描くと、デザインに立体感を出せますよ。輪郭をハッキリ表現する必要がない場合は、裏側に鉛筆などで目立たないように描いてくださいね。
輪郭が描けたら、外周に沿ってハサミでプラ板を切っていきます。力が入りすぎると割れる恐れがあるので、ハサミの中心を使って慎重にカットしてください。カットできたら、油性ペン、色えんぴつ、パステルなどを使い、輪郭線に沿って色を塗っていきますが、この時点では薄めに着色するのがポイント。次の焼き上げ工程で熱が入ると、色の濃度が増すからです。
着色後、穴開けパンチを使ってキーホルダー用の穴を開けておきます。ちなみにマニキュアで着色する場合は、プラ板をカット、穴開け、そして焼き上げてから行います。通常とは手順が異なるので注意してくださいね。

最後は焼いて仕上げる

プラ板を使ったアクリルキーホルダーは、最後に熱を入れて仕上げます。まず、雑誌などにクッキングシートを置き、焼き上がったプラ板を挟む準備をしておきます。焼き上げに使うのは電子レンジのオーブン機能。クシャクシャにしたアルミホイルをレンジの中に入れて、少し余熱しておきます。その後、アルミホイルの上にクッキングシートを敷き、その上にプラ板を載せ加熱します。すると、プラ板全体が縮み始めますので、その動きが落ち着いたら取り出し、準備しておいた雑誌に挟んで平らにします。
温度が下がったら、色が落ちないようにニスやトップコートを塗って仕上げます。また、レジンを塗ってUVライトで硬化させると、表面に丸みが生まれて耐久性もアップします。UVライトがない場合は、太陽の光でもOK。最後にキーホルダーの金具やストラップなどを取り付ければ完成です。

不安があるなら自分のイラストをプロに仕上げてもらおう

こうしたアクリルキーホルダーを作りたいと思っても、「センスはないし、キレイに仕上げる自信もない…。」と悩む方もいるのではないでしょうか?
それでもオリジナルにこだわりたい、クオリティは譲れない、という人は、プロのショップに任せてしまうのがオススメです。仕上げをショップに任せても、イラストなどがオリジナルなら、十分自作のキーホルダーだといえるでしょう。
画像のおしゃれなアクリルキーホルダーはプリントショップのCORNER PRINTINGが公開している制作例です。高品質なアクリルキーホルダーを比較的安価で注文できます。
キーホルダーの仕上げをプロに任せるメリットとしては、まず失敗がないこと、そして同一デザインを一度に複数作れること、が挙げられます。
ショップにお願いする場合は、入稿するデータ形式や指定をよく確認してください。たとえデジタル環境でイラストを描けたとしても、ショップでは扱えないフォーマットだとキーホルダーを作れません。ショップの中には具体的な注文マニュアルを用意しているところもあるので、こういったショップならオーダーしやすいでしょう。
ただ、ショップにオーダーする際に注意しなければならないのが著作権です。イラストがオリジナルではない場合、製作自体を断られてしまいます。

業者にお願いした場合の数やサイズと価格

多くのショップでは、顧客の希望に応じて1個からキーホルダーを製作しています。単価はオーダー数が多いほど安くなり、またサイズが大きくなるほど高くなるのが一般的です。
例えばあるお店では、50×50mm、70×70mm、100×100mmの3つのサイズを扱っているとしましょう。単価は、製作数が10個未満の場合はそれぞれ870円、1,070円、1,330円ですが、製作数が10〜19個の場合はそれぞれ、650円、730円、950円と安くなります。例えば、70×70mmに収まるサイズのキーホルダーを15個作る場合は、730円×15個=10,950円です。1個から作れるとはいえ、やはり数をまとめたほうがお得なこと、おわかりいただけたでしょうか。

キーホルダー作りに使えるストラップパーツ

キーホルダーと似たような用途のアイテムといえば、スマホやガラケーに取り付けるストラップがあります。市販されているストラップ用のパーツを応用すれば、ストラップはもちろん、さらにオリジナリティあふれるキーホルダーを製作できるでしょう。ここからはそんなストラップパーツをご紹介します。
・二重丸カン:普通の丸カンではなく、二重になっているので取り付けたパーツやアイテムが外れにくいだけでなく壊れにくいことが特長です。
・カニカン:カニカンは、フックの部分をツメで開け閉めできるパーツです。ストラップではチャームなどを取り付けますが、キーホルダー作りにも応用できるでしょう。
・ボールチェーン:丸い金属パーツが連なるボールチェーンは、キーホルダーや二重丸カンなどと組み合わせて使うとよいでしょう。ニッパーで簡単にカットできるので、アクセ作りにも活用しやすいパーツです。
さまざまなアイデアを紹介しましたが、お気に入りのものはありましたでしょうか。キーホルダーはいつも持ち歩く相棒のような存在。オリジナルの一品をぜひDIYしてみてくださいね。

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DIYer(s)

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