スキレットレシピでワンプレートフードを楽しもう!
アウトドア好きにはおなじみのスキレット。鉄製の無骨なボディにどこか男心がくすぐられますよね。今回、DIYer(s)目線で楽しむワンプレートのスキレットレシピを紹介します。
公開日 2017.02.16
更新日 2022.01.07
DIYer(s)のPLACE(ショップリスト)でも紹介している、静岡県は富士市にあるLUMBER YARD。倉庫をリノベーションして作った同店舗は、DIYのレンタルスペース、ハンモックカフェ、アウトドアアイテムショップからなる複合施設です。
こちらはDIYレンタルスペース。工具などが借りられるのはもちろんのこと、ベンチや棚が作れるDIYキットや木材の販売も行っています。手ぶらで行っても何かしら作れるため、初心者の方にもオススメです。
いたるところから吊るされたハンモックに揺られながら、フードやドリンクが楽しめるハンモックカフェ。ゆったりとした時間が流れます。
そんなLUMBER YARDの中でも人気が高いのが、ハンモックカフェで提供されるスキレットフード。ボリュームのあるフードや彩り豊かなデザートなどが、スキレットで提供されます。今回、LUMBER YARDのディレクターである牧野さんにスキレットレシピをご紹介いただきました。とはいえ、ただのスキレットフードではありません。“見た目と味はプロ級の美味しさなのに、作り方は簡単”というDIYer(s)のわがままオーダーを叶えるレシピを2品、考案いただきました。果たしてどんなスキレットフードが出来上がるのでしょうか?
ディレクターの牧野さん。ファッション業界やキャンプ場の企画などを経て、LUMBER YARDをオープンしました。
スキレットフード.01:ポークジンジャープレート
1品目のスキレットフードはたっぷりと使ったすりおろし生姜の香りに食欲がそそられるポークジンジャープレート。食べ応えのある厚切り豚ロースを使用し、かけるソースは甘辛な味付け。これはご飯が進むに違いありません!またオーダー通り、見た目に反して簡単な作り方というのも嬉しいポイントです。
添えられたトマトやマスタードリーフ、キャベツなど、見た目の彩りも大切です。
材料
-ポークジンジャー-
■豚ローススライス2枚
■下味用A(醤油、酒少々)
■ソース用B(醤油大さじ1・酒大さじ1・みりん大さじ1・三温糖小さじ1・ショウガ10g程度)
■小麦粉少々
■ライス(16穀米がおすすめです)
-付け合わせ-
■キャベツ千切り
■人参とたまねぎのオリーブオイル和え
■マスタードリーフ
■マヨネーズ適量
ポークジンジャープレート:作り方
STEP.01 豚肉に下味をつける
下味用Aの材料を合わせてバットに入れ、そこへ10分ほど豚肉を浸します。しっかりと下味をつけることで、豚肉の臭みを消して、コクを加えます。
STEP.02 生姜をすりおろし、ソースを作る
ポークジンジャープレートのポイントはなんといっても、おろしたての生姜!たっぷりと生姜をおろすことで、スパイシーに仕上げていきます。ソース用の材料をボウルで合わせ、ご飯が進む味が完成。
混ぜ合わせて完成したソースがこちら。生姜と調味料の香りに食欲がそそられます。
STEP.03 豚肉に小麦粉をまぶす
ソースの準備ができたら、STEP.01で浸しておいた豚肉の水気をキッチンペーパーで拭き取ります。その後、切り込みを加えて小麦粉をまぶします。これにより火が通りやすくなり、さらにはソースが豚肉絡みやすくなるのです。
STEP.04 焼く
カリッとした食感を出すために強火で一気に豚肉の表面を焼き上げます。焼き色がついて火が通ったら、豚肉をバットに移し、スキレットへソースBを入れます。
STEP.05 煮立ったソースと豚肉を絡める
弱火にしてソースと豚肉をしっかりと絡ませましょう。ソースが焦げてしまわないように火加減に注意してください。十分にソースと豚肉が絡まったら、まな板の上へ豚肉を移します。スキレットに残ったソースもココットへ移しておきましょう。
この時点でとても美味しそうな照りを見せる豚肉。つまみ食いしたいですが、我慢です。
STEP.06 スキレットへ盛り付けます
スキレットへライス、付け合わせ野菜、カットした豚肉を盛り付けます。盛り付け後、ココットに移しておいたソースをかければ完成です!
盛り付けが終わり完成したジンジャープレートがこちら。野菜もたっぷり入って、バランスの考えられたワンプレートフードです。
スキレットフード.02:フレンチトースト
2品目となるスキレットフードは、満腹の食後でも別腹な甘さのフレンチトーストです。フランスパンを使用した厚みのあるトーストにたっぷりと卵が絡みます。また、3種類のベリーを載せることで、程よく甘酸っぱい仕上がりに。熱々のスキレットの上で溶けていくアイスとフレンチトーストを一緒に食べるのが至福のひと時ですね。
材料
–フレンチトースト–
■バゲット(2cm幅を3枚)
■卵液A(全卵1個・牛乳100cc・砂糖20g)
■バター10g
–トッピング–
■バニラアイス
■ミックスベリー
■蜂蜜
■ミント
作り方
STEP.01 卵液を作る
全卵1個と牛乳100cc、砂糖20gをバットの上で混ぜ合わせて卵液を作ります。砂糖のダマが残らないようにしっかりと混ぜることが、均等な味に仕上げるポイントです。
STEP.02 卵液へフランスパンを浸す
フランスパンを2cm幅にカットします。厚切りにするのが、しっとりふわふわとした食感を生み出す大事なポイントです。その後、卵液へ浸しますが、ザクザクとバゲットへ穴を開けるように菜箸を通しましょう。これにより卵液がバゲットの中まで染み込みます。両面しっかり浸します。
STEP.03 バゲットを焼く
中火で熱したスキレットへバターを落とします。バターが溶けたら弱火にして、バゲットをスキレットへ。蓋をして両面焼き色がつくまで焼きましょう。
STEP.04 盛り付ける
しっかりと焼き色がついたら、火を消してミックスベリーとアイスクリームを盛り付けます。スキレットが熱されているため、火傷しないように注意しましょう。蜂蜜をかけて、ミントをのせたら完成です。
厚切りのバゲットにしっとり染み込んだ卵と牛乳の甘い香りが、ふっくらとした食感とともに口の中に広がります。一見すると甘そうに見えても、どんどんフォークが進んでしまうのは盛り付けられたミックスベリーのおかげ。甘さと酸味、加えては熱々のスキレットとひんやりとしたアイスクリームのコンビネーションが、食後に至福のひと時を与えてくれます。
DIYer(s)的スキレットフードのススメはいかがでしたでしょうか?ワンプレートフードなので、工程がシンプルなのは言うまでもなく、食べた後の片付けも非常に簡単に済むのが嬉しいところ。キャンプ用に買ったスキレットを眠らせてしまっている方は、この機会にスキレットフードにトライしてください。
SHOP INFORMATION
LUMBER YARD
住所:静岡県富士市津田9−2
営業時間:11:00 〜 22:00
電話:0545-32-9965
定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜)
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!