いなざうるす屋、フェイクグリーンで広がるDIYの世界
「いなざうるす屋」って聞いたことがありますか?フェイクグリーンを取り扱うオンラインセレクトショップなのですが、インテリア好きの中ではおなじみの存在です。インタビューを通して、同店の魅力についてご紹介します。
公開日 2017.04.14
更新日 2022.01.07
-その感動があって起業に至ったのでしょうか?
-ただのセレクトショップではなく、イベントのプロデュース・ディレクションといった役割も担っているんですね。
もちろん、いなざうるす屋の店主としてフェイクグリーンの魅力を発信することも続けていきます。最近ではメーカーさんと一緒にいなざうるす屋初のオリジナルフェイクグリーンを作りました。ほかにもスワン電器さんという照明器具メーカーさんのテラリウムライトとコラボレーションして飾り方の提案も行っています。
こちらがSWAN電器のハンギングライトにフェイクグリーンを合わせて作るテラリウム。水やりなどの手間を考えずに楽しめるのがフェイクグリーンのいいところ。
本物のグリーンでは管理が難しい、コウモリランなどを使ったテラリウムもフェイクグリーンなら楽しめます。
-フェイクグリーンをセレクトする際のポイントはあるのでしょうか?
InstagramやRoomClipでは、“#いなざうるす屋さん”というハッシュタグを使った投稿が非常に多く、お客さんが求めるプロダクトや実際に使っている様子が想像しやすくなったという日下部さん。
–いなざうるす屋が考えるフェイクグリーンの魅力とはどこでしょうか?
こちらはLowpの階段へ設置されたフェイクグリーンの寄せ植え。アンティークのトランクに詰められており、日当たりや風通し、水やりを考えずに楽しめるのはフェイクグリーンならでは。
こちらもLowpのエントランスにレイアウトされたフェイクグリーンの寄せ植えです。先ほどのトランクのように、一度ビジュアルを作ってしまえば水やりなどの手入れいらずなのが嬉しいところ。
-初めてフェイクグリーンに挑戦する際のオススメを教えていただけますか?
1つ挑戦してみて、フェイクグリーンが楽しいと感じたら次は吊り下げる飾り方に挑戦してもらえたら嬉しいです。先ほどご紹介したモフモフを、カーテンレールなどに引っ掛けて垂らすだけで、お部屋の雰囲気が少し変わります。
ほかには、コウモリランやサボテンなどを取り入れると、お部屋が“かっこいい”系の男性的な雰囲気になりますよね。
注意点としては、フェイクグリーンは根元など、いかにも偽物っっぽい部分があるんです。そこを隠してフェイク感を出さないようにするのがポイントです。
置くだけで様になるチランジアやキセログラフィカといったエアプランツタイプは、Lowp KITHENのカウンターにもレイアウトされています。確かにプランターいらずでも楽しめるので、まさに入門編のフェイクグリーンです。
こちらはフロアの制御盤を飾るためにエアプランツのウスオネイデスのフェイクグリーンである「モシャモシャ」とチランジアがレイアウトされています。高い場所に置くだけで楽しめます。
-フェイクグリーンとDIYを一緒に楽しむにはどういった方法がありますか?
また、DIYしたプロダクトへフェイクグリーンを取り入れてもらうのもオススメです。工具メーカーのブラックアンドデッカーさんのホームページで公開されている、DIY動画の完成カットにうちのフェイクグリーンを使っていただいているんですが、フェイクグリーンを取り入れるとグッと完成度が高くなるって言ってもらえるんです。なので棚を作ってみたら、雑貨感覚で置くとDIYしたプロダクトの見栄えがよくなるかもしれません。
いなざうるす屋のウェブショップで紹介されている、コウモリランの飾り方。こちらはnegoさんによるDIYで製作された板材へ取り付けて、板付け風の見せ方に。
福岡在住のDIYerゆぴのこさんによる、コウモリランの板付DIY。板付にすることで大ぶりなコウモリランの迫力が際立ちます。
こちらRieさん作のリメイク缶と合わせたフェイクグリーンたち。ヴィンテージ調のインテリアとも相性抜群です。
木箱に設置されたフェイクグリーンたち。こちらのように簡単な木箱などを自分好みのサイズにDIYすれば、オリジナルの寄せ植えが楽しめますよ。
-最後にいなざうるす屋としての展望を伺えますか?
フェイクグリーンに対する熱い思いだけではなく、いろいろな楽しみ方を実例と共に教えてくれた日下部さん。その言葉の根底からは、フェイクグリーンの楽しさを伝えたい、クリエイターさんやお客さんと一緒にワクワクしたいという、ユーザーさんへの思いが感じられました。
クラシックなタイプライターとフェイクグリーンのコンビネーションも素晴らしいバランスです。
INFORMATION
いなざうるす屋
フェイクグリーンの販売だけではなく、クリエイターとそのファンをつなぐイベントを主催するなど、フェイクグリーンの面白さとクリエイターの素晴らしさを広めるため奮闘中。
WRITTEN BY
Japan
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