オフィスは床でイメージが変わる!素材や事例を紹介

この記事では、オフィスの床選びのコツを紹介します。フローリングやタイルカーペットなど、人気の素材に触れつつ、素材の選び方や配線整理、オシャレなデザイン事例などをまとめました。内装デザインで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

公開日 2021.12.18

更新日 2022.01.07

オフィスは床でイメージが変わる!素材や事例を紹介

内装の大部分を占める「床材」は、空間のイメージを左右する大切なポイントです。素材やカラー、質感などさまざまなものがありますが、オフィスに取り入れる床材は、どのように選べばよいのでしょうか。この記事では、オフィスで使用される床材の種類や選び方、デザイン事例などを紹介します。オフィスの内装デザインで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

床の色でオフィスのイメージは変わる

床は内装の大部分を占めるため、どの色を使うかによって、空間の雰囲気はがらりと変わります。「明るく開放的な雰囲気の執務室をつくりたい」「高級感のあるシックな応接室にしたい」など、部屋のイメージが決まっている場合は、床材の色にこだわるとよいでしょう。

どんな空間にも馴染みやすく、さまざまなオフィスで使用されているのは、温かみのある木目のフローリングです。ブラウンやベージュは親しみやすさやリラックス効果があり、休憩室や食堂、リフレッシュスペースなどに適しています。リラックスした雰囲気でコミュニケーションを促進したい場合などは、執務室やミーティングルームに用いると効果的です。
オフィスは床でイメージが変わる!素材や事例を紹介
また、ブラックやホワイトの床材は、スタイリッシュでクールな印象を与えます。どちらも清潔感があり人気のカラーですが、開放的で明るい印象にしたい時はホワイトを、高級感のある印象にしたい時はブラックを選ぶとよいでしょう。お客様を招く応接室や役員室、エントランスなど、企業の顔となる部屋や空間によく用いられます。
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ほかにもグリーンやブルー、オレンジ、イエローなど、思い切ったカラーの床材もオススメです。グリーンはリフレッシュ効果、ブルーは集中力アップ、暖色系のカラーは明るく賑やかな印象を与えます。派手になりやすいカラーでも部分的に導入すれば、ほかの部屋と差別化でき、空間のほどよいアクセントになるでしょう。

オフィス床に使用される素材

ここでは、オフィスで使用される人気の床材を紹介します。それぞれの素材ごとに特徴やメリット・デメリット、オススメの使用シーンなどをまとめました。

タイルカーペット

「タイルカーペット」とは、40〜50mm四方の正方形にカットされた、文字通りタイル型のカーペットのことです。オフィスの床材では最もスタンダードで、業種に関わらずさまざまな企業で使用されています。

タイルカーペットのメリットは、遮音性や保温性に優れていることです。足音や話し声などが響きにくいため、大人数が使用する執務室やミーティングルームなどに適しています。加えて、汚れた部分を剥がすだけで簡単に交換でき、メンテナンス性にも優れています。飲食可の休憩スペースや、裸足で使用する更衣室などにも適しているでしょう。

また、カラーやデザインが豊富なため、求めている空間をつくりやすいメリットも。並べ方を工夫すれば、ほかとは違う個性的な柄をつくることも可能です。無地のシンプルなものや、柄入りのものなどさまざまな種類があり、組み合わせ次第でデザイン性の高い床に仕上げられるでしょう。

ビニルタイプ

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「ビニルタイプ」とは、塩化ビニル樹脂でつくられた床材のことです。タイル型の「フロアタイル」とロール型の「フロアシート」とがあります。広さや部屋の種類などによって使い分けるとよいでしょう。前者は表面が硬く、焼き物のタイルのようなリアルな質感のものも見られます。高級感があるため、応接室やエントランスなどの使用に適しているでしょう。一方、後者はクッション性があり、撥水性も高いため、給湯室やトイレなど水回りでの使用にぴったりです。

ビニルタイプのメリットは、滑りにくく、メンテナンス性が高いことです。拭き掃除のみで簡単に汚れを落とせるため、飲み物をこぼしたり、ホコリや泥などが付着したりしても、メンテナンス費用がかかる心配はありません。廊下や通路、エントランス、水回りなどに使用すると、掃除に手間がかからない快適な空間になるでしょう。

一方で、耐久性がやや低いというデメリットもあります。執務室などに使用する場合は、オフィスチェアとの摩擦などで寿命が短くなる可能性もあるため、ウレタンキャスター使用のものなど、なるべく床が傷付きにくいオフィス家具を導入するとよいでしょう。

天然素材タイプ

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フローリングや大理石、レンガ、タイルなど、自然の素材を使用した床材のことです。フローリングシートなどで木目のデザインを内装に取り入れることは可能ですが、手触りや質感などを楽しみたい人にとっては、いささか物足りないと感じるかもしれません。その点、本格的に天然素材を用いた床なら、独特の風合いが楽しめます。ワンランク上の内装を目指したい人に適しています。

天然素材タイプのメリットは、素材ならではの風合いや効果を得られることです。天然素材のフローリングは調湿効果に優れており、季節や気候に関わらず快適な空間をつくることが可能です。窓がない部屋や換気が難しい部屋、湿気がこもりやすい部屋などに導入すると、より過ごしやすい空間になるでしょう。

一方、天然素材タイプには、導入コストやメンテナンスコストがかかりやすいというデメリットもあります。費用を抑えて導入したい場合は、強調したいポイントのみ部分的に使用するのがオススメです。天然素材タイプは特別感や高級感を出しやすいので、エントランスやロビー、受付周りなどに使用すると、印象のよいオフィスをつくれるでしょう。

オフィス床を選ぶ際の注意点

オフィスは床でイメージが変わる!素材や事例を紹介
オフィスの床材を選ぶ時は、デザイン性とメンテナンス性のバランスに注意することが大切です。多くの人が出入りするオフィスは、一般住宅に比べて設備やインテリアなども汚れやすいものです。毎日の掃除に手間がかかると、それだけで多くの時間がかかってしまいます。例えば「泥や砂などが付着しやすいエントランスには、水拭き可能なビニルタイプを使用する」など、日々のメンテナンスにも注意して素材を選ぶとよいでしょう。

毎日のメンテナンスに加えて気をつけたいのが、物件解約時の「原状回復」です。原状回復とは、物件を借りた時の状態に戻してから貸主に返却することです。多くの場合は、経年劣化や自然消耗なども含め、すべて借主の負担で復旧工事を行います。しかし、床材を剥がすのに手間がかかったり、剥がす際に傷がついてしまったりすると、その分の費用がかかることもあります。原状回復のコストを減らしたい人は、自分で簡単に剥がせる床材や、床に置くタイプの床材などを選ぶのがオススメです。

また、オフィスを使用しながら床を張り替える場合は、事前によく工事期間を確認しておきましょう。土日や祝日など、休業日に施工するケースがほとんどです。しかし施工範囲が広い場合や部屋の種類などによっては、工期が長引く場合もあります。特にOAフロアは配線の関係上、ほかの部屋よりも工事に時間がかかることもあるので注意しましょう。

デザインだけでなく床の配線にも気を配ろう

オフィスの床は、パソコンや専用の機器などの配線で、どうしても雑然とした印象になりがちです。ワンランク上のオフィスをつくるには、床のデザインだけでなく配線の整理にも気を配るとよいでしょう。小規模なオフィスであれば、コードレス機材を導入したり、余った配線を短く調整したり、見えない位置でまとめたりするだけでも、すっきりとした空間に仕上がります。スパイラルチューブなどのアイテムを活用し、複数のコードをまとめるのもオススメです。
また、IT企業やパソコン業務を行う業種などは、オフィスをOAフロアに変更するという手もあります。OAフロアとは、床を二重構造にすることで、床下に配線をまとめて収納できる部屋のことです。露出する配線の数がぐんと少なくなるので、日々の掃除の手間や転倒リスクなども減り、過ごしやすく安全なオフィスがつくれるでしょう。「支柱式」と「置敷式」の2種類があり、それぞれ施工方法や工期などが異なるため、予算や休業日の都合なども踏まえて適切なほうを検討することが大切です。

オフィス床のデザイン事例集

ここでは、オフィスの床材を活かした魅力的なデザイン事例をまとめました。モルタルやカーペット、フローリングなど、さまざまな床材を使用した内装を紹介します。

注目度抜群の文字デザイン

こちらは「事務所デザイン.COM」掲載の「株式会社レガリス」のデザイン事例です。駐車場から地続きになった企業のエントランスには、大胆な企業名のプリントが見られます。床材にはシンプルなモルタルを使用し、フォントは都会らしいスタイリッシュなものをチョイス。ファッション雑貨や家具などを扱う、オシャレな企業イメージを表現しています。

コーポレートカラーをアクセントにしたデザイン

こちらは「WORK OFFICE CREATOR」掲載の「株式会社エデンレッドジャパン」のデザイン事例です。執務フロアの床には、企業のロゴをイメージした赤い水玉模様を施しました。シンプルなオフィス家具でまとめ、カラーに統一感を持たせたことで、床をアクセントにしたバランスのよいデザインに。床材は温かみのあるカーペットを使用しています。

ヘリンボーン張りで高級感を演出

こちらは「WORK KIT」掲載の「株式会社日本エスコン」のデザイン事例です。フローリングをヘリンボーン模様に貼り合わせ、高級感のある印象的な内装に。どんなデザインにも馴染みやすく、多くの企業で用いられているフローリングですが、貼り方を工夫すれば、ほかとは違うワンランク上の内装に仕上がります。

内装の広い範囲を占める床材は、オフィスの第一印象を決定する大切なポイントです。さまざまな種類があるため、デザイン性とメンテナンス性のバランスを考慮し、部屋ごとに適切なものを選ぶとよいでしょう。
その際は、日々の掃除の手間や原状回復に要するコストなどにも気を配ることが大切です。もし配線が多く雑然とした印象になる場合は、OAフロアへの変更工事を検討するのもオススメです。
詳しい費用やデザインなどを知りたい人は、オフィスのリノベーション実績が豊富な「カシワバラ・コーポレーション」に、お気軽にご相談ください。

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