次世代に受け継ぐ質実剛健なハンドクラフトレザーアイテム

今回で4回目となる“Pilgrimage to sacred places(=聖地巡礼)”。引き続きDIYの聖地ポートランドで見つけた情報をお届けします。ピックアップの対象となったのは、2010年に産声を上げたレザーブランド“Wood&Faulk”。デザイナーのマット・ピアース氏が自身のブログで紹介していた好奇心満載のプロダクトと、DIY事例を書き続けていたことが始まり、という本ブランドをフィーチャーします。

公開日 2016.07.08

更新日 2017.05.11

次世代に受け継ぐ質実剛健なハンドクラフトレザーアイテム

昔からモノ作りや修理が得意だったというピアース氏の経験と、故郷のオレゴンとルーツでもあるカンザスにインスパイアを得て、こだわりの素材を使い1点1点丹念に製作される至高のレザーグッズ。Wood&Faulkはポートランドを中心に愛され、2013年春より日本での展開も始まり注目を集めています。まずはそんな同ブランドのこだわりについて伺いました。

 

 

「アンティーク、おじいさんの時代に使われたモノたちを参考にして、モダンな素材と古い素材、それから昔ながらの技術を使うことが哲学。アンティークストアにあるような古いミシンは今もなお使われ、それを使ってモノが作られることに意味があり、喜びがあると思うんです。そして、その考えを元に生まれた私たちの商品もまた次の家族に受け継がれ、長く使用され、修復されて深みが増していく。そういう風に次世代にも伝わっていけばいいなと」。

 

旧き良き時代の素材や技術を生かして生み出される、長く愛用できるモノたち。中でも人気商品であるキャンプスツールを目の前で作ってもらいました。その1つ1つの作業すべては丁寧かつ迅速で、目を見張るものでした。

 

 

そして、冒頭で言ったようにこのブランドの始まりとなったのが、彼のブログにて配信していたというDIYプロダクト。その事例は多くの反響を集めていました。ピアース氏のDIYに対する思いとは?

 

「自分にとってDIYはとっても楽しいことなんです。昨今はデジタル化やオンラインでなんでも済ませてしまう時代になって、作られたモノは簡単に消される時代になりました。そういう、すぐに消せるっていうのに飽き飽きしたんですよ。だから自分の手で、手に取れる商品を、それも長い間使える、便利なモノを作りたいと思った。そういうことを続けていたらブランドとなり、その存在が大きくなってきたから嬉しいですね」。

 

 

まさに「継続は力なり」で、自身の活動が形を変えて大きくなる中でも“実験、スタイル、クラフト”というコンセプト、レザーや木材などの自然素材を使うこと、ハンドメイドへのこだわり、これらの根底が変わらないからこそ、地に足のついた、質実剛健なアイテムたちが生まれてくるんだと感じさせられました。日本国内でもそれらを見ることができるので、ぜひその手で体感してみてください。

 

 

またこれだけクリエイティブなアイテムが生まれる場所なだけあって、スタジオもかなりスタイリッシュ。下の写真のように、ピアース氏が座った椅子は天井から吊るされています。その他にも、同じく天井の高さを生かして植物を吊るしたり、パーツもプラスチックケースに整頓されていたり、とても工場とは思えないほどキレイでした。こういう場所で働くのって憧れます…。このあたりのクオリティもさすがポートランド、と言えるものでした。

 

 

以上、今回もお送りした“Pilgrimage to sacred places”。まだまだお届けしたい情報がたっぷりあります。次回もぜひご期待ください。

 

 

INFORMATION

Wood&Faulk

URL:http://woodandfaulk.com

 

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