通常、メレンゲは卵白が使われますが今回は動物性の食物を一切使わない、ビーガンのメレンゲクッキーをDIYします。
スイーツを作った経験がない方にもオススメです。
動物性の物を使わないということで、今回の主役は卵白の代わりに使用したひよこ豆の煮汁。これはAquafaba「Aqua=水、Faba=豆(豆の水)」といわれ、泡立てると卵白を泡立てたのと同じようなメレンゲができることがフランスのシェフに発見され、世界中のビーガンの間に広がりました。
メレンゲクッキーのレシピはサムさんのブログ「It Doesn’t Taste Like Chicken」を参考にさせていただきました。
材料
■ひよこ豆の缶詰(水を1カップ取り出します)
■レモン汁 小さじ1/4
■バニラエッセンス 小さじ1/2
■砂糖 1カップ
サムさんのレシピではクリーム・オブ・タータを使用されていましたが、できるだけ身近な物で代用品を探しました。
100%代用できる物は見つからなかったのですが、レモン汁やベーキングパウダーで似たような事ができる(が、結果は微妙に違う)そうなので、ここではレモンを使用。
砂糖は自分の好きな甘さに合わせて加減を。無糖でもOK。
作り方
STEP.01
缶詰は上の写真のようにに開け、液体だけを1カップ取り出しました。オーブンを100℃(200℉)にセットして、準備完了!
STEP.02
ボウルにひよこ豆の水とバニラエッセンス、レモン汁を入れて混ぜます。バニラエッセンスを入れて混ぜると、豆臭くなくなりました。
5分くらいでこんなにふっくらしてきます。
“クリームがピークになるまで…”と記憶していたので、15分くらい混ぜ続けたのですが、5分後のできからあまり変わることはなかったので、きっと5分でピークが来ていたのでしょう。
着色料なんかも加えてみたりして、ちょっと本格的!?
STEP.03
シートにスプーンを使ってクリームを落としていきます。その前にクリームをプレートとクッキングシートの間に接着剤代わりにつけておくと、クッキングシートが丸まらずメレンゲを並べやすいですよ。
クリームを並べる時は2cmくらい間隔をあけておくと焼いている時にくっつきません。
STEP.04
オーブンが温まったら、プレートを投入します。2時間ほどゆっくり焼きます。
キレイに焼き上がりました!甘~い香り。
いざ、試食。
食感も、サクッとしていて、中身はしっとり。味も卵白で作るメレンゲクッキーそのものです!
が、一つ一つは甘い香りがするものの、まとめると豆臭い…。残念……。
「豆臭いスイーツはちょっと…」という方はこのビーガンメレンゲを使って、ビーガンGFのバターやマヨネーズなど調味料にしてみるのもアリです。
卵や生クリームを使うレシピにビーガンメレンゲを代用してみてはいかがでしょうか。
いずれまた、リトライしてみます!
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!