流木DIYでフォトディスプレイ作り!簡単オシャレなインテリアアイデアも
流木を使ったインテリアって憧れますよね。これ以上にないほどにお手軽かつ、オシャレなDIY術を紹介します。
公開日 2015.12.25
更新日 2022.01.07
流木を使ったインテリアって憧れますよね。海や川に行った時に拾って帰ろうかなと思っていても、家にただ置いておくだけでも味気ないし、かといってもほかに方法が思いつかない。そんなことを考えている方に朗報です。これ以上にないほどにお手軽かつ、オシャレなDIY術を紹介します。
材料と道具
■ 流木
■ ロープ
■ クリップ
■ はさみ
■ 電動ドリル
作り方
STEP. 1
キレイにし乾燥させた流木の両端に電動ドリルで穴を開けます。
STEP. 2
開けた穴にロープを通していきます。長さを調節して結び目を作り、各流木に間隔を作ります。すべて止め終わり、いらない部分のロープを切り、クリップを使って写真を配置したら完成です。
自然素材ならではの暖かみのある素材感は部屋に彩りを加えてくれます。写真もデータだけで終わるのではなく、こんなフォトディスプレイがあるなら印刷したくなりますよね。また、最下部の流木にS字フックなどを使って植物など引っ掛けるのもありかもしれません。
via. http://www.morningc
流木の洗い方と下処理のポイント
流木には汚れが付いていることもあるので、水洗いなどの下処理をしてから使いましょう。とくに川で拾ってきた流木には虫が付いていることもあるので要注意。海岸の流木には塩分が含まれているため、虫の心配はほとんどありませんが、塩分が塩素として溜まっているかもしれません。塩分は、煮込んだり、真水に長い時間さらしたりすることで取り除けます。
流木の洗い方の基本は、真水での丸洗いです。タワシやブラシを使って、水をかけながらこすっていきます。強くこすってしまうと流木の表面に傷が付いてしまうので、力加減には注意しましょう。あらかじめ1時間程度水に浸しておくと、汚れが浮いて落としやすくなります。
流木は表面の皮の部分から劣化が進みます。長持ちさせるために、水洗いの際にできるだけ皮を剥がしておきましょう。高圧洗浄機をお持ちなら、汚れごと皮を剥がせるので、ぜひ試してみてください。
流木を洗ったら、最後に重要なのはしっかり乾かすこと。表面がカラカラの状態になるまで1〜2日、時間に余裕があれば1〜2週間ほど乾かせば完璧です。
流木は表面の皮の部分から劣化が進みます。長持ちさせるために、水洗いの際にできるだけ皮を剥がしておきましょう。高圧洗浄機をお持ちなら、汚れごと皮を剥がせるので、ぜひ試してみてください。
流木を洗ったら、最後に重要なのはしっかり乾かすこと。表面がカラカラの状態になるまで1〜2日、時間に余裕があれば1〜2週間ほど乾かせば完璧です。
自分で探せない場合は買う方法も!
流木を自力で探す場合は、川や海に行く必要がありますが、家が川や海から遠く離れていたり、探しに行っても満足のいく形やサイズの流木が見つからなかったりすることも多いと思います。そんな時は、ショップやオークションで販売されている流木を購入suすることもできます。ネットなら、選択肢は豊富です。また、最近はハンドクラフトショップなどでも流木が販売されていて、このような実店舗なら商品を手に取って確認できるので、より自分のイメージに近い流木を選べます。自分の足を使って流木を探すこともDIYの一部かもしれませんが、まずは流木そのものを入手することを優先してハンドメイドを始めましょう。
使いやすい流木の見極め方法
DIYで使いやすいのは、枝状であればあまり曲がっていないもの。枝状の流木は骨組みに使うことが多いので、丈夫なものを選びましょう。また、板状の流木は棚に使うことが多いので、あまり分厚くないものがオススメです。もちろん、流木は自然の恵みであり、完全に理想どおりのものを見つけることはほぼ不可能ですが、途中で歪んだり、幅が狭くなったり、一つとして同じものが世の中に存在しないことこそが流木の味であり、魅力であることは間違いありません。一つひとつは独特の形をしていても、組み立ててみると想像以上にまとまるのが流木インテリアの魅力なので、使いやすさを考えると同時に、インスピレーションも働かせて選んでみましょう。
購入する場合の注意点
via www.amazon.co.jp
販売されている流木は主に2種類あり、一つはDIYで使用する加工用のもの、もう一つは水槽ディスプレイ用のものです。水槽ディスプレイ用の流木は、オブジェ的な独特の形をしていることが多く、加工には向いていません。加工用の流木は、商品によりさまざまな状態で販売されているので注意が必要です。すでに洗浄からアク抜き処理まで済んでいるものならすぐに作業に入れますが、未処理の商品は拾ってきた流木同様、自分でそれらの作業を行わなければなりません。商品によっては、DIYに使いやすいように「ビンテージ加工」などが施されているものもあるので、手っ取り早く始めるのであれば、このような商品を購入するといいでしょう。
ほかにもある!流木のオススメDIYアレンジ
サイズや形が無数にある流木は、さまざまなDIYに活かすことで、世界で一つだけの特別な作品になります。
・小さな流木を集めて作るハンドメイドガーランド
via www.receno.com
ガーランドは、西洋で勝利や名誉のシンボルとされる、花で作られた冠や輪のことです。現代では、オブジェに紐を通したインテリアもガーランドと呼ばれています。Re:CENOのなかはらさんが作ったガーランドは、小枝サイズの流木に穴を開け、そこに麻紐を通したもの。小枝サイズとはいえ、数がまとまると結構な重さになるので、紐には細い針金を併せて使い、強度を高めています。天井や壁から吊り下げれば完成。小さな流木を一定間隔で組み合わせると、デザインにリズムが生まれますよ。
・貝殻や葉っぱで装飾した流木のクリスマスツリー
via www.receno.com
こちらもRe:CENOのなかはらさんの作品。異なるサイズの小さな流木で組み上げたクリスマスツリーです。流木のほか、貝殻や松ぼっくり、葉っぱなど、すべて自然素材で作られていて、眺めているだけでも暖かな気持ちになれますよ。土台に穴を開けて針金を差し込み、そこに穴を開けた流木を順に通せばツリー部分は完成。飾り付けをして、最後に100均でも手に入れられるLEDを取り付ければ、世界に一つだけのクリスマスツリーの出来上がりです。
・DIY初心者にもオススメのキーフック
素敵な木目の流木があったら、その素材感を活かしましょう。流木は簡単にヤスリがけして表面を整え、そこに100均で手に入れられる小さなアンティーク調のフックを取り付ければ、オシャレなキーフックの完成です。画像はInstagramで見つけた、ms_works37さんの作品。
流木でハンドメイドするドライフラワー
小ぶりな流木にドライフラワーを配したインテリア例です。自然の風合いを活かしつつ、花の彩りをアクセントとしたシンプルでスタイリッシュながら、どこか温かみのあるデザインが流木DIYの醍醐味といえるでしょう。画像はInstagramで見つけた、hana-happaさんの作品です。
流木を使ったナチュラルテイストなDIYをご紹介してきましたが、いかがでしたか?自分なりにいろいろと手を加えて、簡単オシャレなDIYを楽しんでみましょう。
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!
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