haconiwaと共同制作でブックエンドをDIY!
今回は女子クリエイター集団による日々の中に見え隠れする「なんかいいな」と共感できるモノ・コトをシェアするための“ライフスタイル作りWEBマガジン”haconiwaとの共同制作でブックエンドをDIYします。
公開日 2015.10.27
更新日 2022.01.07
今回は読書の秋ということで、本を収納するのに便利なブックエンドを作成しますが、DIYer(s)とhaconiwaのお互いが同じテーマのモノをDIYするというと面白い試みに挑戦しました。
↑ DIYer(s)作品
↑ haconiwa作品
作製場所となったのはこちら。
“箱庭の住めるアトリエ”というhaconiwaが運営するアトリエシェアハウス。箱庭の世界観をグッと凝縮したこちらのシェアハウスにはDIY Roomなるものもあり、DIYするのに最適な工具やスペースも確保されているのです。 まさにDIYには最適な場所なのです!
今回のブックエンドのテーマですが「本を読むことで自分の知らなかった世界に連れて行ってくれる」という言葉があるように、読書の素晴らしさを具現化しようと試みました。 頑張って、本を読んだらそこには新しい世界が待っているというイメージです。
材料と道具
・古い洋書 4~5冊 ・芝生シート
・Periser社のミニチュア模型(人、動物)
・木の模型
・ピンセット
・ハサミ
・瞬間接着剤
・両面テープ
・超小型LEDミニライト
・背景用ポスター
作り方
STEP. 1
まずは一番上に配置する洋書の大きさに合わせ、ハサミで芝生シートを切っていきます。 切った芝生シートは裏が両面テープの様に粘着性のものなので、そのまま本に貼り付けます。
STEP. 2
一番上に配置する洋書に芝生シートを張りつけたら、本からはみ出した分の芝生シートを調整してカットしていきます。 キレイに調整したら、木や動物などを装飾していきます。 iPhoneは池に見立ててボートを乗せます。
STEP. 3
一番上の装飾が終わったら、洋書を重ねていきます。本と本の間には両面テープを張り付けてズレないようにするのも忘れずに。 洋書は整然とキレイに重ねるのではなく、ある程度ギャップを作るのがコツ。 このギャップに様々な装飾ができるからです。
STEP. 4
先程作った本と本のギャップにミニチュアの模型を装飾していきます。 ミニチュア模型の人々はクライミングするようなデザインですが、これにも意図があるので、後程説明します。
STEP. 5
随所に超小型LEDミニライトを配置すれば、雰囲気も出ます!
これで完成!
本のギャップのところに配置したクライマーは、読者自身を暗に表現しています。本を積み上げて山に見立てることで、その登った先には楽園(新しい世界)が待っているという、読書により得られる“素敵な経験”をイメージしたのです。
気づいてもらえましたでしょうか?(笑)
背景に様々な世界のポスターを張りつけることで、かなり雰囲気も出ますね。 登った先の世界は本当に無限であるということ、そして読書の素晴らしさを教えてくれているようです。 スマホを装飾として置くだけでなく、充電コードを設置すれば、ブックエンド兼スマホスタンドにもなりそうですね。
haconiwaチームが作成したブックエンドと並べてみました。
haconiwaチームの細かい造形センスには脱帽です。 偶然ですが、両チームとも自然の情景をイメージしたモノになっているのも面白いですね。
DIYer(s)が作成したブックエンド、いかがでしたか? 今回の製作時間は1時間ほど。ほぼ、ミニチュア模型を配置するという簡単な作業でしたが、かなりアジのある、世界に1つしかないブックエンドに仕上がったと思います。 ストーリー性をもたせることで、模型の人々に愛着も湧いてきます。 読書の秋。読書だけでなくDIYするにもうってつけの季節ですので、是非挑戦してみて下さい!
WRITTEN BY
Japan
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