憧れの白い歯へ!重曹を歯磨き粉の代わりに使うDIYホワイトニングのススメ
ホワイトニングを歯医者で頼んだり、本格的な歯磨き粉を買ったりするとけっこうな金額になってしまいます。というところでオススメしたいのが重曹を使った歯磨き術です。
公開日 2016.05.01
更新日 2022.01.07
「芸能人は歯が命」と一世を風靡した言葉があるように、やはり歯とは大切に付き合いたいですよね。
ただホワイトニングを歯医者で頼んだり、本格的な歯磨き粉を買ったりするとけっこうな金額になってしまいます。
というところでオススメしたいのが重曹を使った歯磨き術です。
方法は3通りあるので1つずつ紹介していきます。
■1
まず従来通り歯磨き粉を使って歯磨きをしてください。その後、容器に小さじ1/2の重曹と小さじ1の水を入れて混ぜたペーストを作り、歯を磨いて水ですすぎます。
■2
方法1と同じく従来通り、歯磨き粉を使って歯磨きをしてください。その後、濡らした歯ブラシに直接重曹を付けて歯を磨き、水ですすぎます。この方法は重曹の味がするのでしょっぱいです。
■3
普段使っている歯磨き粉に重曹を少量振りかけて歯を磨き、その後、水ですすぎます。
これらの磨き方を、3日に1度ぐらいのペースで続けていきます。ただし、磨き過ぎには注意しましょう。適度に磨けば、歯の表面の汚れが取れて白くなりますが、重曹は研磨作用が強いため、強く磨き過ぎると、汚れだけでなく表面のエナメル質をも削ってしまいます。すると、エナメル質のさらに下層にある象牙質が露出するため、歯が黄ばんで見えてしまいます。これではせっかく歯を白くしようとしているのに逆効果となってしまいますね。
重曹とは?
重曹は、正確には炭酸水素ナトリウムと呼ばれ、自然界に存在し、人間にとってやさしい物質です。重曹は、熱や酸と混ざることにより反応し、炭酸ガスを一気に発生させるという性質を持っていますが、この性質により汚れをよく落とすため、パイプ洗浄剤としても使われています。また、重曹は強い研磨作用を持つだけでなく、弱アルカリ性で油汚れもよく落とすため、洗剤にも配合されているほか、食用(ベーキングソーダ)、そして入浴剤としても使われるなど、私たちの日常生活に欠かせない物質となっています。
歯に関する重曹の効果
この重曹をうがいや歯磨きに使うと、口腔内によい影響を与えるとされています。そのメカニズムは、口腔内のPH値を望ましい状態にしてくれることにあります。成人の口腔内には環境を維持してくれる善玉菌と、虫歯や歯周病を引き起こす悪玉菌が存在しています。水など、中性の状態のPH値は7.0ですが、口腔内のPH値が酸性に偏ると、悪玉菌がにわかに繁殖してくることが分かっています。重曹は弱アルカリ性のため、口腔内のPH値を7.0よりも大きな数値にしてくれる効果があるのです。その結果、悪玉菌の繁殖を抑えることができるというわけですね。
重曹は、すでにご説明したように、歯磨きに合わせて使うのが一番ですが、うがいをするだけでも効果があります。コップ一杯の水道水に、3グラム(スプーン1/3程度)の重曹を入れてかき混ぜ、30秒ほど口の中でクチュクチュします。重曹は歯に付いた悪玉菌に対して効果を発揮するので、喉の奥でガラガラするのではなく、あくまで歯に水が当たるようにするのがポイントです。
重曹は、すでにご説明したように、歯磨きに合わせて使うのが一番ですが、うがいをするだけでも効果があります。コップ一杯の水道水に、3グラム(スプーン1/3程度)の重曹を入れてかき混ぜ、30秒ほど口の中でクチュクチュします。重曹は歯に付いた悪玉菌に対して効果を発揮するので、喉の奥でガラガラするのではなく、あくまで歯に水が当たるようにするのがポイントです。
重曹を使う上での注意点
基本的に重曹は人体に無害な物質ですが、過度に摂取すると問題が起こる可能性があるので、使い方には注意が必要です。まず、歯磨きに使う重曹は、必ず食用や薬用として売られているものにしてください。こうした重曹であれば、普通の使い方をしている限り危険はなく、仮に飲みこんでしまったとしても大きな害はありません。
また、重曹は洗剤に配合されるほど、油やたんぱく質を分解する力が強いので、使いすぎると口腔内の粘膜に悪影響を及ぼす可能性があります。口腔内がアルカリ性に偏ると、悪玉菌は抑えられますが、代わりに歯石が付きやすくなり、細菌が繁殖してしまいます。口腔内をある程度アルカリ性に保つのはよいことなのですが、もっとも大切なのはバランスを保つことなのです。
また、重曹は洗剤に配合されるほど、油やたんぱく質を分解する力が強いので、使いすぎると口腔内の粘膜に悪影響を及ぼす可能性があります。口腔内がアルカリ性に偏ると、悪玉菌は抑えられますが、代わりに歯石が付きやすくなり、細菌が繁殖してしまいます。口腔内をある程度アルカリ性に保つのはよいことなのですが、もっとも大切なのはバランスを保つことなのです。
歯が黄ばむのはステインのせい
もともと白かったはずの歯が次第に黄ばんでくるのは、歯の表面に「ステイン」と呼ばれる汚れが付着するからです。ステインは英語で、汚れ、シミ、染色などの意味があり、歯科でも「歯の表面に付いている着色汚れ」を指す用語として使われています。
ステインの原因物質はさまざまですが、典型的なのは、歯の表面のエナメル質に含まれる「ペリクル」というたんぱく質と、食べ物や飲み物に含まれるポリフェノール類。これらが結びついてできるのが黄ばみ(ステイン)です。例えば、毎日飲んでいるコーヒーや紅茶も、こうしたステインの原因になります。また、タバコのヤニはそのまま歯に付着し、強力なステインになってしまう厄介者です。
こうしたステインは水に溶けないため、一度歯に沈着してしまうと、落とすのはとても難しいのです。たとえ毎日欠かさずに歯磨きをしていても、いつしか黄ばみへとなってしまいます。黄ばみの原因には、そのほかにも歯の磨き残しによる歯垢の沈着(歯石)や、加齢による象牙質の色の変化、などがあげられます。
こうしたステインは水に溶けないため、一度歯に沈着してしまうと、落とすのはとても難しいのです。たとえ毎日欠かさずに歯磨きをしていても、いつしか黄ばみへとなってしまいます。黄ばみの原因には、そのほかにも歯の磨き残しによる歯垢の沈着(歯石)や、加齢による象牙質の色の変化、などがあげられます。
歯の黄ばみを防ぐのに効果的な対策とは
ステインの付着防止には、食後の歯磨きが効果的です。歯磨き粉は、低発泡タイプを選ぶようにしてください。泡立ちがよすぎると、かえって磨き残しの原因になります。
また、ステインの原因になりやすい食品や飲み物を避けることも、歯の黄ばみ防止に効果的です。コーヒーや紅茶、ココアのほか、チョコレートや赤ワインも要注意。大豆製品やバナナ、合成着色料などにも、ステインの発生に繋がりやすい物質が含まれています。こうした飲み物や食品を摂取し過ぎないようにすることがポイントです。歯石を原因とする黄ばみは、歯科医に歯石を取り除いてもらうとともに、歯磨きを徹底しましょう。また、加齢による黄ばみは歯磨きだけでは解決できません。ホワイトニングが必要になるので、専門の歯科医に相談してみましょう。
重曹が含まれる歯磨き粉もある
重曹は、口内環境を整える効果が期待できます。歯磨き粉の中には重曹そのものが配合されたものがあります。それが女性用のビューティケア商品で人気の「石澤研究所」から販売されている、「歯磨撫子塩と重曹の薬用ハミガキ(医薬部外品)」です。
via www.amazon.co.jp
この歯磨き粉には、重曹に加え、歯茎によい影響を与える塩化ナトリウムが含まれており、口内環境を改善してくれます。天然成分のみで作られていて、お口に安心・安全な歯磨き粉です。歯磨き粉と重曹、2回に分けて歯のメンテナンスをするのが手間に感じたら、こうした商品を使ってみてもいいでしょう。
このように、重曹を使った歯のケアは、とてもかんたんでお金のかからない方法ですが、やり過ぎには注意が必要です。
重曹を使った歯のケアに興味がある方は、ぜひ注意点に気を付けながら試してみてくださいね。
このように、重曹を使った歯のケアは、とてもかんたんでお金のかからない方法ですが、やり過ぎには注意が必要です。
重曹を使った歯のケアに興味がある方は、ぜひ注意点に気を付けながら試してみてくださいね。
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