パラシュートでタープをDIY!
モデルとして活躍しながらも、自身の名を冠したブランド HAGAN Garment Poetsを手掛けるジュン・ヘイガンさん。 今回は、野外フェスなどで活躍しそうなティピとタープを融合させた「ティープ」をDIY! あっと驚く素材を使ったティープ作りに挑戦しました。 (ティープ=ティピ+タープ)
公開日 2015.10.22
更新日 2022.01.07
キャンプやアウトドアでも子供の隠れ家的として人気のティピ。サイズを大きくし素材を上手く使えば、タープ的な日よけにもなります。 今回作るものはティピとタープなので、その名前をミックスしてジュンさん自ら「ティープ」と名付けました。
ある程度の大きさが必要なので、素材選びが重要になります。
最初は本家のティピにも使われる丈夫なキャンバス素材を……と考えましたが、 サイズが大きくなるとキャンバスでは重くなるし、外の光も通さないということで、 今回のプロジェクトでは却下。
何かいい素材はないか考えていましたが、ジュンさんはこのティープの素材に関しても、どうやら色々とアイデアがある様子。
ジュンさんは自身でブランドをやっているので、薄くて光を通しながらも、丈夫な生地に心当たりがあるそうです。
そこで出てきたのが、なんとアメリカ軍が使っていたミリタリーのパラシュート。 ジュンさんはこの素材でリメイクのエコバッグを作ろうと、以前、ミリタリーモノのバイイングをしている業者から特別に購入していたそうです。
このパラシュートをどのように使ってティープを作るのか。色々と考えた結果……。 木に引っ掛けて、吊るす方法に決定しました。
材料と道具
・ミリタリーモノのパラシュート
・ナイロンロープ 10mのものを2本 ・ペグ(20本)
・ハンマー
・ハサミ
作り方
STEP 1.
まず3メートルほどの高さの木の枝を探します。
※荷重がかかるので、なるべく太い枝を選びましょう。
STEP 2.
ロープをくくりつけたハンマーを使って、パラシュートを木の枝に引っ掛ける。
※ハンマーを投げるときは周りに人がいないか確認して投げましょう。
STEP 3.
パラシュートを吊るしたら、最初に木の枝に引っ掛けたロープを2か所ペグで固定。
ペグは垂直に打つのではなく、引っ張りたい方向に向けて斜めに打つとしっかり地面に固定できます。
STEP 4.
パラシュートを円状に広げていく。
STEP 5.
ジュンさんがあらかじめ等間隔に付けておいたループに、1メートルほどの長さに切ったロープを通し、外側に引っ張るようにしてペグで固定。
STEP 6.
地面についていたパラシュートの生地をたくし上げて、固定すれば出来上がり!
完成!
◼︎PROFILE
・JUN HAGAN(ジュン・ヘイガン)
ニュージーランド生まれ大阪府大阪市出身。MEN'S NON-NOなどの人気ファッション雑誌のモデルとして数多く活躍し、パリやミラノといった海外のファッションショーのモデルの経験。
2009年s/sコレクションより緻密なディテールと大胆なアレンジを得意とする「旅」をテーマにしたファッションブランド「HAGAN Garment Poets」を立ち上げ、デザイナーとして活躍する。
その他、ライブペインティングなどのクリエイターとしても多彩な才能を発揮し多方面にて活躍する。
WRITTEN BY
Japan
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