RECYCLED SKATEBOARD STOOL #2

“RECYCLED SKATEBOARD STOOL”というタイトルのもとにお送りするアレキサンダー・リー・チャン氏の連載企画。同氏のバックボーンとも言えるスケートボードカルチャーを生かし、デッキを使ってスツール作成していくストーリーの第2章。作成した模型を実際に形づくっていく流れは、第1章と同じくワクワクが止まらない内容となっています。

RECYCLED SKATEBOARD STOOL #2

まずは作るにあたって必要なパーツの買い出しに行ってきました。場所はリー・チャン氏ご用達のスーパービバホーム三郷店。広い店内には無いモノは無いんじゃないというぐらい豊富な商品量を誇っています。

 

 

ついでに専用ユニフォームとしてツナギを購入。こちらも徐々にアレンジを加えていくので密かにご期待を。

 

そして材料を揃えたところで、早速作業へ。今回は下北沢にある『レインボー倉庫』のDIYスペースをお借りしました。

 

 

 

作業に使った道具がこちら。この施設で借りたと思う人もいるかもしれませんが、実は全部リー・チャンさんの私物。流石と言っていいほどの品揃えで、ビスに至ってはボックス1つ丸ごとなんです。アイデアはもちろんのことですが、こういった道具集めという地道な部分もあるからこそ、確かなクリエイティブが生まれるんだなと思いました。

 

それではまず第1行程である、デッキテープ剥がしを始めます。

 

 

地道な作業ですが、実は結構な重労働。キレイに剥がれると気持ちいいんですが、テープの膜が残ってしまうところもあって大変なんです。

 

 

残ってしまった膜はテープ剥がしを振りかけて、ヘラで削ぎ落としていきます。取り残しがないように作業は慎重に。

続いて、表面にサンダーをかけてさらに下処理を仕上げていきます。

 

 

丁寧に磨いたあとは、模型と照らし合わせてカットする部分を墨つぼでマーキングしていきます。

 

 

そのマーキングした位置でジグソーを使いカットしていきます。木の粉塵が飛ぶのでマスク着用はお忘れなく。

 

 

カット完了。そしてここからが、このスケートボードスツールの難しい作業へ。まず再度、模型と照らし合わせて完成系のイメージを固めていきます。その後、切断する部分をマーキングしていきます。

 

 

そして木造軸組構法(釘を使わずに木材同士を組み合わせる工法)となる部分だけにクランプでしっかりと固定させて慎重にカット。直角の部分はインパクトを使って穴を開けてから切り込みを入れていきます。

 

 

続いて切断部分をトリマーとヤスリで面取りしていきます。これをすることで見た目も圧倒的によくなります。

 

 

全体の処理を終えたら、組み立てていきます。模型と違い、ボードは反っているので、1パーツのみ裏面にして使うことに。そしていよいよ用意していたトルクヒンジを各所に取り付けていきます。確認しながら行うために、軽く締めていくのがポイント。

 

 

しかしここで問題点が......。

トルクヒンジでつなげていくと反った面に装着できず、接合個所が少なくなってしまう。そして土台の木造軸組構法が1本だけになるとバランスが悪いなど、作っていく上で色々と発見がありました。ただここで挫けてしまったら、せっかくの経験が台無し。教科書や説明書がないDIYだからこそ、こういった壁はあって当然のことです。

 

 

この壁を乗り越えるべく、第3章では“RECYCLED SKATEBOARD STOOL”の完成に向けてのストーリーをお送りします。リー・チャン氏の飽くなき探究心と既成概念にとらわれないアイデアは次回も必見です。そして、興味を持った方はひとまずスケートボードデッキのご用意を。

 

PROFILE

アレキサンダー・リー・チャン

 

‘75年サンフランシスコ生まれ。

プロスケーターとして活躍し、アパレルブランドのディレクターを経て、’03年にChang co.,ltdを設立、’04年SSより自身のブランドAlexaderLeeChangを立ち上げる。

ストリートを軸にしながらも独特のセンスから生み出される洋服は、様々なアイデアが凝らされたものも多いが自由で自然体な服には根強いファンが多い。

 

www.alexanderleechang.com

 

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