おうちで簡単!美味しい熱中症対策ドリンクをいろいろ作ってみた

公開日 2017.03.13

更新日 2022.01.07

おうちで簡単!美味しい熱中症対策ドリンクをいろいろ作ってみた

熱中症と言えば、真夏の炎天下に帽子もかぶらずに長時間いるとなってしまうイメージですが、原因は脱水症状なので、夏に限らず季節を問わずなってしまう可能性があります。さらに、身体が脱水状態になってしまうと、抵抗力が弱まってウィルスに感染したり、下痢や嘔吐に襲われるケースも。

 

その対策に効果的なドリンクが、意外とお家でも身近な食材を使って作れちゃうんです。しかもおいしいので、普段から飲むのもオススメ。

 

今回は、その中でも5種類の飲み物の作り方を特集してみました。熱中症対策のドリンクだけあって体にもいいので、ぜひトライしてみてください。

 

  • 熱中症ドリンクの代表的存在!経口補水液

最近はコンビニやスーパーでも見かけることが多くなりましたが、水よりも人間の体液に近い状態の飲み物です。健康な人が飲むとおいしくないとも言いますが、家で作る分にはいろいろと工夫できちゃいます。

 

<材料>(1~2人分)

■水またはミネラルウォーター…500ml

■砂糖…大さじ4(およそ36g)

※今回はたまたま家にあった三温糖を使ってみました。三温糖は、だいたい大さじ1分ほど上白糖より重いので、三温糖を使う場合は大さじ3の分量で大丈夫です。

■塩…1.5g(小さじ半分以下)

 

基本的な材料は以上ですが、お好みで砂糖をはちみつに変えてみたり、レモン汁を加えても爽やかです。

 

<作り方>

材料を分量通りに用意して、塩と砂糖が溶けるまで混ぜる。基本はこれだけです。洗い物を減らしたい場合は、ペットボトルに塩と砂糖を入れてしまって、シェイクしたほうが早いかもしれません。三温糖を使った分、その色が水に付きましたが、グラスに注いでみたら逆に映えて透明なままよりいい感じに!

 

飲んでみると、筆者はまったく健康体のせいか、まずくもないけど物足りなかったので、レモン汁を加えてみることにしました。風味も爽やかになり、レモンジュースを飲んでいるようで美味。

 

ちょっとオシャレなはちみつレモン

経口補水液よりもスポーツドリンクに近い味わい。グラスのふちに塩をつけて、マルガリータっぽく演出したり、レモンをほかの柑橘系にアレンジしても◎。

 

<材料>(1人分)

■水またはミネラルウォーター…1と3/4カップ(約350cc)

■塩…1.5g(ふたつまみほど)

■レモン汁…小さじ1強

■はちみつ…大さじ3/4

■ローズマリーやミントなど、お好みのハーブ…適量

*以下オプション

・グラスにつける塩 少々

・水 適量

 

<作り方>

ハーブ以外の■の材料をボウルに入れて混ぜ合わせるか、蓋がしっかり閉められる容器に入れてシェイクします。今回はミントの葉をちょこんと飾って完成。ドリンク自体に香りをしっかりつけたい場合は、材料を混ぜ合わせた後にハーブを入れて15~20分ほど放置しましょう。もっとオシャレにしてみたい場合は、分量外の水でグラスのふちを濡らし、塩を軽く塗ってみてください。

 

炭酸水と生のレモンを使ったソーダ水

上記の2で作ったはちみつレモンと似ていますが、こちらは炭酸水を使っているのが特徴。さらに生のレモンを絞って入れることで、よりハッキリした風味が出せておいしくなります。

 

<材料>(1人分)

■絞ったレモン汁(なければ市販のレモン果汁)…大さじ3

■はちみつ…大さじ3/4

■塩…ひとつまみ

■サイダー(無糖でも加糖でもお好みで)…150ml

*以下オプション

・輪切りにしたレモン…1切れ

・ミント…適量

 

<作り方>

レモン汁、はちみつ、塩をボウルに入れてよく混ぜ合わせます。そこに直接か、もしくはグラスに分けておき、上からサイダーを注いで軽くかきまぜてください。お好みで輪切りのレモンを浮かべるとかわいいです!

 

疲労回復にもぴったりの果実入り梅ジュース

梅ジュースに梅干し、さらにお酢も加えたクエン酸効果抜群の日本ならではのドリンク。熱中症対策はもちろん、普段の疲れも吹っ飛びますよ。ご飯にのっけて食べるのもおいしいですが、たまにはドリンクでいかがでしょうか?

 

<材料>(1人分)

■ジュースやサワーなどの梅ドリンク(梅酒でも可)…大さじ2

■お酢、または黒酢…適量

■梅干し…1粒

■水または炭酸水…梅ドリンクに合わせてお好みの濃さで

 

<作り方>

グラスに梅干しを1粒入れて、上からその他すべての分量を入れて軽く混ぜるだけ。梅干しを潰しながらいただきます。組み合わせ方はいろいろあるので、自分の好きなレシピを開発してみるのも楽しいドリンクです。大人ならアルコールを選んでも◎。さっぱりしているので、お風呂上がりの1杯としてもオススメです!

 

グリーンスムージーよりトライしやすい!ゴーヤドリンク

炒め物やサラダに活躍するゴーヤですが、その苦味を生かしたドリンクにしてみました! グリーンスムージーだと水と組み合わせる場合が多いのですが、それだけでは苦いので、相棒にりんごジュースを。ゴーヤは暑さを和らげてくれる効果があるので、熱中症対策にはぴったりです。

 

<材料>(1~2人分)

■ゴーヤ…小さいサイズのものを1/2本

■りんご…1/4個

■100%のりんごジュース…1カップ(200㏄)

■はちみつ…大さじ1

*オプション

・レモン汁(あれば)…適量

 

<作り方>

  • 1)ゴーヤ1/2本は中の種と白い綿を丁寧に取り除きます。りんごは皮をむいて適当な大きさにカット。

  • 2)ミキサーにゴーヤとりんご、はちみつ、あればレモン汁を入れて回します。撹拌の具合によっては、りんごジュースを少し入れても。

  • 3)ゴーヤとりんごがある程度ドロドロになったところでりんごジュースを投入して回し、材料が混ぜ合わさればできあがり。

 

フードプロセッサーやミキサーなど器具を変えることによって口当たりは変わってくると思いますが、ゴーヤの苦みをりんごが爽やかに消してくれて、とても飲みやすく仕上がります。りんごの分量をもう少し多めにすれば、お子さまにも喜ばれるはず!

 

まとめ

季節に関係なく、水分補給は欠かせません。今回は家に大抵ある食材と、ちょっぴり変わった材料の2パターンの飲み物を紹介しました。水を使うか、炭酸水を使うか、ジュースにするかお酒にするかでもバリエーションが楽しめます。ぜひいろいろ試して、熱中症対策にバッチリ!かつ好みの味のレシピを作ってみてくださいね!

 

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