世界的なアウトドアブランドが主催するキャンプに参戦

会場となったのが山梨県は富士五湖の１つ、本栖湖のほとりにある洪庵キャンプ場。当日は天候にも恵まれ、何とも気持ちのいい風が吹いていました。

 

 

お昼に参加者の皆さんが合流。早速、昼食前に“食”のワークショップが開催されました。そのメインテーマとなったのが“ひっつみ”です。

 

 

ひっつみとは、小麦粉をこねて薄く延ばしたモノで、それを手でちぎって野菜と一緒に煮込んだ鍋料理は岩手県の郷土料理なんです。ただ、元をたどると山梨県が甲斐の国と呼ばれていた時代、その土地の出身であった南部氏が治めた盛岡藩の所領だったことから、一説には山梨のほうとうをしのんで、ひっつみが生まれたのではないかと考えられているんです。

 

 

作り方は、小麦粉（中力粉を使用）に水を加えて練り、耳たぶくらいのやわらかさにして、ふきんをかけて2時間ほど寝かせておくだけというお手軽さ。しかも冷蔵庫で１週間も保存がきくという便利さも魅力です。当日はパスタにして美味しく頂きました。

 

 

お腹もいっぱいになったところで、以前DIYer(s)で紹介した【DIYによって生み出されたキャンプが楽しめるツリーハウス】の記事中にも登場した“SUP”体験。

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インストラクターはもちろんTHE NORTH FACE TEAMに所属する河野健児さん。

 

 

SUP＝スタンド・アップ・パドルボードという名の通り、ボードの上に立ってバランスをとりながらパドルを漕ぐという水上スポーツ。本栖湖では他のキャンパーの方々もSUPを楽しんでおり、その注目度の高さを再認識。参加者の皆さんも家族ぐるみで楽しみ、2日目の最後にはチーム対抗のレースで盛り上がりました。

 

 

また写真のようにハンモックを置いても、抜群の安定感が備わったSUPも登場。河野さんはこのサップを使ってキャンプサイトを作り、なんと実際に宿泊したんです。寝心地も快適だったそう。

 

 

そしてキャンプの醍醐味と言えば火おこし。

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Yossy’s アウトドア コンシェルジュ＆マーケティングの吉田さんが講師となり、簡単に火おこしできる方法をレクチャー。

 

 

牛乳パックが着火剤の代用品として使えるという意外なナレッジや、薪をくべる際はナタで切り込みを入れてささくれを作り、燃え移りやすくする実践的なハウツーなど、アウトドアシーンで活躍するアイデアを丁寧に教えてもらいました。

レクチャーを受けたあとは参加者のお子さんたちも火おこしを実際に体験。

 

 

この環境だからこその体験に子どもたちも真剣な表情に。そうこうしているうちに日も暮れてきて、あっという間に夜。楽しみにしていたディナーのスタートです。

 

 

テーブルも素敵なコーディネート。ワークショップで作ったひっつみのパスタや山梨のワインなどのメニューを心ゆくまで食事を堪能し、参加者の人たちとの会話を楽しみました。

 

 

気持ちよく就寝を迎え、翌朝は湖を見ながらヨガでスタート。

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新鮮な空気を体の中に吸い込み、頭の中も冴え渡るという朝ヨガ。体験終了後、確かに皆さんの顔がすごくスッキリした印象でした。

そして我らDIYer(s)もワークショップを開催。内容はアウトドアバッグブランド《macpac》のカタログを使った“折り紙ウォレット”作り。このカタログはタイベックという高密度の不織布で出来ており、優れた透湿・防水機能、抜群の強度と耐久性能を有しているんです。

 

 

シートを日本紙幣に合うサイズにカットして、あとは順序に沿って織り方をレクチャー。縫ったり貼ったりはなく折るだけの作業なので、大人だけでなく子どもにも楽しんでもらいました。

 

 

こちらの作り方は改めてDIYer(s)で紹介します。作り方がわかれば、10分ほどで出来ちゃうのでオススメですよ。

以上、2日にわたって堪能してきたTHE NORTH FACE主催のキャンプ。

 

 

ワークショップ以外にもDIYer(s)でもお馴染みの《ALITE》のコンパクトシートを実際に使えたり、吉田さんお手製のハンモックやルーフトップテントなどのアイデアを見れたり、とても充実した時間を過ごすことができました。

状況や環境に合わせて知恵を絞り、自ら手を動かして楽しむキャンプはまさにDIY。

DIYer(s)では、今後もキャンプライフに役立つ情報を発信していきます。

 

 

INFORMATION

THE NORTH FACE

URL：http://www.goldwin.co.jp/tnf/