DIYer(s)×haconiwa共同企画 毛糸で作るポンポンアートをDIY

女子クリエイター集団によるライフスタイル作りWEBマガジン“haconiwa”とのコラボ企画第2弾が実現。今回は共同制作でポンポンラグをDIYします。

公開日 2015.12.18

更新日 2022.01.07

DIYer(s)×haconiwa共同企画 毛糸で作るポンポンアートをDIY

今回もDIYer(s)とhaconiwaが同じテーマのもと、違ったものを作っていきます。今回は急激に冬が深まり寒くなってきたので何か“ほっこり”としたものが作りたい……という発想からポンポンを使ったラグを作ることになりました。

 

 

↑DIYer(s)チーム(上)とhaconiwaチーム(下)の作品はこちら

 

今回も作業場になったのはこちら。

 

 

箱庭の住めるアトリエ”というhaconiwaが運営するアトリエシェアハウス。箱庭の世界観をグッと凝縮したこちらのシェアハウスにはDIY Roomなるものもあり、DIYするのに最適な工具やスペースも確保されているのです。 まさにDIYには最適な場所なのです!

 

 

 

 

今回のポンポンラグのテーマですが、インテリアのアイキャッチとして使えるように有名アーティストのアートワークを使ったモザイク画調のラグを作っていくことになりました。

 

材料と道具

■やや太めの毛糸(ポスターの色にマッチした色)

■手芸用の細い糸(ポスターの色にマッチした色)

■針

■糸

■ハサミ

■ポスター(アンディー・ウォーホルのマリリン・モンロー(Blue))

■ビーズ(黒)

■羽根(黒)

■ゴールドのボールチェーン

■デコシール

 

 

今回の製作は繊細さが要求されますので、本サイトの料理のコーナーでもお馴染みのks kitchen/ 中竹 京子さんにラグの作成をお願いしました。

 

 

作り方

STEP. 1

まずは基本となるポンポンを作ります。

 

 

5センチ四方の紙に毛糸を5~6周ほど巻きつけていきます。

普通ポンポンを作るときはもっと巻きつけるのですが、今回はこの小さなボンボンをたくさん作っていくのがコツになります。

 

 

巻きつけたら、ハサミで切ります。

 

 

ハサミで切ったら、紙から毛糸を外します。

 

 

巻きつけたモノの中央を同じ毛糸でしばります。

 

 

2か所リボンの様にループになっている部分をハサミで切っていきます。

 

 

とにかくポスターの色に合わせて、このミニポンポンを沢山(全部で500個ぐらい?)作っていきます。

 

STEP. 2

いよいよ、ポスターに縫い付けていきます。

ポスターの色を見ながら、同じ色のミニポンポンをひたすら縫い付けていきます。

縫う場所は毛糸を巻きつけている中央部分。両側の毛束が立つように縫っていきます。

 

 

今回は肌の色をピンクのトーンを変えて陰影を表現していきます。

 

 

こんな感じで毛束が立つようにしていきましょう。

かなり根気のいる作業ですが、後々の完成度に影響しますので、ミニポンポン同士の密度を高めて縫い付けていきます。

 

 

どんどん縫います。

今度は髪の毛部分も。

 

 

単純作業ですが、かなりの時間が必要となりますので、音楽など聴きながら作業しましょう。

 

 

縫い付けていくとこんな感じに。

 

STEP. 3

マリリン・モンローの特徴でもある“ホクロ”を黒のビーズで作って縫い付けます。

3~4個のビーズに糸を通し、黒い塊を作ります。

それをまた裏から縫い付けます。

 

 

ボーズは毛足が長いボンボンの中に埋もれるので、少し大きめの塊を作るのがポイントです。

 

STEP. 4

目や口などのパーツを縫い付けます。

髪や顔の輪郭は太めの毛糸を使ったミニポンポンを使用しますが、目や鼻、口などのパーツは手芸用の細い毛糸のミニポンポンを使った方が繊細な表現が出来ます。

 

 

アイシャドーは鮮やかなブルーを使います。

 

 

眉毛や黒目の部分にも細めの毛糸を使ったミニポンポンを使うのがベスト。

 

 

口のパーツを縫い付けます。

マリリン・モンローの特徴はそのセクシーな唇。ここはしっかり場所を確認しながら、慎重に縫い付けていきます。

また目元のまつ毛部分に羽根を配置していきます。

 

 

左の目元のまつ毛には黒い羽根を使います。

またピアス部分にはボールチェーンやデコシールを貼り付けていきましょう。

 

STEP. 5

アゴのシャープラインや顔の凹凸部分をハサミでトリミングしていく。

 

 

まずははみ出した髪の毛部分をトリミング。

 

 

輪郭のアウトラインも調整していきます。

 

 

ハサミで刈り取ることで顔の凹凸や顎のシャープなラインが出てきました。

 

STEP. 6

フレームに入れて完成!

 

 

今回はラグの作成でしたが、アート作品らしくフレームに飾ってみます。

 

 

これで完成です。

 

もちろん床に置いてもインパクト大ですが、フレームに飾っても立派なインテリアになりそうです。

 

 

haconiwaチームもゴロゴロとした大きなポンポンの素材感を活かしたラグが完成。

雪化粧した3つの山が絶妙に表現してありますね。

 

 

DIYer(s)が作成したポンポンラグ、いかがでしたか?

今回の製作時間は9~10時間ほど。ミニポンポンをかなりの数作らなきゃいけないのと、それを縫い付けるという単調な作業でしたが、量が量なので、かなり時間がかかってしまいました。年末年始は家でゆっくりする時間もあると思いますし、そんな暇な時間にコツコツと挑戦してみて下さい。

 

また、2015年も年の瀬となり、迎えるは2016年。その幕開けとして相応しいDIYコンテストが1月21日(木)から開催されます。主催となるのはニュースで紹介した体験型リフォームショールーム「ドイト ウィズ リ・ホーム新宿下落合店」。今回そのコンテストに我らがDIYer(s)と盟友hakoniwaが参加します。共にライフスタイル作りという目線でwebマガジンを運営する両者ならではのアイデアにご期待ください。

 

製作協力

ks kitchen/ 中竹 京子

 

家庭料理研究家。アメリカ留学から帰国した後Web制作会社での勤務を経て、あるきっかけで日本の家庭料理を世界の人や次の世代に繋げたいと思い料理の世界に飛び込む。 現在は料理講師の傍ら、レシピ開発や商品開発、外国人向けの料理イベントなどを行っている。

 

▼webサイト

http://kskitchenjpn.tumblr.com

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WRITTEN BY

DIYer(s)

Japan

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