ミシン初心者でも簡単、ジーンズで作るマルチデニムエプロン

長い間履いてきたジーンズは、履けば履くほど愛着がわくもの。とはいえ、履かなくなったデニムが溜まってしまっている肩も多いのでは?今回はそんな捨てられないジーンズを、ミシンと家にあるものだけでエプロンに作り替えました。材料はジーンズのみ!初ミシンの方でも作れます。

ミシン初心者でも簡単、ジーンズで作るマルチデニムエプロン

今回は、履かなくなったジーンズを使って、手軽に制作できるエプロンをご紹介。ジーンズならではのしっかりとした生地で制作するため、DIYの場面からガーデニング作業、はたまたお料理の際にも着用できます。また、ジーンズをベースにしているだけあって、ポケットが多くて利便性も抜群のエプロンです。

材料と道具

■ジーンズ
■定規
■裁ちバサミ
■クリップ(まち針の代わり)
■ミシン(デニム用のミシン針を使うと縫いやすいです)
■ミシン糸
■ボビン(100円ショップなどでも買えます)
※事前にミシンには上糸やボビンをセットしておくと、すべてのパーツが用意できた後にすぐにミシン掛けに取り掛かることができますよ。

作り方

STEP.01 股下20cmを測る

ジーンズを広い場所に広げ、サイズが測りやすいようにできるだけしわを伸ばし、定規を当てます。ジーンズのボタンがエプロンの留め具となるため、着用時はジーンズのフロント側が背面となります。
身長が高い方や長めの着丈が好みの方は20cmより長くても大丈夫です。切る場所をクリップで止めて、だいたい20cmというところに目星をつけましょう。どうしても真っすぐに切りたいという方はペンなどでカットするラインを引くのもいいでしょう。

STEP.02 股下部分を切り落とす

裁ちバサミを使って股下20cm部分を切り落とします。着用時にどうなるかをイメージしてハサミを入れましょう!
ざくざくと、ハサミの真ん中を使ってまっすぐに切っていきましょう。裾はミシンで処理するので、切れ目がいびつになっていてもかまいません。分厚い生地なので思い切って切り進んでください。

切り落とした部分は、上半身の胸当て部分と肩ひもに使うので、捨てずにとっておきましょう。

STEP.03 股下・フロントをカットする

生地と生地が重なっている縫製部分や、金具がついているところは切りづらいので、裁ちバサミを大きく動かしてください。
ジーンズのステッチをガイドとしてうまく活用しましょう。
ステッチに対して平行に沿って切るようにするととまっすぐに切れます。
生地が厚い部分は、一度に切ろうとするとなかなかきれないため、少しずつハサミを進めていきましょう。

カットし終わってジーンズを開いた様子がこちら。ようやくエプロンの全体像が見えてきました。
後ろポケットの部分がエプロン正面の万能ポケットになるため、ポケットを作る手間が省けるんです!フロントのトップボタンが背面でエプロンを留めるボタンになるなど、ジーンズの機能をそのままエプロンに転用しています。

STEP.04 エプロンの肩ひもを切り出す

先ほど切り落としたひざ下の部分を切り開き1枚の生地にします。
ステッチ部分の強度が一番強いため、肩ひもの材料として最適です。

STEP.05 胸当て部分を切り出す

もう一方のひざ下部分を切り開き、ご自身のサイズに合わせて胸当てをつくります。この部分は正方形でも長方形でも構いません。お好みの形に切ってください。
これでパーツとなる部分をすべて切り出せました。右から腰巻部分、肩ひも、胸当てとなっています。次はいっきにミシンをかけてきましょう。

STEP.06 縫う部分に折り目をつける

ミシンを使う前に、縫いやすいように準備をしましょう。縫う部分をクリップで留め、跡をつけます。デニムは生地が厚いため、まち針よりもクリップを使った方がしっかりと生地を固定できますよ。加えてジーンズを2つ折りにしてクリップでごしごしとこすっていくと折れ目がつき、より作業がしやすくなります。

縫う部分をクリップでまち針代わりに止めておくと、あとの作業がスムーズです。

ここからはミシンの登場です。まずはいちばん面積の大きい腰巻部分から縫っていきましょう。切りっぱなしになっている端の処理をしてからすべてのパーツを縫い合わせていきます。縫った部分がわかりやすいように白い糸を使いますが、目立ちにくい黒や、逆に縫い目を強調するようなカラフルな色など、お好みで選んでください。また、分厚い縫い目部分を直接縫うとミシンの針が折れることがあります。

STEP.07 端の処理をする

不慣れな方は慎重に縫い進めましょう。フットペダルやミシンの機能で速度をでこまめに調整しながら、縫いやすいペースを見つけてください。真っすぐに縫うコツは、生地をまっすぐに整えながら縫い進めること。縫い目が歪んでしまう原因のほとんどは、縫い終わった部分の布が縮むように歪んでしまっていて、生地が真っすぐになっていないことです。ときには引っ張りながら、生地全体をミシンに対して垂直に保つと真っすぐに縫うことが可能です。
ミシンに慣れてくると、ゆっくりと縫い進めるよりも実はある程度速度があった方が勢いでまっすぐ縫いやすい印象でした。とはいえ、ケガのないように十分に注意して作業しましょう。ミシンやデニム縫いが初挑戦で不安な方は、ハギレなどで試し縫いをしてから初めてみてください。

STEP.08 股下部分を縫い合わせる

着用した際に正面になるバックポケット側の股下を縫い合わせます。今回は着るときに動きやすいよう、すべて縫わずに股下の部分をスリットとして残しています。生地が重なり合う厚さのある部分なので縫うのが難しいのですが、ハサミで余計な部分を切りながら、布の形にそって縫っていきましょう。できるだけ表となる面に縫い目が出ないように縫うと、仕上がりがきれいに見えます。

STEP.09 胸当て部分を縫う

腰巻き部分と同様に両端と上部の端を二つ折りにして縫います。底部は後で縫い合わせるため、処理は不要です。

SETP.10 すべてのパーツを縫い合わせる

まず、肩ひもは胸当て上部の角にそれぞれ縫い付けましょう。その後、胸当ての底部と本体を縫い合わせます。布が分厚い箇所なので縫いづらいですが、布を適度に引っ張りながら縫い進めていきましょう。
以上でデニム生地の丈夫なエプロンの完成です!
普段の料理にはもちろん、バーベキューなどのアウトドアでも大活躍。ミシンが本当に苦手・・・という方は、端の処理を布用の接着剤で代替も可能です(木工用ではなく、洗濯しても大丈夫な接着剤を選んでください)。ある程度強度が必要な、肩ひも・胸当ての部分はミシンで縫いましょう。この作り方では、着るときに動きやすいよう、股下の部分をスリットとして残しています。基本の作り方がシンプルなので、ご自身の好みに合わせてアレンジできる幅がとても広いです。またデニムにパッチワークを加えたり、ワッペンを縫い付けたり、ぜひオリジナルの工夫を加えて楽しんでみてください。
56 アイテム

DIYer(s)

WRITTEN BY

DIYer(s)

Japan

DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!