プロが伝授 ハロウィン傷メイクをDIY!

今や秋の一大イベントとなった、ハロウィン。年を追うごとに渋谷などの繁華街では老若男女を問わず、様々なコスプレを楽しむ人が続出中! 中でも目を惹くのは、定番のゾンビを中心としたホラーコスプレ。そこで、ホラーコスプレに相応しい、ゾンビのメイクをご紹介! 特別な道具などいらず、誰でも手軽に楽しめるので必見です!

公開日 2015.10.10

更新日 2022.01.07

プロが伝授 ハロウィン傷メイクをDIY!

 

もともとハロウィンは秋の収穫を祝うお祭り。アメリカではこどもたちがお化けや魔女に変装して、お菓子をもらいに近所の家を練り歩く行事として知られています。しかし日本では、お化けはもちろん人気キャラクターのコスプレで、パーティをするように発展。今ではハロウィンパーティを目当てに海外から訪れる外国人も少なくありません。

岩下倫之さん

ゾンビメイクを指南してくれるのは、普段は雑誌や広告、テレビの現場でヘアメイクとして活躍している岩下倫之さん。これまでに舞台や広告の撮影現場で、ガイコツやホラーメイクを多数行って来ている岩下ならではの、お手軽&リアルなゾンビメイクを早速教えて頂きましょう!

 

材料と道具

絵の具は百円均一ショップで購入。ファンデーションも普段使いでOKです。血ノリは東急ハンズなどで購入できます。もしくはゼラチンに食紅を溶かした物でも全然大丈夫です。むしろ垂れてこないから便利かもしれません。

 

作り方

STEP 1.

キズの土台作り

左のほっぺにクリームタイプの付けまつ毛のりを指で薄く伸ばし、ドライヤーで軽く乾かすという作業を何回か繰り返すことで、キズ部分の厚みを作ります。

 

STEP 2.

竹串でキズを作る

引っ掻きキズをイメージして3箇所作ります。乾き過ぎると竹串できれいにほじれないので、生乾きくらいがちょうどいい。

 

STEP 3.

ファンデーションを塗る

ファンデーションを指で塗ります。普段よりも暗めの色をチョイスするのがオススメです。

 

STEP 4.

塗りにくい場所は綿棒で

しわ等の塗りにくい部分は、指ではなく綿棒を使って丁寧にファンデーションを塗ると上手くいきます。

 

STEP 5.

まだら感を出す

色の違うファンデーションを塗ってまだら感を出すことで、よりリアルに仕上がる。

 

STEP 6.

汚し作業

ブラックとブルーの絵の具を肌にちょんと乗せて、指で叩いて馴染ませることで、肌にダーティな雰囲気を作ります。

 

STEP 7.

ハイライトを作る

イエローの絵の具を使ってハイライトを作ります。普段ならホワイトを使いますが、ゾンビメイクではイエローで肌の腐った感を出します。

 

STEP 8.

アザを演出

目の下とまぶたをブルーの絵の具で塗って、まるで殴られた後のアザのように演出します。さらにブラウンの絵の具も薄く伸ばして、汚れ感もプラス。

 

STEP 9.

キズを塗る

キズをレッドの絵の具で塗ります。その上からさらに血ノリを塗って、よりみずみずしく本物の血液っぽさも加えます。

 

STEP 10.

デコボコ感を加える

小鼻の横やほお骨の上にクリームタイプの付けまつ毛のりを追加。生乾きの状態になったらスポンジでポンポンと叩き、肌にデコボコ感を加えます。

 

STEP 11.

パープルのルージュ

唇はパープルのルージュで、血色が悪い感じ表情を作ります。

 

STEP 12.

仕上げに再びキズ部分に赤の絵の具と血のりを塗る。

地のりは乾きにくくて垂れやすいのですが、垂れても全然OKです。

 

 

◼︎PROFILE

小鳥遊しほ 7月6日生まれ
イラストレーター/フードコーディネーター/モデル

雑誌やネットコラムの連載、LINEスタンプをはじめ
アパレルブランドとのコラボやトークイベントの出演等幅広く活動。

雑誌「小鳥遊しほの旬のお野菜研究所」宝島社 mini
コラム「クレバーに生きればー?」excite LAURIER
書籍「くまっているのはボクなのに。一問一頭」KADOKAWA

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